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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

はがきスタジオ 2007

2007年11月13日 23時07分35秒 | PC+AUDIO
 そろそろ年賀状を準備する時期になってきた。昨年は喪中で年賀状をつくらなかったので、なんかやけに久しぶりな気がする。私の使っているハガキ作成ソフトは以前にも書いたとおりマイクロソフト社の「はがきスタジオ」なのだが、そういう事情で昨年は購入しなかったので、最新ヴァージョンを購入しようと思って調べたところ。このソフト、今年は新ヴァージョンを出していないことが分かった。本年は出さないのか、開発が中止になったのかよく分からないが、多分、後者なのだろう。さすがのマイクロソフトも、ことハガキソフトに関しては、筆王、筆まめ、筆ぐるめという三大筆ソフトに太刀打ちできなかったというところかもしれない。

 まぁ、年賀状ソフト現状のは、どれも必要機能はほとんど盛り込み済み、多機能を競うという点でも飽和状態になってしまい、あとはオマケで付いてくるイラスト・データの質と分量勝負みたいになっているだろうから、3年前のソフトであろうと、本屋で売っている素材本でも購入してくれば、こと足りるとは思うのだが、年末にハガキ作成ソフトの新版が購入できないというは、なんとなく寂しいものがあるのも事実。そこで昨年購入しなかった「はがきスタジオ2007」の方を購入してみた。一年前に出たハガキ作成ソフトだからメインの素材はほぼ全滅だろうが、これが最後のヴァージョンとなる可能性が高いことを考え合わせると、やはり買っておくべき....と考えた訳である。

 で、この「はがきスタジオ2007」だが、基本的には従来のヴァージョンからほとんど変化はなく、新たに画像処理関係の機能が多く追加されたという感じらしい、静止画をイラスト風にデフォルメする「マジカルスケッチ」、輪郭を切り抜く「マジカルクロップ」といった機能がそれだが、私みたいにPHOTOSHOPを使っている人だと使うかな?。という感じである。まぁ、このソフトはそもそも機能を絞り込んでいったところに好感を感じていたので、あれこれ追加されたりするとかえって困るので(だったら、新ヴァージョン買う必要もないか-笑)、まぁ、安心して使えそうではある。ただ、まぁ、次のヴァージョンではもう少しMS Officeライクなインターフェイスになるかとも思っていたので、まぁ、その点は残念だったともいえるが....。
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CORE POWER CoRE-500-2006aut(電源ユニット)

2007年10月19日 22時28分56秒 | PC+AUDIO
 先日も書いたとおり、別の部屋に置いてあるサーバ機能などを担っていたパソコンが起動しなくなってしまったので、やけに久しぶりにパソコン雑誌を購入したり、ネットを調べたりしていたのだが、あれこれ調べているうちに、電源ユニットがとても安いことに気がついた。以前はそれなりに高出力のものだと、2万とかいう大枚をはたいて購入する必要があったのだけれど、最近は5,6千円で買えてしまうのだ。もちろん、そういう高級機というのも依然としてあるんだろけれど、もはや500Wクラスの電源ユニットなどとのは、もはや普及帯になったということなのかもしれない。

 さて、機能停止中のパソコンはその症状から、電源ユニットであろうことはうすうす分かっていた。が、狩りにそうでなかった場合、原因の特定がやたら面倒臭かったし、購入した電源ユニットが無駄になってしまうので、購入は二の足を踏んでいただが、5,6千円と分かったら、仮に故障の原因がこれでなかったとしても、「まぁ、いいか」で諦めがつきそうな気がしたので、早速購入してみた。
 結果は無事起動に成功。やはり電源ユニットがお亡くなりになっていたという訳だが、Athlon3000、HDDは旧タイプのATA(購入した電源ユニットにはシリアルATAの端子がついていたのには時代の流れを感じたが-笑)、グラボはGT6600と、キャプチャーはMT200と....古さ全開のシステムではあるが、これで当面はしのげそうだ。
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自作PC起動せず

2007年10月09日 23時06分33秒 | PC+AUDIO
 もう一ヶ月以上も前のことだが、自宅のデスクトップPCが壊れた。症状は電源が入らないである。パワーボタンを押してもウンともすんともいわない、ファンすら回らない状態である。この症状からして、おそらくは電源ボックスがお亡くなりになったと思われるのだが、正直いってどこが悪いのか検証してみようという気もおこらない。このパソコン自作機なのだが、光学系ドライブが4つ、ハードディスクが3~4台、グラボ、キャプチャーカードと、機能満載といえば聞こえはいいが「なんでもかんでも乗せちゃえ」みたいなノリでどんどん拡張していたので(CPUやマザーは何度も換装した)、よくもまあ5年間も健気に動いてくれたものだと逆に感心するくらい、様々な不安定要因をかかえていたPCだったのである。

