風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

また地震

2009年08月13日 | 出版
昨夜遅く、版元MのF氏とI譲が遊びにくる。なんでも本日から夏休みに入るそうで、その打ち上げを会社内で行っていたらしいが、あまりにくだらなくて飲み直しに来たそうな。そこでビールを飲みながら世間話。まず、のりPのタトゥーはどうよとなり、あれはダメだろうとなる。次いで、今度の選挙はどうするよという話となり、全員で、幸福を実現しちゃおうよと盛り上がる(ウソウソ)。
しかし、労働者階級には夏休みなんてものがあって、うらやましい限りである。こちらはルンブル(ルンペン・ブルジョアジー)という、マルクス主義の概念を超えた存在なので、365日24時間を戦わなければならない。しかし、少々お疲れなのだ。それはともかく、楽しくビールを飲んで23:30ころ解散。
別れ際にF氏から版元Mの出版目録を渡され、帰りながらしげしげと眺めるが、創立は弊社と同じくらいなのに、弊社の2.5倍の刊行点数を誇っている。しかも、いわゆる良書を数多く刊行されている。これでは営業的に苦しいかもしれないが、「いや~、立派な仕事をしている出版社は違うわ」と感心してしまった(感心している場合か!)。弊社も良書を量産したいものである。
今朝は起床すると7:00を回っている。当然の如く寝なおすことにするが、8:00前にまた地震があり目を覚ます。しかし起き上がる気力もわかず、また寝る。結局9:00過ぎまで寝てようやく起き出し、10:00前に家を出る。夏休みモードで、段々、家を出るのが遅くなっている。歩き始めると、両足のふくらはぎがはっていて痛い。原因となるようなことがまったく思い起こせないのであるが、どうしてなのだろうか。
しかし最近、地震がよく続くが、先日の静岡の地震で本の下敷きになって亡くなられたかたがいたようである。関東大震災が襲ってくれば、小生もそういうことになるのだろうか。昔むかし、地震とは関係ないが、平凡社の社員で、百科事典の在庫に押しつぶされて亡くなった方がいたと聞いたことがあるけれど、風塵社の在庫につぶされて死ぬのだけは、御免被度。
震度5弱の八丈島、各所で小規模土砂崩れ(読売新聞) - goo ニュース

本日は昨日と打って変わった曇天ではあるが、蒸し暑く感じる。お金がなくてルンブルはつらいものだ、と考えながら池袋まで。夏休みのためか、それとも出社時間が遅いせいか、お年寄りの姿が目立つような気がする。地下鉄がガラガラなのは快適でよろしい。10:30出社。まずは銀行のATMまでお使いに。もどってから、S社さんのお仕事に入る。終わったところを、S社Sさんにpdfファイルを送っておく。
せこせこ仕事をしていると、12:30。疲れて、とりあえずは囲碁。ついで昼飯を食べに出かける。外はそれほど暑くもない。本郷・大横丁商店街は、夏休みでシャッターが目立つ。昼飯を食べながら、某書を斜め読み。本を読むときは、パスタが便利でいい。片手だけで食べられるからだ。ご飯を食べるときは両手を使わないといけないので、本を読むことができない。しかしイタリア人は、本を読むためにパスタを発明したのではないだろう。
社にもどると、S社Sさんから、「いまからファクスを送ります」という電話。こちらのファクス機から、ドベドベ用紙が出てくる音を聞きながら、大阪のN氏にメール。そういえば最近、読みたい本と読まないといけない本がたまり始めてきていて、小生のキャパを超え始めている。どこかでまとまった時間をとって、読まないといけない本くらい読んでしまいたいところではあるが、とてもじゃないがそんな余裕はない。仕事が終れば酒だし、日曜はお山登りにでも行きたいし。似たような状態にあるだろう世の同業者は、いつ本を読んでいるのだろうか、と不思議に思うことがある。
14:30、S社さんの作業を再開することにする。15:30、難所にぶつかり、めげる。作業中断、当然のことながら囲碁に逃避行動。作業を再開するものの、なかなか思うように進まずイライライしてくる。締切が来週の月曜なのでまだあわてるほどではないが、サクサクはかどらないのはストレスである。途中、大阪のN氏から、メール丁重な長文の返信が届く。思わず「暇だねえ」と返信しておく。しかし、筆まめなやっちゃ。
18:00、ようやく一山を越える。あとは微調整を行なえば、またpdfファイルを送信できるところまで来た。われながらよくがんばるものだと、わが身をほめておこう。もう少しがんばって、pdfファイルを送っておくか。

幸福実現党、総選挙撤退案を撤回 保守との協力模索(朝日新聞) - goo ニュース
な~んだ。幸福が実現できないじゃん。


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