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市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

ヒーリングエステ

2011-07-13 | 美容
今年に入ってから今まで、休みみらしい休みはナシ。
メンタル的にも常に気が張っていて、心から解放感に浸れた日は1日もありません。

唯一、忙しいときでも合間を縫って出かけるようにしていたのが、
友人でもあるエステティシャンの自宅サロン。
1か月に一回は通うようにしています。

2時間ほどのフェイスマッサージやパックで、料金は三千円もしません。
リーズナブルな料金にもかかわらず、彼女のハンドテクニックは抜群で、
施術後は明らかにアゴの線がキュキュッと引き締まっているのがわかるほど。

おまけに、彼女の手はすごい力をも秘めているのです。
マッサージをしながら、
「頭の辺りがちょっと詰まってるよ。最近疲れてない?」とか
「お腹の辺りが重いね。今、生理中でしょ?」など、
相手の体や心の調子をズバリと言い当ててしまうんです。

先日、久しぶりに彼女のサロンを訪れました。
議員になってからの慣れない生活に加え、議会発言のプレッシャーもろもろで、
かなり疲れていると指摘されるだろうとと覚悟していたのですが、とんでもない!
カラダもココロも至って調子がいいとのこと。
肩透かしを食らってしまいましたが、ともかく安心しました。

写真は彼女の愛犬、ランちゃんです。最近、三匹の子犬のお母さんになりました。



お菓子の袋を開ける時の、カサッという小さな音ですぐにすっ飛んでくるところなんか、
うちの長男とそっくりです(^_^;)

青少年指導

2011-07-12 | 子ども
今回の議会では、私は三つの課題を取り上げる予定です。

ひとつは、「崩壊の危機に瀕している二次救急問題について」。
それから、「残土問題について」。
もう一つは、「子どもや若者への支援について」です。

その、「子どもや若者への支援について」の参考にと、
先日は青少年指導センターの運営協議会を傍聴してきました。



青少年指導センターは、市内の主に小中学校に通う子どもの抱える問題
(例えば、非行やいじめ、不登校など)の対処にあたる機関として、中心的役割を果たしています。
学校や教育関係諸機関、警察と常に連携をとりながら、
街頭パトロールや相談業務、非行防止のための啓発活動などを積極的に行っています。

協議会によると、昨年度は、子供本人や親、学校などからの相談は約670件だったそうです。
内容は暴力に関するものが飛びぬけて多く、
特徴として家庭内の暴力や虐待、それと女子のプチ家出が増加しているとのことでした。
なかでも、運営委員の方々が一番頭を抱えていたのが、
「相談に来れる親はいいのだが、子どもに無関心で出てこない親に対して、どうしたらいいのか」ということ。
最近は雇用事情の悪化で社会全体が疲弊しきっているので、親を一概には責められないのかもしれませんが・・・
家庭の中に埋もれている問題を掘り起こして支援するのは、本当に難しいことです。

青少年の非行は、近年どんどん低年齢化・広域化・複雑化しているようです。
携帯電話で簡単に連絡しあえるのも要因のひとつでしょう。

市原市は、県内でも少年犯罪の発生比率がとても高いそうです。
運営委員のお一人の
「少年は生もの。腐りかけたら早いうちに手を打つことが大事」
という言葉を聞いて、なんだかやりきれない思いがしました。


嬉しい贈りもの

2011-07-09 | 日々のあれこれ
かわいい姪っこから、当選祝いのお花が届きました。



手紙も添えて。

『・・・私が好きなお菓子作りは、小さい頃におばちゃんとケーキを初めて作った時からです。
美容に関しても、何にしても、全ておばちゃんの影響を受けて、マネをしているのだと思います』

