サンシャイン劇場は池袋駅から遠い。
どのくらい遠いかというと JR池袋中央口から暫く歩いて 地上に出る。
地上を又暫く歩いて エスカレーターで地下に行き また地上に出て サンシャインシティ 文化会館を 端から端まで横切って エレベーターで4F はあはあ 20分位かかった。
階段がなかったら 自転車で行く距離だ。
一時間前から発売の当日売りに 人が結構並んでいた。
抽選で二人に一人しか買えないそうです。
半分の方は 並んだだけで おしまい。 ごくろうさま。
補助席が出ていましたが あれが当日券なのでしょう。
サンシャイン劇場は 客席が 816だそうです。 狭いんだ。
さて 劇です。
私は 2000年の『阿修羅城の瞳』 2002年の『アテルイ』 2008年の『五右衛門ロック』 と見ましたが 今回が一番つまらなかった。
全編これパロディ それも余り質の高いものではない。
主人公の番長は 半分ロボットという設定、 剣玉を操るスケバン刑事(デカ)と共に
高校に忍び込んで 悪を暴くという ドタバタものです。
新感線は いつもドタバタだけれども 動作が激しいという ドタバタなので 今回のはちょっと違う気がします。
舞台に緊張感が足りない。
主演で客演の坂井真紀さんだけが ひとり落ち着いている。
アクションも 切れのいい動きを見せたのは 与作(?)だかをやった一人だけ。
鋼鉄番長役は 体も鍛えてあるし いいのですが 主役の華がない。
本人自らが 古田新太が出てきたら 「主役のオーラが出ている」と 言った位です。
30周年の記念公演らしいのですが 沢尻エリカもどきとか アリエッティもどきとか
女優さんが良かったので 勿体ないなあと思いました。
アバダーもどき とか ヘアースプレーもどきとかも 出てきます。
ところで古田新太さんが スマートになられて とても素敵でした。
でも 素敵な古田新太さんは 新感線には 必要ない気もするのです。
30周年記念なので パンフレットが 新感線地獄表なる記念本と二冊セットで3000円。
新感線よお前もか! 高くてびっくりしましたが 読みではあります。
格好悪い古田新太が見たかった
風呼r でした
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