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千葉県住宅供給公社の本拠、通称「本千葉ビル」解体へ 

2009年10月15日 23時50分36秒 | others
 京成千葉中央駅の並びにある千葉住宅供給公社本千葉ビル、通称「本千葉ビル」は、学生時代から私にとって馴染み深い場所である。本千葉ビルの地下といえば、その昔から幅1メートルくらい通路に居酒屋やスナックなどがずらりと並ぶ飲食店街になっていて、昭和の頃から安サラリーマンには馴染みの場所だったし、私も何度かそこで鯨飲したこともある(養老の滝とあったな-笑)。だが、私にとって馴染みがあるのはこの飲食店街ではなく1階、つまり路上に店を構えていたディスクユニオンの方である。初めて赴いたのは確か中学時代だったハズだが、以来、実質的に千葉県内で大量の輸入盤、中古盤が購入できる唯一のショップとして、ずいぶんあしげく通ったものだった。

 ところが半年前くらいにこのディスクユニオンは他の場所に移転してしまい、ここにくることもめっきり少なくなってしまったのだが、本日、別の用件で京成中央駅で下車することになり、付近を歩いてみたところ、同じく店を構えていた昭和40年代の香りがする宝石商、画廊、タバコ屋もみんな閉店して「45年間ありがとう」みたいな挨拶書きがシャッターに張ってあ、まるで廃墟のような佇まいを発見、「あぁ、ついにこのビルも丸ごとスクラップになるんだな」と感じ、一枚パチリとした次第である。人によっては「ひとつの昭和の終わり」と感じる向きもあるだろうと思う。そーいえば、新しいディスクユニオンには未だ一度も行ってない、どこにあるのだろう?。

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1237255018
コメント (3)
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