 なので、これを再生して使おうという気はあまりないのだが、そうなると自宅にはノートパソコンしかないことになり、このパソコンが担っていた各種サーバ機能が停止してしまっているので、さすがにどうにかしなければいけないと思い始めてきた、なにしろ、うかうかしていると年賀状の季節になってしまうではないか!。さすがに年賀状はノートパソコンを膝にのっけてぱちぱち打つという訳にはいかぬ。
 そんな訳で、このPCを再生しないとなると、新しいPCを用意しなくてはいけないのだが、いったい構成のパソコンを購入したらよいか、もうさっぱりわからなくなっている。CPU、グラボ、マザー、HDD、電源ボックス、そして筐体などなど、凝り出せばキリがない世界なのだが、ひとつだけ決まっていることがある。それはもう自作はしないということだ。昔はそれが楽しみだったのに、この5年の間にプラモよろしく自作機を組み立てる楽しさみたいなものが、すっかりなくなったしまったからだ。

 なのでこれから、パソコンを購入するとしたら、注文生産のような大手メーカのものか、組み合わせに融通の利くハウス・コンピュータかなにかしようと思っている。最近はパソコンもだいぶ安くなってきたイメージがあるもんで、このところあれこれ調べてたりしているんだけど、メモリは2G、ハードディスクは500GBとかそこそこの組み合わせを選んでいくと、やはり20万くらいに近くなっちゃうんだよね。これまであった各種サーバ機能だけを再現するなら、別に5万とかでも出来上がってしまうかもしれないのだけど、購入するとなると、どうして欲がでちゃうんだよな。はて、どうしよう?。
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液晶テレビ

2007年10月02日 23時54分17秒 | PC+AUDIO
 私はオーディオにはうるさい方だが、画像に関してはあまり頓着はない。だから、自宅のAV環境はオーディオこそ、そこそこグレードで7.1ch環境を整えてあるものの、テレビの方はそこらの電気屋さんで、数万円で購入してきた安物のブラウン管型で、目下のところ、それらあまり不満もない。ただ、アナログ放送終了のアナウンスも見えてきた昨今、液晶TVが俄然勢いを増し、価格の方ももかなりの勢いで値下がり始めたせいか、私の周りでも購入する人がちらほら出てきたりして、私もなんとなく気になってきたというところだ。

 そこでたまにネットであれこれ調べてみるのだが、こと液晶TVに関しては従来の国産家電メーカに加え、PCメーカ系、ベンチャー企業が企画発売していると思われる激安系といろいろあって、どれがいいのかさっぱりわからない。例えば画質、さっきも書いたように私は画質には頓着しないので、そこそこ見れればいいと思っているから、激安系なんかでもいいかななどとも思うのだが、液晶TVに関しては動きの速い場面とかになると見づらいとか散々いわれたせいもあって、ブラウン管型から明らかに劣るようなものなら、多少高くてもそれなりのグレードの方がいいかな....などと考えたりもする。あと、配線、AVアンプをセンターにして、ケーブルTVのチューナーだの、DVDプレイヤー、あと液晶テレビとなれば、PCを接続してそこでオンライン・ゲームをやるなどというオプションも出てきたりする訳で、それら様々な仕様の端子をどうやりくりするか....などと考えると頭が痛くなる。昔はそれを考えるのが楽しかったんだけどな。

 まぁ、そんなことを考えると液晶テレビだけではなく、こうなったらAVアンプ、ついでにAV用のパソコンなども改めて全部新調してしまうおうかなどとも考えないこともない。ただ、そのあたりはそもそも家を新築したら(そういう計画がないこともない)、併せてリニューアルしようと思っていたので、いかにも半端になるし、繋ぎでそんなものを購入できる財力もないしで、いつも考えそのものがここで頓挫してしまう。実は夏頃から何度も考えいるのだが、さて、テレビだけでも購入することになるんだろうか?。
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SACDの音 [3]

