風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

3月の〆日

2009年03月25日 | 出版
昨夜もダラダラと作業が続く。しかし、まいったねえ。こういう作業は、一気にガーッとやってさっさと終らせるのがベストだとはわかっていても、こちらも人間である。バカらしい作業となると、なかなか集中ができない。一語拾っては、ハァとため息をつき、二語拾っては、生きているのがイヤになる。そういう状況では、なかなか思うように進捗できない。困ったものだ。
21:00過ぎ、仕事をやめることにして、上がりを1杯。がまた1杯。ついでにyoutubeなんか見始めたりして、22:30までダラダラ過ごし、帰宅することにする。すると後楽園駅で、S企画のM社長とバッタリ遭遇。「強風にさらされて、ジーッと耐えているようなものだなあ」と愚痴をこぼされて、茗荷谷で別れる。こちらは23:30帰宅。WBCの結果をニュースで見ようとしても、トップニュースだったのだろう、もうその話題にはふれようともしない。ということで、おとなしく寝ることにする。夜半、自分の叫び声で目が覚める。いよいよ、資金繰りで追い詰められてきたか。

明けて本日。朝刊を見ると、野球の話題で大賑わいだ。しかし、韓国と5回も試合をするトーナメント方式はいただけない。一方で、経済効果が500億超と言われているが、弊社には関係ない。サッカーよりも野球のほうが、盛り上がり方はちがう。
WBC劇的勝利「効果506億超」 優勝セールやグッズ販売(産経新聞) - goo ニュース
今日は3月期の〆日である。3月も今日で終わりだ。会社に遅く到着するわけにも行かないので、9:00前に家を出て最寄り駅から地下鉄に乗る。外は、いまにも雨が降ってきそうな曇天である。頭髪がネチャつき始めているので、昨夜お風呂に入らなかったことを、激しく後悔する。池袋駅で乗り換えようとすると、まだまだ寒いなか、52歳(推定)の男性がタンクトップ姿で電車を待っている。時折肩を上げたりしてヘンなポーズをとっているから、お前はバレリーナか。9:20出社。
昨日、出荷の準備はだいたい終らせていたので、あとは荷物を外に出し、伝票を出力するだけである。ということで、早々に〆日の作業は終了。先月よりは売上が回復したというか、先月の売上が悪すぎた。やはり、月に1冊は新刊を出していかないとまずいなあと思いつつも、来月も新刊は出そうにないので、『ポピュラーTV』の売上で凌ぐことにしよう。しかし、早く、コンスタントに新刊を刊行する体制を作っていかないとしょうがない。
そこにE堂製本N氏が、『ポピュラーTV』の配本残を運んでくる。某社でも早期退職者を募ることになったそうで、「どこも大変ですよねえ」とN氏。地方の精密機械工場が雇用確保のために和菓子を作り始めたというニュースを思い出し、「E堂も、工場の隣りが市場なんだから、有機農業でもやったら。製本にんじんとか売れそうじゃん」と冗談を言っておく。
その後、配本残をエッチラオッチラ、会社の奥深くに運びこみ、これで〆日の出荷作業は11:00に終了。今月も、あっという間の出荷であった。しかし、久しぶりに荷物を運んだせいか、背中が張って少々痛い。歳かいな。
そこで、昨日からの続きの作業。そうはいえども、昨日、1/3ほどは終わらせているので、がんばればもう一息だ(このがんばればという前提が難しすぎる)。セッセコセッセコ、先方の指定している語句の検索をかけるが、たまに検索してもない語句がある。なんじゃそりゃ。
としているところに、Y印刷Y氏がご来社。早速首を絞められて、「早く払えよゥ!」と恫喝を受ける。乱暴者には困ったものだ。そこでこちらも集中も切れて、本日も囲碁ゲームにいそしむことにする。Y氏はいじめるだけいじめて、次のお客さんのところに向かっていく。こちらはメシでも食おうかと思ったが、なぜか腹が空かないので、再び囲碁。外は、けっこう降っているようだ。
14:00、ようやく腹が減ってきたので飯を食べに行こうかと外に出るが、雨はやんでいるものの寒い。結局コンビニに逃げ込んで、サンドとおにぎりを購入。社にもどり、食べながらまた囲碁。
14:30、あともう少しだと思い直し作業再開。ジタバタ、ジタバタとしていると、16:30語句の拾い出しは終了。しかし、それからがまた問題なのだ。索引機能で拾い終えたデータを、自動的に統合させて、アイウエオ順のノンブル順に並び替えることができるのではあるが、これには少々時間がかかる。セットだけして、またドトールにしけこむことにするかと外に出たら寒い。ということで社内で寝ることにする。
18:00前、ようやく目が覚めると、まだパソコンの作業が続いている。これはまいった。こんなに時間がかかっても処理が終らないとは、計算違いであった。というか、よく寝たというべきか。ということで、睡眠を充分にとったところで、まだまだ作業は続く。


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