納豆を作ってみました!( ゜∀゜)ノ

こんばんは。

既に報道されていて、実際に皆さんもスーパーなどで納豆が入手しずらい状況はご存知だと思います。
※最近になってようやく首都圏でも納豆の購入制限はなくなりつつあるようです。
震災で地域の工場が打撃を受けて納豆を作っている会社は大変な状況のようですが、それ以前から原油の高騰により石油製品の包装フィルムや容器(発泡スチロール)の原価が上がって大変だったようです。

私も納豆は好きでよく買ってましたが、あの発泡スチロールの容器がゴミになるのは気になってました。
入手しづらい事と、容器に対してのエコな考えから納豆を自作してみたくなりました。

実はかなり前から、納豆を自宅で作れるのは知っていました。
クッキングパパの16巻にレシピは掲載されています。

クッキングパパ(16) (モーニングKC (1041))

興味はあったのですが、納豆を保温するのに湯たんぽやこたつがあった方が良いかなと思って、億劫で手を出していませんでした。
しかし、よく考えたらうちには天然酵母やヨーグルトを起こすための、素晴らしいパートナーがいるじゃないですか!



そう、ホームベーカリーです!
うちのホームベーカリー(MK製工製)の発酵モードの温度は、低温・中温・高温に設定できます。
説明書には以下のように書かれてありました。

低温:フランスパンや天然酵母の1次発酵など、低めの温度で発酵させる生地に適しています。
中温:食パンなど、ほとんどのパンの1次発酵に適しています。
高温:成形発酵に適しています。


経験上、成形発酵とはだいたい40度くらいのはずです。
逆にそれ以上高いと酵母にダメージとなってしまいます。
という訳で発酵モードを高温にして、体温計を突っ込んで計ってみました。



予想通りです!
これなら納豆作りの温度管理を安定して行うことができそうです。
という訳で、納豆作りに取りかかりました。



材料は市販の納豆パック(粉末の納豆菌も売っているそうですが、手軽さでは断然市販品でしょう)と、大豆です。
近くのスーパーで売っていた国産大豆300gで230円くらいでした。
この大豆を茹でたら1kgくらいの重量になりました。
納豆が1パック30円としても、大豆と合わせて260円くらいです。
市販の納豆が40g前後が1パックなのを考えると、これで納豆が作れたら1パックあたり10円くらいになります!

 

まずは大豆を一晩水に浸します。
かなり豆が膨らみます。
買ってきた時の大豆は小さい豆でしたが、給水したら煮豆くらいの大きさになってびっくりしました。
納豆にはちょっと豆のサイズが大きかったですね。

まぁ気にせず圧力鍋で茹でました。
弱圧力で沸騰してから5分弱火、10分ほど加圧で十分柔らかく煮えます。
この時の煮汁は豆の味が濃く出ていますので、味噌汁などにすると良いでしょう。



そして煮えたばかりの熱々の大豆を容器に移して、そこに納豆を加えます。
私はスプーン1杯程度でしたが、多い方が失敗しないようです。
納豆菌についてちょっと調べてみると、納豆菌は上は120度以上、下はマイナス100度以下にしないと死滅しないそうです。
そして80度くらいにすると、菌が活性化するとか。

納豆と熱々の大豆を混ぜたらフタをして(呼吸が出来るように、少しだけフタを開けておく)、ホームベーカリーのパンボックスに入れて保温開始です!
私のホームベーカリーは5時間までしか保温できないので、何度もセットして温度をできるだけキープします。

この状態で2日(48時間くらい)たちました。
無事にできましたでしょうか…。



大粒納豆できたっぽい?( ゜∀゜)ノ

この状態で常温で8時間ほど放置すると後発酵といって、風味がよくなるそうです。
早速夕食に使ってみました。
まずは味噌汁に叩いた納豆を加えて、納豆汁です。



これはウマイ!!( ゜∀゜)ノィィョ
とろみがついて温まりますし、納豆も美味しくできたようです。

そして日本人でしたら、やはり熱々のご飯にかけていただきたいですね。
大粒の納豆で少々食べにくそうだったので叩いてから、からしと醤油で混ぜたものをご飯にかけていただきました。



超ウマーイ!!( ゜∀゜)ノ

こんな美味しくできると思いませんでした。
大成功です!
何ごともやってみるものですね。

ちなみに大豆はまとめて茹でましたが、一度に大量の納豆を作っても消費しきれないので、適量ごとにビニール袋にまとめて冷凍しました。
納豆が減ってきたらこの茹で大豆を解凍して、レンジで熱々に加熱してから納豆作りに使えばOKです。

パンの天然酵母とカスピ海ヨーグルトに続いて、納豆菌も飼うことになりましたf(^^;)
家電メーカーは「炊飯器でケーキも焼けます!」と宣伝しているのは知ってますが、「ホームベーカリーで納豆が作れます!」とは言わないだろうなぁと思いました(ノ∀`)タハー
もちろんホームベーカリーがなくても、湯たんぽとバスタオルで包んで保温したり、冬場ならこたつを利用すれば保温は可能なので、誰でも自宅で納豆作りは可能です。