そうだったのね(#^.^#)
ケーキ作りのことは、私は全く記憶にありませんでした。
照れくさいけど、嬉しいです。

姪っ子は、若いながらもすでに二児の母。
仕事をしながら、しっかり子育てしています。
私にとっても、自慢の姪っ子です。

写真は姪っこと、二人の姪孫(てっそん 姪の子どもの意)と。

救急医療の現実

2011-07-09 | 健康・医療
九電のやらせメール事件、ほんっとにヒドイ話ですね。
こういうのはたいてい内部告発から明るみにでるから、今回も?と思っていたら、
やっぱりそうでした。
当然、氷山の一角なのでしょう。

今、計画停電にならぬようにと企業も個人も一生懸命節電の努力をしていますが、
電力会社がこんな姑息なことをしているようでは、
ひょっとして電気が足りていてもわざと停電にして
「とてもじゃないけど足りません。やっぱり原発がないとダメです」
なんて理屈に持っていかれちゃうんじゃないか?
・・・と疑心暗鬼になってしまいます。悲しいことです。

*******

さて、ただ今6月議会の真っ最中です。
私は今回個別質問で三つの課題を取り上げます。

そのうちのひとつが、市原市の崩壊寸前である二次救急体制について。
先日は、救急現場の最前線にいる救急隊の方々のお話を伺おうと、市の消防局へ行ってきました。
興味深いお話をたくさん聞くことができました。

まず、市内の昨年度の救急搬送は一日平均35件。過去最高なのだそうです。
昨年は猛暑だったため、熱中症のお年寄りが目立ったとのことです。

そして、意外に知られていないのが、
運ばれてきた患者に対する診察の優先順位を決めるのは、あくまでも医師であるということ。
「救急車で来たんだから、優先的に診てもらえるだろう」
と思っている人が多いようですが、これはとんでもない誤解なのです。
医師が最初に「これは大した症状じゃないな」と判断すれば、
たとえ救急車で来ようがしっかり後回しになります。

そして、このことに関連してくるのですが、
救急車の搬送時間の定義とは、「119番で要請を受けてから、救急隊が医師からサインをもらうまで」なのだそうです。
従って、例えば救急車で運んだ人が軽症で、その時たまたま医師が他の重症患者の治療にあたっていた場合、
救急隊は、医師からサインをもらうまで、そこでずっと待っていなくてはならないのです。

その間に、もしどこかで本当に救急車を必要としている患者が現れたら・・・

実際、救急車要請のうちの約半数が軽症事例なのだそうです。
安易に救急車を利用することは、誰かの命にかかわることにもつながりかねません。

ちなみに、市原市の搬送時間の平均は、44分なのだそうです。
全国平均が36分ですから、ちょっと長めです。
市原市は広いので、これは仕方ないのかもしれません。

それから、最近目立って増えてきたのは、精神性疾患の方。
受け入れ先も少なく、とても苦労されているそうです。

現在市原市の二次救急医療体制は、受け入れ先の病院の疲弊が限界に来ており、崩壊寸前です。
医療とは決してサービスではなく、限りある資源であるということを、市民一人一人が肝に銘じてほしいと思います。

(写真は市原市ではありません・・・)
 

最後に余談ですが、、
実は私、昔からなぜか消防署には並々ならぬ憧れを抱いておりまして、ひそかに聞き取りを楽しみにしていました(*^_^*)
人の生死に携わるという重大な任務を背負い、日々奮闘されている消防職員の皆さまは、
やっぱり文句なくカッコイイ!!

公演のあと

2011-07-05 | 子ども
つくし特別支援学校のお母さんたちとの交流の輪を広げることができた、
キャラバン隊いちょうの公演。
終了したときはお昼の12時を回っていました。

打ち上げを兼ねて、ランチでも・・・といきたいところだったのですが、
すぐに市原市へとんぼ返りして私が向かった先は

市原市三和保健福祉センター(サンハート)。

こちらでは月に一度、引きこもりの若者とその家族が自由に訪れることができる、『自由空間』という居場所が開設されています。

『自由空間』は、
五井のNPO法人『こころの相談室いちはら』で13年間にわたりカウンセリングを務めてきたNさんが、
カウンセリングから更にもう一歩支援の手を広げようと、昨年の9月にサンハートと協働で立ち上げたものです。

