風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

毎度ながら山谷へ

2013年07月25日 | 出版
あまりブログ画面を真面目に見てなくて気付かなかったであるけれど、今月はこのブログの更新頻度が低くなっている。別にそれが高頻繁であろうが、世界に何かいいことがあるわけでもないので、どうでもいいだろう。
先日、ある曇りの日、都内某所山谷にチャリで向かう。懸案となっていた某発送作業を終わらせないといけないのだ。しかし、ほぼ月刊でミニコミを作っていくというのはなかなか大変だねえ。編集作業もさることながら、印刷・発送だけでも疲れる作業なのだ。小生は関わって20年くらいだけれど、その昔からずっとやってきていることなので、絶えないようにこれからも努力していかないといけない。
それで、毎度のごとく吉原ソープ街の脇を通り、いろは商店街へ。すると、商店街では小さなステージを準備しているところで、「尾藤イサオ歌謡ショー」のようなのぼりだったかが目に入った。へー、尾藤さんってこんなとこに来るのかとびっくりした。
「こんなとこ」とはまったくもって失礼な言い草ではあるが、東京のドヤ街にある商店街である。他の歌い手さんだったら、そんな仕事はお断りじゃないのだろうか。
現在いろは商店街では「あしたのジョー」のふるさとだと売り出しているわけで、そのからみで尾藤さんが招かれたのだろうけれど、そこで断らなかったところに尾藤イサオの男気を感じた。
しかし、こちらはそのショーを見に来たわけではない。別に用件がある。そこは素通りして発送作業へと向かうことになる。それで発送作業をしていたら、外から歌声が聞こえてきた。おそらく「尾藤イサオショー」なんだろう。もうそれなりにお歳の方だろうけれど、なかなか若い歌声で、「芸人さんってふけないのねえ」などと仲間内でおしゃべりをしながら作業。
ようやく作業も終わり、会社にもどることにする。そのステージの前を通り抜けようとしたら、杖をついたおじいさんがサインをしている。エッ、尾藤イサオって病気でもしたの?なんて思いながら近づいてみると、丹下段平に扮していたというわけであったのだ。なーんだと、ちょっと安心して会社へと向かうことにする。
今月の初旬、梅雨明けと共に東京もクソ暑くなってしまい、このままだと灼熱地獄だなあと心配していたら、その後、もどり梅雨となってなんだか蒸し暑いけど、気温はそれほどでもないという日が続いている。
昨日某会議があり、のそのそと行けば、Hさんはそれでカゼをひいてしまったようだ。そりゃそうだろうな。暑かったり寒かったり、歳をとればとるほど体温調整が大変なことだろう。
それで、その会議では某所のふざけた態度に憤慨しつつも、その対応を考えることになったのであるが、なんだかねえ、暗いものが付きまとう。しかし、その後は楽しく酒を飲んで散会。昼間水を飲みすぎたせいか、ちょっとビールを飲むと尿意をもよおす間隔がつまってくる。一緒に飲んでいたお仲間と別れたあと、地下鉄の構内でトイレを探していると、先ほどまで一緒に飲んでいたTさんと遭遇する。
「あっ、腹巻君」と声をかけられ、「さっきからトイレを探してうろちょろしているんですよ」と応えると、「ぼくもトイレに行きたくて」「そこの階段を下ってまっすぐ歩いていくとあったような気がしたんだけど」「そうそう」。
で、階段を下りた先を眺め渡してみるけれど、トイレの標識なんてどこにも見当たらない。まあ、いいや。池袋までもつだろうと判断し、Tさんとそこで別れて池袋に向かうことにする。池袋でたっぷりと放尿し、家まで歩いて帰る。帰るなり爆睡。
本日、朝起きてみると、昨夜の酒が抜け切っていない。あのホッピーが悪かったかと布団の中で自己批判を繰り返す。そんなに飲んでなく、そこそこ早い時間に帰ったはずなのに、どうしてこうなんだろう。外を見ると、曇っていてまだまだ雨が降りそうな空模様だ。ああ、そのせいだ、きっと低気圧でこっちの調子が悪いんだなと理解することにする。
それでも布団から這い出し、10:00には終わらせないといけない用件もあるので会社に向かうことにする。9:00過ぎには出社。現在抱えているテープ起こしの作業があるのだけれど、すぐそれに集中できるわけではないのだ。
しかし、すぐ仕事モードにスイッチが入る方法というのはないものだろうか。小生の場合は、どうしてもそれがうまくできない。気がつくと、延々とネットで囲碁をやっていたりする。ようやく仕事をし始めたら、くだらない電話がかかってきて集中が途切れ、また囲碁に向かっているなんてことがしょっちゅうなのだから困ってしまう。
一人で作業しているとそんなものかもしれないが、そういうスタイルは怠惰だった高校生時代からまったく変わってないような気もしてしまい、人間ってそうそう変われないものだなあと嘆息をつくしかないのである。
それでも、10:00過ぎには某件を終わらせ、テープ起こし作業に入る。昼飯をたらたらとすませ、午後もテープ起こし作業。

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