2007年09月16日 15時07分27秒 | PC+AUDIO
 ちょい前に話題に出したアシュケナージ指揮によるマーラーの第7番のHDCD盤を入手したので、SACD盤と聴き比べをしてみた。印象としては、空間表現と音の滑らかさみたいなところでSACDが優れているという感じである。これの差を例えると、ちょうどMDやMP3で聴いたソースをオリジナルのCDで聴いた時に音質向上感に近いものがあるといったところか。SACDを長時間聴いた後、CDを聴くと、高音に特有の鋭さというかある種のざらつきのようなものを感じるし、弱音部での音の細やかさみたいなところが、粗雑に聴こえてくるという感じなのだ。とはいえ、それも数分も聴けば慣れてしまう程度の落差ではあるのだが....。

 思うに、SACD化して聴き映えがするのは、やはりアナログ録音ではないだろうか、このところ聴いた一連のSACDではマイルスの「フォア・アンド・モア」やブーレーズの「春の祭典」といったアナログ録音の方が、明らかに音質のグレードが上がっていることを実感できるというか、「やはりCDの音質には限界があったんだねぇ~」と思える音質になっているので不思議だ。やはり現行のデジタル録音は未だにマルチビット方式だからそのあたりでいろいろ問題あるのだろうか?。
 ともあれ、リッチな音ではある>SACD(2002年1月13日(日)22時33分)

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まぁ、今思うと「フォア・アンド・モア」や「春の祭典」で感心した音質のグレードアップというのは、SACDという器の恩恵もさることながら、やはりその時に施したリマスタリング&リミックスの効果というのも大きかったという気がします。なにしろ、「春の祭典」などCDで聴いても前のものとは全く違った音に聴こえましたから。
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SACDの音 [2]

2007年09月15日 15時43分48秒 | PC+AUDIO
 先日購入したもう一枚がSACDがアシュケナージがチェコフィルを振ったマーラーの7番で、これはエクストンというレーベルから出ているものだ。エクストンはこのところアシュケナージを中心にして、良い録音のディスクを頻発しているレーベルで、江崎というエンジニアが録音は仕切っているらしいが、日本のレーベルだけあって調度デンオンあたりに近い、ホールの響きをまるごと収録したような音調(ワンポイントでは明らかにないが)である。デッドで近接した楽器群が非現実的なパノラマの演出する昔のグラムフォンやデッカ調のハイファイ録音で育った私としては、この音はあまりにも自然すぎ、優等的なバランスが勝ち過ぎていて、イマイチおもしろみに欠ける気がしないでもないのだが、この「まるでホールで聴いているかのような音」は心地良くないはずはない。某オーディオ誌上で10点満点をとっていることが納得できる素晴らしい音である。

 さて、このディスクにはCD層がないので、SACDとの聴き比べはできないが、おそらくもっとグレード高いキカイでかけたら、特にホールの残響みたいなところはもっと雰囲気豊かに再生されるのではないかと思う。SACDの良いところはなんといっても高域成分にあるワケで、やっぱりそのあたりを期待させる音ではある。ただ、まぁ、このディスク、CDはHDCD盤として出ているので、この盤に限っては、むしろそちらのディスクをラックスで再生した方が断然期待できそうなのだが....。
 それにしてもSACDは高い。一枚3~4,000円はする。思わずCD創世記の頃を思い出す価格で、一枚2,000円くらいなら、つべこべ考えずに買えたりする私でも、さすがに「これはオレにとって本当に必要なソースか?」なんて、ちょいマジで考えたりしてしまう。まぁ、これは私にとっては良いことなのかもしれないけれど....。

 で、いくら音が良くても演奏がつまらないんじゃ、話にならないワケだがこのアシュケナージとチェコ・フィルの演奏は、良くも悪しくも中庸。大きな破綻もないが、とりたてて際だった個性も感じられないってところ(彼の弾くピアノのキャラと全く同じね)。
 マーラーの7番は、マーラーの交響曲の中ではもっとも「とりとめがなく、散漫な構成に感じられなくもない曲」であって、演奏によっては、真ん中に配置された叙情的な2つの夜曲とシュールでやたらとテクニカルなスケルツォと、両端のケバケバしい楽章とがどうもバランス悪かったりするワケなのだが、アシュケナージの演奏はこのあたりは差異を際だたせず、割と統一感をもたせ一貫した演奏になっているあたりは買える。が、反面どれもぬっぺりとして、この曲が内包する情報量みたいところも相殺してしまっている感もあって、やっぱりこのあたりがこの曲の演奏の難しさというところなんだろう。(2002年1月3日(木) 14時34分)
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SACDの音

