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市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

セルフコントロールを手に入れる

2011-07-27 | エネルギー
脱原発と地方自治」というセミナーに参加してきました。

今年4月に脱原発を掲げて世田谷区長となられた保坂展人さんと、
集英社で「週刊プレイボーイ」、「イミダス」などの編集長を経て現在はフリーの編集者・ライターでらっしゃる鈴木耕さん
旧知の仲というお二人の、対談形式でした。



エネルギー政策という国レベルの課題に対して、
脱原発に向かうべく、原発のない地域ができること・すべきことは何だろうか?
そんなとても興味をそそられる内容でした。

現在、「原発停止で電気が足りない」と日本中が節電対策に躍起になっています。
区民からも、「節電のためには盆踊り大会を自粛した方がいいか?」と問い合わせがあり、
よくよく聞いたらそこは自家発電だったという笑い話もあったそうです。

しかし、保坂さんは、「そうは言うけど、本当に足りないの?」という疑問から、
区のHPに東京23区の前日の電力使用量をUPするようにしました。
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/020/pdf/35118_1.pdf

東電側は最初このような区域ごとのデータを出したがらず、
何度か交渉の末やっと提供されたのだそうです。
グラフによると、東京23区では、削減目標を難なくクリアーしていることがわかります。

放射能汚染問題にしてもそうですが、
あらゆるデータや情報を自分たちが手にすることで余計な心配や不安を抱かずに済みますし、
相手の論理に一方的に丸め込まれずに冷静に対処することが可能になります。
情報を手にする」ことは、「セルフコントロールを手に入れる」ことにもつながる、
そしてこのことが脱原発への第一歩だと、保坂さんは強調しておられました。

その他、世田谷区の放射能汚染問題対策や災害避難者への支援の実践例として、

・学校給食の食材の産地表示

・学校給食の牛乳の放射能測定

・区内のボランティア団体の連絡会の立ち上げ

・区へ避難された方を対象とする交流会の開催

・民間に提供してもらった賃貸住宅を応急仮設住宅へ(題して『居ながらボランティア』)

などの提示もありました。


福島県南相馬市は、自然エネルギーへの転換をはかることで地域再生を目指すと表明しました。
その他、
長野県飯田市の市民ファンドによる太陽光発電の普及
生活クラブの風車建設によるエネルギー自給運動 など、
日本のあちらこちらで脱原発への取り組みが生まれています。
このような、地域の取り組みの点が、線となり面となって国を動かしていくのだろうと思います。

地方にはできないのではなく、地方だからできることがたくさんあるのだと、
今回の大震災や原発事故は教えています。

皆さんの応援が励みになっています


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