風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

スケスケハードぼかし

2007年09月20日 | 出版
昨夜は紛失してしまったボロアパートのカギを大家さんから受け取るために指定された部屋に行ってみるがまだ届いておらず、なんとなく自分の郵便受けを覗いてみたら、見慣れた茶色い革のキーケースがあるものだから、思わず「ワッ」と叫んでしまった。どうやら出掛け際に共同トイレを使った際にカギを置いてきてしまったらしい。見つけた住人の誰かが、カギに着けられた「●荘▲号」というワッペンを見て、ポストに入れてくれたのだろう。4日振りに入る我が家は畳の香りがこもっていて、小さい頃親に飲まされた青汁を思い出す。
ホッと一息してから、美学校時代の友人らと高田馬場の飲み屋で落ち合い、0時頃まで酒を飲む。21時頃に飲み屋へ到着した時にはすでに宴会は始まっていて、この日は美学校代表のFさんも同席していたので、みんな大はしゃぎだ。22時頃、Fさんが席を立つときに、「じゃあこれな」と5千円を置いていってくださり、その優しさにド貧乏な我々は目に涙を浮かべて喜び、その後浴びるように味の薄いワインを飲んだ。

今朝9時過ぎにエンヤコラと壱岐坂を立ちこぎで上がっていたら、真っ赤なTシャツを着た腹巻オヤジの後姿が目に入る。随分早い出社だ。後ろから声を掛けると、資金繰りの苦労から顔色が悪く、目がつり上がったオヤジが振り返る。殺気立っている様子なので、大人しくする。

10時前に、倉庫会社のNTSが改装分の書籍を届けに来社。10時過ぎにオヤジが資金繰りの旅に出る。その後すぐにI出版企画のSさんが来社。腹ペコだったのか、ナシを皮ごとムシャムシャ食べ、レーズン食パンを3枚平らげる。一息ついたところで、マタンゴにはリンゴを一個くださった。Sさんが帰ってから、直販の出荷作業に取り掛かる。

11時過ぎに、F社のS社長がP舎に来舎。
12時半頃、資金繰りの旅から戻ったオヤジがS社長と昼食へ行く。
昼過ぎに、E製本社長が集金のため来社。その後、Y印刷のFさんが来社。オヤジが席を空けていたため、他社に寄ってから来て下さることに。
14時頃、『画本宮沢賢治』の小林敏也さんがP舎に来舎。
15時頃、再度Y印刷のFさんが集金のため来社。

17時頃、某新聞社広告部のTさんが広告掲載紙を持って来社。話が盛り上がり、18時を過ぎた辺りからオヤジとTさんは白波を飲み始めた。途中、エロビデオの話になった時に、オヤジがしきりに「無修正はダメだ、スケスケハードぼかし(?)が最高だった」という。スケスケハードぼかしが何なのかいまいち分からなかったが、局部をモザイクや塗りつぶしではなくモノクロにしたエロビデオのことらしい。20年前に流行っていたそうな。
朝日新聞主催の第32期名人戦挑戦手合七番の勝負が気になる囲碁好きオヤジがネットでチェック。そして、「マタンゴ君、『本因坊』って知っているかい」と聞いてきた。まったくわからなかったため質問を質問でかえすマタンゴだ。そこで、毎日新聞は「本因坊決定戦」、読売新聞は「棋聖戦」、日経新聞は「王座戦」というように各社が主催する囲碁選手権に名前があることを知る。「張栩碁聖のウンコなら食うぞお」とオヤジが言い放ったところでお開きに。Tさんが帰ってから、マタンゴはコンビニで夕食を買って食べ、オヤジはSさんがお土産にくれたリンゴをかじった。

19時頃、F社のSさんから電話があり、22日の北尾トロ講演会にSさんとU君は明日から出張のため出席できないけれど、Tさんがお友だちと聞きに来てくださるとのこと。キンチョーが高まる。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Gen.)
2007-09-21 21:26:47
キーケース、出てきてよかったね。

Gen.
返信する
コメントありがとうございます (マタンゴ)
2007-09-22 11:00:30
Gen.さんへ
このほかに最近は自転車のカギを落としたり、財布を忘れて出社したりと注意力が低下しているので、気を引き締めようと思います。
一人暮らしに慣れてきたのかもしれません。
返信する

コメントを投稿