今回納豆作りにあたって、ググってみたら沢山の納豆作りのサイトがありました。
黒大豆の納豆を作ってみたり、大豆は茹でるのではなく蒸した方が味が濃くて美味しい納豆が作れる、といった情報が見られました。
その内私も試してみようと思います。

それでは、失礼します。
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【祝・営業再開!】A・RAJのランチベジミールス

RAJこんばんは。

2011年4月15日より、池袋のA・RAJが営業を再開しました。
震災で消費自粛の空気が漂い、原発事故で食材への安全が揺らいで外食産業が大打撃で、インドに帰ってしまうインド人も少なくありません。
そんな中、恒例の里帰りで南インドに帰省していたオーナーのラジさんが日本に戻ってきてくださったことは、とても嬉しかったです。

2月に池袋に研修に行った時はA・RAJは休業中だったので、すぐに訪問したかったのですが、少ししてオペレーションが落ち着いてからの方が良いかと思い、再開1週間後に訪問してきました。



13時過ぎにお店に到着しました。
今までディナーにしか訪問したことがありませんでしたが、近くにお勤めの方達が行列を作っていました。
隣の大勝軒に行った方が回転が早いでしょうから、それでも並んでいるのはA・RAJの味のファンなのでしょう。
外食がピンチでも、これだけしっかりコアなお客さんがついているなら安心ですね。
少し待って、店内に入れました。

店内は満席で、ホールの店員さん2人で対応していました。
ランチはカレー1種類とナン+ライス、ミニサラダ、アチャールのセットが900円からありますね。
常連さんはさすがに「ナンはいらないからライスだけください」と言ってる方もいました。
ドーサのセットも1100円からありますね。
でもここに来たらやはりミールスでしょう。
ベジミールス(1000円)とノンベジミールス(1300円)とありますので、ベジミールスを注文しました。
結構待ちましたが、ベジミールスが運ばれてきました。



大きなプーリーとパパドの下にライスが盛りつけられています。
一番左のカトリがサンバルで、そこから時計回りでラッサム、プレーンヨーグルト、豆のカレー、里芋のカレー、オクラのカレー、ナスのカレー、ゴマのお菓子です。
楽しみにいただきました。

プーリーとパパドは揚げたてでアツアツです。
ランチで忙しくても、手を抜かないところは嬉しいですね。
プーリーで豆のカレーやオクラのカレーなどを包んでつまみました。
里芋のカレーはヨーグルトベースの酸味の強いタイプで、これ単体でいただくよりは他のカレーと混ぜていただいた方がより美味しいものです。
ナスのカレーは旨みがじんわり来るタイプで、オクラのカレーはトマトの味とシャープな辛さが目立っています。
ラッサムはトマト味の濃厚なスープで、あぁ、こういう味だったなぁと思い出しました。
逆にサンバルはとろみはほぼなくて透明です。
でも野菜の旨みやスパイスの味わいはしっかりしています。

後半はご飯にそれぞれを混ぜていただきました。



ウマーイ!( ゜∀゜)ノ

大満足で完食しました。
ご飯のお替わりは100円ですが、プーリーも付いているのでお替りしないで十分なボリュームでした。
A・RAJはディナー訪問時のバナナの葉を直に敷いてのミールスの印象が強いですが、コンパクトにまとまっているランチのミールスも、とても魅力的ですね。
何よりこれで1000円というのは素晴らしすぎます。

ラジさんにはぜひ、長くお店を続けていただきたいなぁと思います。
本当にA・RAJは池袋の宝ですね。
それでは、失礼します。

【過去記事】

A-RAJ再訪(2007.12.15)

NOBLEさんのシマに乗り込みました(2007.01.25)←店舗情報載せてマス
※30min.のお店ページはコチラです。
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【閉店】秋葉鶏排が閉店!・゜・(ノД`)ノ・゜・。



こんばんは。

エスニカンさんの記事で知りましたが、秋葉原の台湾料理系ファストフードの秋葉鶏排が2011年4月15日で閉店してしまったそうです。
秋葉鶏排のツイートがありましたので、以下に引用します。

@akibachipai 鶏排 少年(チーパイ ボーイ)
残念なお知らせです。秋葉鶏排、閉店します。今回の地震の影響で台湾や中国の方々がこの日本からどんどん姿を消していき、秋葉鶏排のメインのお客さんが激減したことが原因です。本当に残念ですが苦渋の決断です。最終営業日は明日の15日です。長いようで短い間でしたが今までありがとうございます。
Apr14日 webから


震災直後は予想もしませんでしたが、原発事故で外国人の方々が日本から離れてしまって、エスニック料理のお客さんだけでなく、シェフやオーナーまで帰国して休業や閉店という事態になっているそうです。

秋葉鶏排には2度訪問しましたが、ヨメさまに台湾旅行の前に現地の味を知ってもらえて助かりました。
台湾出身で日本で働いている知人に、このお店のことや台湾料理の話で盛り上がることができました。
本当に残念でなりません。