2007年09月11日 23時40分35秒 | PC+AUDIO
Wayback Machineというサイトは、その合否はともかくとして、事実として昔存在していたホームページを観ることができます。そこで昔の自分がやっていた掲示板のUrlを入れてみたら、けっこうあれこれと懐かしい書き込みがでてきました。以下は2002年1月2日(水)23時06分に投稿したもののようです。当時ニュー・メディアとしてSACDが出始めたばかりだった頃に書いたもののようです。

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 我が家のDVDプレイヤーは、パイオニアのDV-S747という最新鋭機である。このキカイは凄い何故かというとその対応フォーマットの広さにあって、CD,DVD,DVDa,VCD,CDV,CD-R,CD-RW,MP3....そして、なんとSACDまでかかってしまうのだ。買値で7万円くらいの代物故に、SACDがかかるのはまぁオマケみたいなもんだろうが、それでもかかるものかかるのだ。これをオーディオ馬鹿の私がほおっておくこともあるまい。

 ってなワケで、ジャシンタという女性ジャズ・ボーカリストの2枚目と、アシュケナージがチェコフィルを振ったマーラーの7番の2枚を購入してきた。ちなみに前者はマルチディスクだから、CD層もあって普通のCDPでもかかる(日本ではSACDというとそれ専門のディスクばかりだが、海外ではハイブリッド・ディスクがノーマルなのである)。これを利用して便利だとジャシンタのディスクでCD層とSACD層で聴き比べてみたのだが....
 
....しかし、CDとSACDの差ってのはこんなもんなのか....ってのが正直な印象。DV-S747って定価で99800円だから、純粋なCDPとしての実力はまぁ、998クラスより一段落ちるくらいのもんだろうと思うのだけど、やっぱこのくらいだと、ショップで聴き比べた時のような「その差歴然!」ってなワケにはいかんのか。もちろん、差は確かにある。余韻とか、音場感、あと抜けみたいなところは、やっぱ情報が多いんだろうなと思う。しかし、そんなに変わらないんだよなぁ。当たり前っちゃぁ、当たり前だけど、約10万のパイオニアのプレイヤーでかけたSACDの音は、50万円のラックスのCDPの音には到底かなわない。聴き比べした時、「おいおいどっちがSACDだい?」とか思ったもんね。

 つまるところ、SACDの「良さ」を甘受するには、単なる予感に過ぎないけれど、やっぱ最低でも25万クラスのプレイヤーが必要なんじゃないだろうか、ソニーならば777ESあたり。昨年後半からソニーは数万円代~10万クラスまでかなりラインナップをそろえてきたが、このあたりじゃ、その音の良さに月の裏側までぶっとんでいくにはちと苦しいような気がするんだけど。

 もっとも、ソフト側の問題というのもあるかもしれない。なんせCDは20年くらいかけて音を磨いてきたワケだし、最近だとHDCDなんかわずか数年で飛躍的に音が良くなっていったワケで、SACDもその器に相応しい音づくりをしていけば、プレイヤーに関係なく一定の「良さ」を甘受できることになるのかもしれないが....。

 ついでに書いておくと、SACDはマイナー・レーベルを除けば、出しているのはソニーだけという現状があったが、な、なんとユニバーサルも本年はSACDに進出するらしい。ユニバーサルといえば、グラムフォン、フィリップス、デッカを擁したクラシックの宝庫であって、ここからヴィンテージ・ソースが次々にSACD化されれば、このメディアもかなりはずみがつくような気もする。少なくともオレはSACDの専用機買うな。ってなワケで、オレの新年SACDレポートざんした。


CODA:雲行きの怪しくなってきたDVDaはさっさと映画専門にして、オーディオはSACDに統一してほしいもんだ。

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記憶によればこの記事を書き込んだ翌日、SACDの音ってのはこんなんじゃないはずだぁとばかりに、私は秋葉原にまで赴いて、デンオンのSACDプレイヤーを購入したような記憶があります。これもけっこう短命なプレイヤーでしたが。
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私の愛機 [13]  Esoteric X-50w(CDP)

