風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

炎天下と豚汁Tシャツ

2006年07月26日 | 出版
今日は最近ご無沙汰していた晴れ空が広がり、締め日明けの幸先よいスタートを予感する。「天気もいいことだし、久しぶりにロックンロール営業だな!」と、腹巻オヤジ。

今日は、川崎・蒲田方面の書店へ営業にうかがう。マタンゴは川崎市内に住んでいるので、この辺は定期券内だ。そのためSuicaのチャージ残高を気にすることなく乗り降りできるからいい。お金の心配があると、心にゆとりがなくなるからよくない。
蒲田の有隣堂さんにはオヤジが懇意にしている担当さんがいる。タイミングの悪いマタンゴは4回訪問しているのに、まだ1回しか会えていない。今日こそは、と期待して行ってみるも、検品作業で超ご多忙中のため、お会いできなかった。
いつだって書店さんは忙しい。その忙しい合間をぬって話を聞いてもらうのだから、営業マンはスピーディかつ簡潔なトークで営業しなければならない。スマート営業を心掛けて早4ヵ月。いまだにドンくさいマタンゴに、未来はあるのか。

お昼にサンドイッチを頬張っていると、今日の昼ごろに倉庫会社さんが書籍を預かりに来ることを思い出す。毎週火曜に返品される本がたまっているので、倉庫会社さんを呼んでいたのだ。今ごろオヤジがせっせと山ほどある書籍を移動しているかと思うと、わたしも早くご飯を食べて出動せねば、という気になる。会社にもどって聞いてみると、昼はオヤジも多忙になったため、明日に延期になったそうだ。ガッカリ。

日本ヴォーグ社から出ている『POST CARD ぬり絵』にはペット編と草花編が出ているのだが、書店さんの話によると草花編のほうがよく売れているらしい。ポストカードに限らず塗り絵全体を見ても、動物やマンガを画題にしたものよりも、植物の塗り絵に人気が集まっているようだ。
わたしだったら、迷わず毛のフサフサした動物たちの塗り絵を選ぶと思うのだが、あと何十年か後にはマタンゴもガーデニングをはじめ、ゆくゆくは草花の塗り絵にハマるのかな。いやいやそんなことはない。懐メロや童謡を口ずさみながら、『うたうぬりえ帖』を楽しんでいるだろう。だいたい、庭付きの家に住めそうにない。

うだるような暑さが夕方まで続く。息切れしながら駅の階段を上っていたら、黒地に白い文字で「豚汁」と書かれたTシャツを着た外国人男性が目に入る。なんだそりゃ。「ブタ」も「シル」も暑苦しいイメージがあるから、後姿を見ているだけで頭の中がグツグツと茹だってくる。


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