ピカソ・マニマニア

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『RURIKO』  林 真理子著

2011-06-07 23:54:41 | 

 

フィクションと銘打ってありますが 女優 浅丘ルリ子さんの 半生記です。

父親は 満州の官吏、 映画が好きで 満映に入り浸り、 たまたま連れていた4才のルリ子を見た 満映理事長の 甘粕正彦(!!)に 将来の大女優を約束された。

それほど 幼少時から 際立って美しかった。 

日活映画でコンビを組んだ 小林旭に始まり 夫となった石坂浩二等 絶える事のなかった男関係につても まだ生存している人も含めて かなり突っ込んで書いてあります。

が 彼女が生涯愛したのは 石原裕次郎だった。 

 

物にこだわらないさっぱりした性格の方のようで 美空ひばり 小林旭の奥さんなどにも 慕われておられたようです。

最近亡くなられた 大原麗子さんも 死の直前まで 頼っておられたと聞きます。

 

映画の衰退に伴い テレビにも進出されます。

そして舞台にも。

蜷川幸雄さん演出の舞台 『にごりえ』 を 見たことがありますが、 口跡もよく 宝石それもダイアモンド、 ルビー、 エメラルド、 サファイア 全てを併せ持った美しさでした。

  

日活映画全盛期の スターたちの様子に興味を覚えて読み始めましたが 甘粕正彦の知られざる一面とか 興味深く 面白かったです。

 

           風呼r  でした    

 

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