2007年09月03日 14時30分30秒 | PC+AUDIO
 実をいうとこれは愛機にならなかったCDプレイヤーである。前にも書いたけれど私はこれをラックスのD-10をリプレースしてこれを購入した。見るからに重厚な漆黒の筐体は、実際25kgはあろうという代物で、まさに鉄の固まりそのもの、ひとりで持ち上げてラックにいれ、更に底面にある4点のスパイクを受け皿の位置を合わせるのに、ずいぶんと苦労した記憶がある。ティアック(エソテリック)がつくったVRDSというメカニズムを採用したCDプレイヤーは購入したのは、実はVRDS-20という機種が最初で、これが初めてではないのだが、なにしろこの機種は当時「究極のCDトランスポート」といわれたP-0の普及版といった見方もされていたし、50万以上という価格も目がくらんで(笑)、私自身、最後のCDプレイヤーとして購入したのだった。

 ところが、実際聴いてみるとこれがどうもしっくりこなかった。筐体のイメージが強烈なせいでそう思ったところもあったろうが、とにかく音が武骨で愛想がない....という印象だったのである。もちろんVRDSというメカニズムによる極限まで音を読み取ったかのような解像度や、きりりと締まっているがズシンとくる低音のコシといったところは、いかにも現代的なHiFi感があったものの、私にはちとハードボイルド過ぎたというか、ちと測定器でひろった音を聴いているような味気なさを感じてしまったのだ。
 そんな訳で、このプレイヤーは約2年弱ほど使ったが、愛着を感じないまま、再びD-10にその座を譲ったが(この間にユニバーサル・プレイヤーでCDを聴く機会も増えた)、年月が経てばまた聴こえてくる印象も違ってくるのでは....と、実はこの機種売り払ったりせず、プチプチにぐるぐる巻きに自宅に保管されている。もう4,5年も聴いてない訳だけれど、今聴くとどう感じるのだろうか。
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YAMAHA DSP-Z9(AV-Amp)

2007年08月22日 23時36分13秒 | PC+AUDIO
 私が現在使っているAVアンプはヤマハのAZ-1という機種である。この機種は当時ヤマハのAVアンプとしては一応フラッグシップ機として君臨していたものだが、更にヘビーデューティーな新機種DSP-Z9が出たため、定価の約半額である15万ほどに下落したのをきっかけに購入したのだった。以来、同社のフラッグシップ機はもう5年近くこれに落ち着いているのだが、どうやら日本に先駆けてアメリカでRX-Z11という新しい機種が出た模様で(なんと11.2チャンネルだとか、凄過ぎ)、おそらく日本でもまもなく発売されるだろうから、いずれはRX-Z11がヤマハのトップになることになるだろう。

....となると、どうしても考えしまうのは、AZ-1を購入した時と同様、DSP-Z9の価格もいずれ暴落するのではないかと予想されることだ。久しぶりに価格.comなどを調べてみると、一番安いところで27万位であった。この機種の定価が525,000円であることを考えれば、あの時と同様ほぼ半値近いところまで落ちている訳だ。この機種は最近の自宅AVシステムのデータ転送ケーブルとして定着しつつあるHDMIが装備されていないとか、いろいろ古びてしまったところもあるのだが、もうこのクラスともなれば、小手先の新機能などはあまり気にせず、単純にアナログ的クウォリティを楽しむべき....、などと考えている私としては、マルチで使っているBoseのAM-10IIIの限界を感じるくらいのくらいの音で鳴ってほしいと常々考えいるところで、これを機会にそろそろ買い替えるかなぁと思ったりしているところだ。これで25万切ったらなぁ....などといいうのは高望みかね。
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IO DATA TB-BH2G/K(フラッシュメモリー)

2007年08月10日 18時54分04秒 | PC+AUDIO
職場で私 職場で私にあてがわれたPCについて、毎月あれこれ書いているところだが、元々のメモリが512MBだったので、それに1GBのメモリを増設したのは前に書いたものの、実はそれ以外にも、USBメモリによるメモリの拡大なんてこともやっている。Windows Vistaには新機能としてReadyBoostというものがあって、これはUSBメモリだとか、SDカードなどの外部記憶媒体をキャッシュ・メモリとして利用できるような機能なのだが、あまりに盛大にメモリを食いまくるこのOSに対して、あまり潤沢にオンボード・メモリを確保できないユーザーに対しての配慮なのかどうかはよくわからないが、1.5GBのメモリを搭載した自分のPCでも、時に突っかかるように動作が中断したりすることが頻発することから、少しでも快適な環境を手に入れたいと、またして自腹を切って、TB-BH2G/Kというフラッシュ・メモリーを購入した。

