Blogout

音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

BolgOut in 台南 2010

2010年01月22日 23時02分44秒 | 台湾のあれこれ
 台南は台北から新幹線で約90分南下したところにある台北、高雄、台中に続く、台湾第四の都市である。新幹線は昨年高雄に行った時の同一路線なので、これで2度目でリラックスして乗車、あっという間に到着した。新幹線の台南駅は在来線のそれと距離がかなり離れているので、無料バスを使って、台南市街地の中心にある台南駅に到着。台南駅は日本統治時代に作られたものものだが、台中駅みたいな「東京駅スタイル」ではなく、白亜の別荘のような建築で、ターミナルははヤシの木があり、中に入ると高い天井という、いかにも南国の駅という風情がうれしい。

 ここからしばらくぶらぶらして、旧林百貨店に行ってみた。林百貨店というのは昭和初期に台湾最大のデパートだったらしく、このあたりは末広町と呼ばて、けっこうにぎやかな商店街だったようだ。現在ではこの朽ちかけたブラウンのクラシックな建物はバリケードが張られ、修復工事をしているがところで(修復して何になるのだろう?)、近辺もどちらかといえば、官庁やビジネス街といった風情だったが、往事のにぎわいは偲ばれる雰囲気であった。また、その近くにある日本統治時代に作られた旧県庁だか市役所だかを利用して作られた文学博物館(こちらは赤煉瓦の東京駅スタイル、中庭に屋根をつけてそのまま展示スペースにしてあるのがユニーク)を眺めたり、駅前に排骨飯を食べたりして、半日ほど観光してみた。全般的に都会化して東京みたいになってしまっている台北や高雄に比べ、こちらはまだまだかつての台湾、或いは日本統治時代の雰囲気が随所に感じられるのがうれしく、またゆっくり来てみたいなと思ったくらいだ。

 台北から帰った後、景美夜市と師大夜市をぶらりと出かけてみた。前者はMRTの景美國小駅の近くにある、どちらかといえば非観光夜市で、後者の景美國小駅から2つ台北寄りの台電大楼駅にある学生街夜市である(師範大学が付近にあるため、ちなみに昨年行った公館夜市は台湾大学の近くにあった)。どちらもこじんまりした夜市で、雨降り、夜半という条件もあったのか、人並みもそれほどごった返した感はなく、けっこうそぞろ歩きしながら散策した。台北の夜市もかなりあちこち回ってことになるが、結局はどれも似たような雰囲気なので、さすがにどれだか分からくなりつつある(笑)。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« BolgOut in 台湾 2010 | トップ | 台湾懷舊電影 「王哥柳哥00... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

台湾のあれこれ」カテゴリの最新記事