ピカソ・マニマニア

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”春の祭典”  映画『pina』より

2012-03-17 22:25:51 | 映画

 

昨日見た ピナ・パウシュの踊りは ボクシングの強烈な連続ボディブロウ

をくらったよう。  私の腹部に痣をつくった。

 

 

   ”春の祭典”

 

ドンツック ドンツクック ドンツックウ ドンツックウ  

 

楽器を知らないものの作曲だ

初演時 サン・サーンスは席を立った

 

ドンツック ドンツクック ドンツックックウ ドンツックックウ 

 

豊作を願い 大地の神へ

長老が生贄を選ぶ

 

不協和音は そのおぞましさ

 

複雑なリズム ポリホニーは

農民たちの 鼓動と叫び

 

選ばれた処女は

赤いドレスに着替え

 

死に至るまで踊る

踊り続けねばならぬ

 

春の祭典

 

 

 

ストラビンスキー作曲の この曲は 初演時 ニジンスキーによって

振りつけられました。  ピナ・パウシュは ニジンスキーと同じ生贄

の儀式として 少女の恐怖を表現しています。  エロスの祭典だとか

振付師によって いろんな解釈がされています。

 

この曲を聴くと わさわさと 心が騒ぎ不安になる

        風呼   でした         

 

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