 設定なのだが、これはすこぶる簡単で、一番最初にこれをUSBのソケットにつなぐと、例によって自動再生の窓が開くのだが、ここに見慣れない「システムの高速化」という選択肢が現れるので、それを選んで、メモリ全体のどの程度をキャッシュとして使うかを選ぶだけで、実に簡単でものある。私はこれを文書のデータ・ストレージ用に使うのは、時節柄?何かと問題が大きそうなので、潔く全領域をキャッシュに割り振ったが、1.5GBのオンボード・メモリに、2GBものキャッシュを割り当てるというのは、私のように一番最初のメモリ増設が、8MBで10万の出費などいう世代からすると(笑)、なかなか奢ったと同時に時代を流れを感じずにはいられない設定ではある。ただし、詳しい人にいわせる、オンボードが1,5なら3Gくらいあってもいいそうなのだが....。おいおい。

 さて、使用感だが、オンボード・メモリを拡張したような劇的な効果はもちろんない。過剰な期待は禁物である。ただし、一度起動したアプリケーションは、それ以降の起動は確実に早くなる。特にMS Office 2007とかPhotoshopのようなコテコテなアプリはその効果はかなり顕著に体感できると思う。あと、複数たち上げたアプリケーションの切り替えなども、あのドーナツみたいなくるくる回るアイコンが登場する頻度が減るのが分かる。そういう訳で、差し込んで2時間もしないうち、あっという間にに慣れてしまい。本体の後部ささっているこのフラッシュメモリは、今ではまるで空気のような存在になってしまった。ちなみにこのフラッシュ・メモリだが、Vista効果なのだろうか、購入価格はなんと5000円台前半で、その価格の下落振りはある意味驚異である。
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MS Office 2007

2007年07月27日 18時00分11秒 | PC+AUDIO
 Vistaと歩調を合わせてリリースされたマイクロソフト・オフィスのニュー・ヴァージョンである。この新しいヴァージョンの売りというか、特徴はリボン・インターフェイスという新しいUIが導入されたことだろう。これまでのメニューだと、左から「ファイル」「編集」「表示」といったテキストで表示されたメニュー・バーがあって、その下に使用頻度の高い機能をアイコン化して並べたツールバーが並んでいるという画面だったのが、このヴァージョンからはそれが激変して、各メニューをクリックすると、それに応じた専用のツールバーを切り替わるようになっているのだ。先月職場に導入され、私にあてがわれたVista搭載パソコンにこれがインストールされているので、好むと好まざると関わらず、私は使わざるを得ない状況にあるのだが、正直いってOfficeXPなどの方が遙かに使いやすかったというのが、偽らざる印象である。

 いろいろ理屈はこねられると思うし、わかりやすくなったという人もいるだろうが、以前はツールバーからワン・クリック到達できた罫線だの、セルの書式だのといった機能が、1ステップか2ステップ余計に手間にかかるようになってしまったことだけは間違いない。こういうインターフェイスの変更は、要するに「慣れ」みたいなところはあるし、そういうものを覚えるのを私は嫌いな方でもないとは思うのだけれど、それにしてもよくもまぁこんなにもドラスティックに変えたものだと思う。ただ、それが使いやすい方向に変化しているかといえば、アイコン群も雑然と並んだけみたいなところはあるし、全体にいかにも厚化粧な感じがして、妙に不自然な感じがどうしてもしてしまうのだ。
 そんな訳で、この新ヴァージョンどうも使いにくい。この新しいオフィス使いながら、思わずOfficeXPを別途インストールしちゃおうかなぁ、まじめに思っている今日この頃である。
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HDCD (High Definition Compatible Digital)

2007年07月03日 23時12分49秒 | PC+AUDIO
 ちょっと前に蘇慧倫のベスト盤のところにちらっと書いたのだけれど、SACDやDD-Audioが登場する前、これは主に日本で盛んだったように思うのだが、いろいろな会社で従来のCDフォーマットと互換性を保ちつつ音質を上げる手法が考え出された。有名なのはビクターのK2とソニーのSBMといったところだったが、アメリカから登場したHDCDはその決定版のような扱いで登場したように思う。このHDCDの方式は、本来、16ビットで音を収録するCDに、実質的に20ビットの情報を詰め込む技術で、K2やSBMとは違い、専用のデコーダーを内蔵したプレイヤーでないと、完全には音質的な恩恵は享受できないものの(普通に再生はできるが)、該当するプレイヤーで再生すれば、文字通り従来のCDの限界を超えた情報量の音を鳴らすことができるというのが「売り」だった。

