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白子(黒子)が登場 ”南総里見八犬伝”  於・国立劇場

2015-01-27 23:55:25 | 観劇

 

今年の観劇初めは 音羽屋さんの 歌舞伎です。

 

菊五郎さんの発案により 雪・蛍・紅葉・桜 と四季が

入りました。

 

ニ幕目の雪景色 菊五郎扮する火遁の術を操る犬山道節(忠)

についたのは黒子ならぬ 白子でした。 一面雪の設定です。

 

里見家滅亡のあと 「忠」 「孝」 「義」 「信」 「悌」 「智」 「礼」 

「仁」 と書かれた水晶の珠を持った 牡丹の花の痣がある

八人が生まれ、 機が熟し、 出会って 力を合わせ 主君の仇を

取るというお話。

 

抜くとたちまち雷鳴とどろく 村雨丸という刀を持つ犬塚信乃(孝)に

菊之助、 信乃が預けられていた家の下男として働く 犬川荘助(義)

に 坂東亀寿、 信乃と大屋根の上で格闘し 共に利根川へと落ちる

犬飼現八(信)に 尾上松緑、 現八の乳兄弟で相撲取りの犬田小文吾

(悌) に 坂東亀三郎、 女田楽師となって仇を探す 犬坂毛野(智)に

品性溢れる 中村時蔵(サマ)、 武者修行の最中に 敵討ちの現場に

居合わせる 犬村大角(礼)に 中村萬太郎、 もう一人と探し出された

犬江親兵衛(仁)に 尾上左近 の 配役です。

 

坂東亀三郎さんと 亀寿さんは 兄弟、 尾上左近ちゃんは 松緑さんの

ご長男で 八才です!  立派なもんです。

 

 

             

 

ご存知 国立劇場名物の 平櫛田中・作 『鏡獅子』 

六代目菊五郎がモデル、 制作に20年かかったそうです。

 

新春にふさわしい いい演目でした。 1月26日観。

 

 

       by   風呼             

 

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