市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

嬉しい贈りもの

2011-07-09 | 日々のあれこれ
かわいい姪っこから、当選祝いのお花が届きました。



手紙も添えて。

『・・・私が好きなお菓子作りは、小さい頃におばちゃんとケーキを初めて作った時からです。
美容に関しても、何にしても、全ておばちゃんの影響を受けて、マネをしているのだと思います』

そうだったのね(#^.^#)
ケーキ作りのことは、私は全く記憶にありませんでした。
照れくさいけど、嬉しいです。

姪っ子は、若いながらもすでに二児の母。
仕事をしながら、しっかり子育てしています。
私にとっても、自慢の姪っ子です。

写真は姪っこと、二人の姪孫(てっそん 姪の子どもの意)と。

救急医療の現実

2011-07-09 | 健康・医療
九電のやらせメール事件、ほんっとにヒドイ話ですね。
こういうのはたいてい内部告発から明るみにでるから、今回も?と思っていたら、
やっぱりそうでした。
当然、氷山の一角なのでしょう。

今、計画停電にならぬようにと企業も個人も一生懸命節電の努力をしていますが、
電力会社がこんな姑息なことをしているようでは、
ひょっとして電気が足りていてもわざと停電にして
「とてもじゃないけど足りません。やっぱり原発がないとダメです」
なんて理屈に持っていかれちゃうんじゃないか?
・・・と疑心暗鬼になってしまいます。悲しいことです。

*******

さて、ただ今6月議会の真っ最中です。
私は今回個別質問で三つの課題を取り上げます。

そのうちのひとつが、市原市の崩壊寸前である二次救急体制について。
先日は、救急現場の最前線にいる救急隊の方々のお話を伺おうと、市の消防局へ行ってきました。
興味深いお話をたくさん聞くことができました。

まず、市内の昨年度の救急搬送は一日平均35件。過去最高なのだそうです。
昨年は猛暑だったため、熱中症のお年寄りが目立ったとのことです。

そして、意外に知られていないのが、
運ばれてきた患者に対する診察の優先順位を決めるのは、あくまでも医師であるということ。
「救急車で来たんだから、優先的に診てもらえるだろう」
と思っている人が多いようですが、これはとんでもない誤解なのです。
医師が最初に「これは大した症状じゃないな」と判断すれば、
たとえ救急車で来ようがしっかり後回しになります。

そして、このことに関連してくるのですが、
救急車の搬送時間の定義とは、「119番で要請を受けてから、救急隊が医師からサインをもらうまで」なのだそうです。
従って、例えば救急車で運んだ人が軽症で、その時たまたま医師が他の重症患者の治療にあたっていた場合、
救急隊は、医師からサインをもらうまで、そこでずっと待っていなくてはならないのです。

その間に、もしどこかで本当に救急車を必要としている患者が現れたら・・・

実際、救急車要請のうちの約半数が軽症事例なのだそうです。
安易に救急車を利用することは、誰かの命にかかわることにもつながりかねません。

ちなみに、市原市の搬送時間の平均は、44分なのだそうです。
全国平均が36分ですから、ちょっと長めです。
市原市は広いので、これは仕方ないのかもしれません。

それから、最近目立って増えてきたのは、精神性疾患の方。
受け入れ先も少なく、とても苦労されているそうです。

現在市原市の二次救急医療体制は、受け入れ先の病院の疲弊が限界に来ており、崩壊寸前です。
医療とは決してサービスではなく、限りある資源であるということを、市民一人一人が肝に銘じてほしいと思います。

(写真は市原市ではありません・・・)
 

最後に余談ですが、、
実は私、昔からなぜか消防署には並々ならぬ憧れを抱いておりまして、ひそかに聞き取りを楽しみにしていました(*^_^*)
人の生死に携わるという重大な任務を背負い、日々奮闘されている消防職員の皆さまは、
やっぱり文句なくカッコイイ!!

皆さんの応援が励みになっています


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