 この規格、その後SACDやDVD-Audioという上位規格が登場したおかげで、すっかり影を潜めてしまったが、そもそも私がラックスのCDプレイヤー、D-7やD-10を何台か購入した動機にひとつには、確実にHDCDデコーダー内蔵という理由があったくらいだから、1990年代にはそれなりに広まったように思う。HDCDは写真のようなロゴが通常はジャケットに印刷されていたのだが、それがない通称「隠れHDCD」というのもけっこうあって、たまにロゴのないCDでも、プレイヤーのHDCDランプが点灯するとちょっとうれしくなったりしたものだ(誤動作というのもけっこうあったらしいが....)。
 さて、HDCDの音質なのだが、端的にいってグレード低いSACDのようなものだったと思う。この傾向はリファレンス・オーディオ・レーベルのアルバムなんかが特にそうだったのだけれど、繊細さが増し、残響が減衰して様がよく聴きとれ、全体に音が明るいといった特徴があったあったように思う。もちろんあれれほどクウォリティは高くなかったけれど、物理的にフォーマットが拡張されると、音がこんなにも余裕を持って鳴るものなのかとか感心したものである。

 ただ、HDCDが登場した頃、ロックとかジャズは期せずして、リマスタリング・ブームが始まっていて、リマスタリングによる整音効果が、あたかもHDCDのビット拡大の恩恵のように思われたていた節がなくもないような気がする。かくいう私も、そのあたりを勘違いして、単に音圧が上がっただけのリマスター盤を「HDCDはすげぇ」みたいに盛んにネットに書き込んでいたりもしたものだ(今では赤面の至りだが....)。
 ちなみにこのHDCDという技術、今ではマイクロソフトに吸収され、WindowsMediaPlayerの一機能として生きているようではある。最近ではHDCDデコーダー内蔵のCDプレイヤーというのはほとんどみかけないが、少なからず制作されたHDCDをきちんとしたフォーマットで再生するには、パソコンを使うという方法があるということなのか。
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私が昔使っていたオーディオ機器 [4] Marantz DR-17 (CD Recorder)

2007年06月19日 00時17分31秒 | PC+AUDIO
 PC用に開発された記録媒体に、音楽を録音できるスタンダローンなピュアオーディオの機器として最初に購入したのがこれである。この時期はパソコンでアナログ信号をとりこむというというのはまだまだ現在のような段階ではなかったから、マランツのような専業メーカーが積んだA/Dコンバータで変換して、いわばカセット・テープやMDの上位メディアとしてCDRに良い音で音楽を録音したいという目論んで購入したような気がする(価格は確か12万くらいだった、いい買い物である)。もちろん、デジタル信号を受けるということもできた訳だが、当時既にパソコンの方に圧倒的に分があったので、私はこれについてはほとんど想定していなかった。

 ところがこれが予想以上に使い勝手が悪かったのだ。そんなこと買う前に気が付けよ....といわれてしまうかもしれないが、なにしろ録音が、全てにおいてやり直しがきかない、一発ダイレクト録音だったからだ。一度初めてしまったら、途中の一時停止は効かないは、トラック番号はリアルタイムで手動で打ちだは、一度か二度やってみて、「こんなもんやってられるかい」となった訳である。なにが悲しくて、今更カセットやDAT、MDにも劣る、こんな原始的な録音作業をレコーダーのディプレイと60分もにらめっこしつつやらなきゃいけないんだ....ということを考えると、その後これで録音するということは、ほぼなくなってしまった。

 ただ、こちらはその後、普通のCDプレイヤーとしてはけっこう活躍した。約9kgという重く剛性の強い筐体が効いていたのか、単体のCDプレイヤーとしても10万クラスの音はしたと思う。こちらはメインで使っていたCDプレイヤーと違って、キャノン出力がなかったため、音圧や鮮度感という点でどうしても多少見劣りはしたものの、マランツらしいややゴリゴリした虚飾を排した男性的な音は、実はメインのCDプレイヤーにもけっこう張りあえた音だったんではないか?と今では思ったりする。まぁ、このキカイも我が家にラックスのD10が復活したあたりに前後してオークションで売り飛ばしてしまったのだが....。
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Windows Vista

2007年06月11日 17時42分32秒 | PC+AUDIO
 先週に職場のパソコンがリニューアルされた。私にあてがわれた機種はブック型の筐体+17インチ液晶ディスプレイがセットになったNECのMA18A/B-2という機種である。なにしろ内の職場が金がないところなので(笑)、実はこれが来るまで、私はエプソンのMT6000という機種を自前で購入に職場で使っていたのだが、よーやく職場で配給されたという訳である。CPUはCore2 Duoの1.86GHz、ハードディスクは60G、DVD-Rドライブ一基、グラフィックはオンボードという実に愛想のない、いってしまえばビジネスモデル然としたものだが、とにもかくにも「あたらしい機種」が配給されたというのは、単純にうれしい気分にはなる。