私も今回ここにお邪魔させていただいて、Nさんにいろいろとお話を伺うことができました。

引きこもりというと、自分の部屋にじっとこもっているというような静のイメージがあったのですが、
暴れたり、家族に暴力をふるったり、外に出て車を傷つけたりといった行動がみられることも少なくないのだそうです。

カウンセリングとは
「7、8割が傾聴。まず相手の話をとことん聞いて、まるごと受け止める。
受容されたという体験を重ねることで、少しずつ変わっていく」
とNさんはおっしゃっていました。
本人が相談に出てこれない場合は、代わりに来た親を受け入れてあげる。
親が変われば、子供もおのずと変わっていくのだそうです。

昨年の4月には、「子ども・若者育成支援推進法」という法律が施行されました。
この法律では、
これまで行われてきた、非行や不登校・いじめといった就学期の子どもの問題への対応に加えて、
最近顕在化してきたニートや引きこもりなどの卒業後の若者が抱える問題にも、支援の範囲を広げることが求められています。

「こころの相談室いちはら」も、この「自由空間」も、この支援の重要な担い手となることは間違いありません。

障がい児の母を、楽しもうよ!

2011-07-01 | キャラバン隊
6月27日(月)は、今年度最初のキャラバン隊いちょうの公演でした。

場所は松戸市のつくし特別支援支援学校。市外での公演は、昨年度の幕張以来二度目です。
幕張での公演をご覧になったつくしの教頭先生の「ぜひ、うちの学校でも」との希望で実現したものです。
こういうのって、嬉しいですね。

メンバーたちと、「観客は何人くらいかな、スタッフ合わせて10人くらいかな・・・」なんて話しながら会場に向かったのですが
到着してビックリ!

校長先生はじめ、40名以上もの保護者の方々が待っていて下さったのです。

私の今までの経験では、こういう類の研修会って、15人集まれば御の字なんですね。
つくしの先生方の熱意と保護者の皆さんの期待が、こちらにじんじん伝わってきました。

私は演技もMCも苦手なので、いつも裏方です。
今日はパワーポイントの操作で、ひっそりと貢献しました。



頂いたアンケートから・・・

「自分の子の行動がいまだによくわからず、彼の世界とはどういうものか不思議でした。公演を観て理解できました。」
わが子の行動の意味がわからない。共感できない。これは本当に苦しいんです。
そんな気持ちを同じ立場の親同士で共有することで、より公演の内容が伝わりやすくなったのでは、と思います。

「自閉症の説明がお芝居でよりわかりやすくなっていて、嬉しかったです。
これからも子どもの通訳として頑張っていきたいと思いました」

自分では思うように表現できないわが子の代わりに社会に発信していくことが、親ができる支えのうちのひとつ。
『通訳』。いい言葉だなあと思いました。

「このような形で地域の人に伝えていくのはとても素晴らしいと思います。これからもお互い頑張りましょう」
公演を観たお母さんが、「よし、私たちも」と感じてくれるように。
これが今回の公演の最大の目的でした。
『頑張ってください』じゃなくて、『お互い頑張りましょう』という言葉は、本当に嬉しいものでした。

公演の後は、自然とみんなで集まって、ワイワイと情報交換の場を持つことができました。
「せっかく障がい児の母になったんだから、そのことを楽しまなくちゃね!」
別れ際、そんな言葉をお互いに交わして、つくし特別支援学校を後にしました。

実は私、ただいま数日後に迫る議会の準備のまっただ中のため、今回はかなり無理を押しての参加でした。
でも、やっぱり行って良かった!!
帰宅してアンケートに書かれたお母さんたちの思いを読みながら、つくづくそう感じました。

来月の公演予定は、
我が市原特別支援学校の教職員研修と、もう一か所、冨里特別支援学校です。
特別支援学校での公演が続きます。

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