7月16日。
『内部被ばくがもたらすもの』というセミナーに参加しました。
会場は渋谷のカタログハウス本社。講師は肥田舜太郎さんです。
肥田さんは、1917年広島生まれ。軍医であった28歳の時に広島の爆心地から6キロ先で被ばく。
以来、日本で唯一の「被ばく医師」として多くの被ばく患者の治療にあたりながら、核廃絶運動にもかかわり続けてきました。
会場に現れた肥田さんは、歩くときにこそ杖を使っていたものの、
背筋はピンとしていて顔の色つやも良く、声にも張りがあって
とても被ばくを経験された94歳とは思えませんでした。

肥田さんによると、
5月上旬くらいから「子どもの下痢が止まらない」というお母さんからの相談が
福島周辺に限らず日本各地から数多く寄せられはじめていて、
その症状が 下痢⇒口内炎⇒鼻血⇒紫斑(あざ)と変化していくさまは、
かつて広島で診てきた被ばく患者のそれと全く同じだとのこと。
しかし、これらのいわゆる急性症状はやがて治まるのだそうです。
それより心配なのは「ぶらぶら病」とも呼ばれる慢性症状。
だるさが続いて勉強や仕事が手につかなくなる。
ところが、病院に行っても原因がわからず、疲れやノイローゼで済まされてしまいます。
現代の医学では、予防も診断も治療もできないのです。
肥田さん曰く、今私たちに必要なのは、「開き直り」。
ある程度の内部被ばくはもう避けては通れないのだと覚悟したうえで、
少しでも放射能の影響を小さくするために、
食べ方に気をつける(よく噛んでゆっくり食べる)、規則正しい生活をして抵抗力をつける など、
昔から体に良いとされていることを実行することが、有効な手段の一つだということでした。
被ばくによる健康被害は、例えるなら食物アレルギーと同様で、
人によってはどんなに微量でも重大な症状が現れる一方で、
肥田さんのようにたくさん放射線を浴びても全く影響がない人もいます。
「基準値」はその人その人で全く違うのですね。
「何マイクロ以下だから安全」だとは決して言えないのだと悟りました。
私たちは、世界で唯一の被ばく国であるにもかかわらず、再び核による大惨事を招いてしまいました。
この事実を重く受け止め、
「自分や家族が放射能から逃れられれば」「自分の仕事や会社が良ければ」という考えから抜け出して、
このような悲劇が二度と起こらないようにするためにどうしたらいいかを考え、行動しなければならないと思います。
管首相が唐突に脱原発宣言を出して、あちらこちらから批判が噴出していますが、
国のトップが理念をはっきりと打ち出すこと自体は、悪いことではない。
そして、国民の健康や命よりも経済性や利便性が優先されるような国にはなってほしくない
と個人的には思っています。
********
さて、セミナー終了後は、親しくしている後輩のライブに顔を出しました。
会場はご覧のとおり由緒ある素敵な教会です。

セミナーの後でちょっぴり沈んでいた私の気持ちも、彼女の歌声でホッと和むことができました。
大好きな仲間たちと、久しぶりに楽しいひと時を過ごしました(#^.^#)
『内部被ばくがもたらすもの』というセミナーに参加しました。
会場は渋谷のカタログハウス本社。講師は肥田舜太郎さんです。
肥田さんは、1917年広島生まれ。軍医であった28歳の時に広島の爆心地から6キロ先で被ばく。
以来、日本で唯一の「被ばく医師」として多くの被ばく患者の治療にあたりながら、核廃絶運動にもかかわり続けてきました。
会場に現れた肥田さんは、歩くときにこそ杖を使っていたものの、
背筋はピンとしていて顔の色つやも良く、声にも張りがあって
とても被ばくを経験された94歳とは思えませんでした。

肥田さんによると、
5月上旬くらいから「子どもの下痢が止まらない」というお母さんからの相談が
福島周辺に限らず日本各地から数多く寄せられはじめていて、
その症状が 下痢⇒口内炎⇒鼻血⇒紫斑(あざ)と変化していくさまは、
かつて広島で診てきた被ばく患者のそれと全く同じだとのこと。
しかし、これらのいわゆる急性症状はやがて治まるのだそうです。
それより心配なのは「ぶらぶら病」とも呼ばれる慢性症状。
だるさが続いて勉強や仕事が手につかなくなる。
ところが、病院に行っても原因がわからず、疲れやノイローゼで済まされてしまいます。
現代の医学では、予防も診断も治療もできないのです。
肥田さん曰く、今私たちに必要なのは、「開き直り」。
ある程度の内部被ばくはもう避けては通れないのだと覚悟したうえで、
少しでも放射能の影響を小さくするために、
食べ方に気をつける(よく噛んでゆっくり食べる)、規則正しい生活をして抵抗力をつける など、
昔から体に良いとされていることを実行することが、有効な手段の一つだということでした。
被ばくによる健康被害は、例えるなら食物アレルギーと同様で、
人によってはどんなに微量でも重大な症状が現れる一方で、
肥田さんのようにたくさん放射線を浴びても全く影響がない人もいます。
「基準値」はその人その人で全く違うのですね。
「何マイクロ以下だから安全」だとは決して言えないのだと悟りました。
私たちは、世界で唯一の被ばく国であるにもかかわらず、再び核による大惨事を招いてしまいました。
この事実を重く受け止め、
「自分や家族が放射能から逃れられれば」「自分の仕事や会社が良ければ」という考えから抜け出して、
このような悲劇が二度と起こらないようにするためにどうしたらいいかを考え、行動しなければならないと思います。
管首相が唐突に脱原発宣言を出して、あちらこちらから批判が噴出していますが、
国のトップが理念をはっきりと打ち出すこと自体は、悪いことではない。
そして、国民の健康や命よりも経済性や利便性が優先されるような国にはなってほしくない
と個人的には思っています。
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さて、セミナー終了後は、親しくしている後輩のライブに顔を出しました。
会場はご覧のとおり由緒ある素敵な教会です。


セミナーの後でちょっぴり沈んでいた私の気持ちも、彼女の歌声でホッと和むことができました。
大好きな仲間たちと、久しぶりに楽しいひと時を過ごしました(#^.^#)