 さて、この機種だが、案の定OSは「Windows Vista Business」というヴァージョンがのっかっていた。 「Windows Vista」というXPの後継OSは、要求するハードスペックが高すぎたせいか、ネットでの評判も芳しくなく、また売り上げの方も苦戦中ということで、私はほとんど関心がなかったし、しばらくは積極的に関わろうという気もなかったのだが、こうしてハードに搭載されてしまっている以上、拒否する訳にもいかず、ここ一週間くらいあれこれと使い倒しているところである(実はこれが楽しかったもするのだが-笑)。噂の「Windows Aero」の恩恵か、画面はとても美麗だが、困るのはそれに併せてインターフェイスも激変していていることで、ちょっと慣れるのに苦労する。てんこ盛りされた機能をなんとか整理しようとしているのだろうが、XPですらクラシックのインターフェイスで使っていた当方としては、プログラムを起動する、コンパネにアクセスする、シャットダウンする....といった操作にしてから更にもってまわった印象を受けてしまう。

 とはいえ、OSの起動は心持ち早くなったし、節々に使い勝手を工夫したような痕跡があるのはいい。また、いろいろと便利な機能も隠れていそうなので、とりあえず、これからもOSを探索してみようと思う。また、前述のとおり、透明なテクスチュアを多用したMacOSX風なクリアでカラフルな画面もきれいでいいのだが、これを含めてこの機種メモリに標準で搭載されている512MBというのはいかにも少ない。おそらく、これでは絶対に足らないと思う。隣の座っている同僚が「遅い、遅い」と頻繁に首を傾げているのを見て、私は迷わず自前で1GBのメモリを増設したが、せめてこのくらいの物理メモリを確保しないと、ハードディスクの仮想メモリに頻繁にスワップしてしまい、使ってきてイライラすることになってしまうようだ。
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私が昔使っていたオーディオ機器 [3] Onkyo MB-S1( HDD Recorder)

2007年05月27日 19時18分07秒 | PC+AUDIO
 先月取り上げたヤマハのCDR-HD1300の前に使っていた機種。もっともこちらはCDRを焼き付ける機能はなく、CDドライブは再生専用で文字通りディスクを再生するか、ハードディスクにリッピングするため使うかだけに使うというものだった。つまり音楽のワークステーション的な使い方ではなく、沢山の音楽をアーカイブしてジュークボックスのように楽しむというコンセプトだったようだ。この機種はおそらくハードディスクを搭載したスタンダローンのオーディオ機器としては、日本で一番最初のものだったのではないだろうか。新しモノ好きの私はけっして安くない10万からの大枚をはたいて購入したが、実際に使った印象は残念ながら芳しいものではなかった。

 なにしろハードディスクのノイズが予想以上に大きく、ブーンという音がヤケに耳についてしまったのがなにしろがっくりときた。ひょっとすると個体差で悪いものがあたった可能性もないでもないが、「おいおい、静音設計とかいってなかったのかい?」と何度も首をひねったものだ。次に曲間が一瞬とぎれてしまうのにも閉口した、MP3なら仕様と思って諦めるが、なんとCDでもそうなのであった。私はクラシックの長い作品をのまとめてアーカイブして楽しもうなどという目論見もあったのだが、細かいトラックに切られたアルバムなど、いちいちプツプツきれるのを聴くにつれ、とても日本の製品とは思えない詰めの甘さを感じたりもした。ついでにいえば、PCから転送するメーカーが用意したソフトもとりあえずできる....というレベルでとても満足できるものではなかったし、とにかく良い印象がないまま、この機種には見切りをつけてオークションで売り払ったという訳である。

 ちなみに音質そのものは決して悪いものではなく、スタンダローンなCDプレイヤーとしても5万円クラスくらい音はしたような気がするし、スリムなフルサイズ・コンポとしてデザインも悪くなかったのだが、前述の難点はいかんともしがたく、そうこうしているうちにiPodが圧倒的に普及したせいもあって、こうした機種の存在感はシリコンディスク・プレイヤーとパソコンという組み合わせに、ほとんど吸収されてしまうことになったのだ。
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