原発事故や震災の問題が一刻も早く収束して、このような閉店がなくなることを願ってやみません。
合掌…・゜・(ノД`)ノ・゜・。

それでは、失礼します。

【過去記事】

秋葉鶏排に再訪してきました(2011.02.25)

秋葉鶏排の魯肉飯と鶏排をいただきました(2010.12.08)←店舗情報載せてマス
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馬来西亜マレーでひとりイスパハーニ

マレーこんばんは。

3月下旬頃に、久しぶりに馬来西亜マレーに訪問してきました。
私自身は馬来西亜マレーには、昨年6月頃に訪問して以来です。
当時、食べログの評価が急上昇して、新しい顔ぶれのお客さんたちがすごく増えました。
その分、私もそうでしたが常連さん達は遠慮して、お店から遠のいてしまってました。
折しも福島原発事故により食品の安全が心配なことと、自粛ムードで外食産業が大打撃になっている時期でしたが、お店からお客さんたちは遠のいてしまったのでしょうか。
心配になって今回訪問しました。

しかし訪問してみると、心配は杞憂でした。
常連さんもいましたし、遠くからのお客さんも変わらずにいるようです。
遅いランチタイムでしたが、見事に満員でした。

さて、今日は何を注文しましょうか…。
まだ注文した事がないメニューがいくつかあるので、それにしたいとも思ったのですが、久しぶりなので肉骨茶と並ぶ看板メニューのイスパハーニ・カレーを注文しました。
そういえば知人とシェアする事はありましたが、イスパハーニ・カレーを1人で完食した記憶はありませんでした。
お店も大変忙しそうですから、ゆっくり待ちましょうか。

お、私のカレーが運ばれてきました。



やっぱりインパクトありますね。
楽しみにいただきました。
野菜と豚肉がゴロゴロと入っているのは変わらずで、辛めにしてもらったカレーの味はとても美味しいです。
辛めにした事でお米や野菜の、味や甘みがより強く感じられます。
これだけ大きなニンジンやジャガイモは、なかなか見られません。
相変わらず、とても良い素材を使っているのが分かります。

何とか完食しましたが、お腹いっぱいです。
すごいボリュームでした。
でも野菜が多いので、もたれたりせず消化が良かったです。

お店のおとうさんと話をしました。
3月11日の震災当日はランチの終わり頃で、店内やお客さんたちには被害はなかったそうです。
グループの予約のキャンセルが相次ぎ、少しは休めるかと思ったら、地元の方々が帰りに食べに寄ったそうで結局忙しかったようです。
とりあえず、お店は無事だったようでホッとしました。

現在は、忙しすぎてお店のおとうさん、おかあさんの身体が休まらないので定休日を火・水から火~木の3日間に変更になっています。
訪問したい方はご注意ください。
あと、予約をした方が確実だと思います。
お店のウェブサイトには営業スケジュールが表示されていて、メールでの予約や問い合わせも受け付けているそうです。
日時に余裕があれば電話でなくても良いかもしれません。

今年で11年目という馬来西亜マレー、ジョムマカンが閉店したこともありますので、マレーシア料理店としては是非これからも長続きしていただきたいです。
前回ほど時間をあけずに、また訪問したいと思います。
それでは、失礼します。

【過去記事】

過去記事リンク集を設置しました。店舗情報も含めてコチラをどうぞ。
※30min.のお店ページはコチラです。
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2011年3月までのカレーリーフ&こぶみかんの栽培日記ですよ



こんばんは。

上の画像は2011年1月末の時点のこぶみかんの鉢です。
屋外の寒さで枯れてしまいそうだったので、昨年末からキッチンの部屋に移したのですが、その部屋も寒くて徐々に葉っぱが落ちてしまいました。
仕方ないので2月上旬から暖房のある居間にこぶみかんの鉢を移して、世話をしてました。
2年連続で枯らしてしまいたくはないですしね。

カレーリーフの鉢もせっかく新芽が出てきたのに、寒さで枯らしては悲しいので一緒に暖房の部屋に移動しました。
決して広くはない部屋に12号鉢4つが、先月末まで占領してました。
4月上旬になって、ようやく屋外に出せるようになりました。

現在のこぶみかんとカレーリーフはご覧のようになりました。





大・復・活!( ゜∀゜)ノィィョ

日当たり以上に、温度(気温・地温)ってのは大事なんだなぁと思いました。
室内に避難していた約2ヶ月間、毎日撮影しておいたので、スライドっぽくしてみました。





アングルを固定して撮影したら、もっと成長が分かりやすかったかなぁと思いました。
今年は両方とも大きく育てたいです。
それでは、失礼します。

【過去記事】

過去記事リンク集を設置しました。コチラをどうぞ。
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久しぶりにMOONAに訪問してきました

MOONAこんばんは。

最近は土曜日の遅いランチに出かける機会がポツポツと持てるようになってきました。
久しぶりに下北沢で下車して、Spice Kitchen MOONAに行ってきました。
平日のランチは15時までですが、土日祝は16時まで営業してくれるのが助かります。

下北沢の老舗インド料理店ヒラモンが2007年4月に閉店して、このMOONAが跡地でオープンしたのが同年6月23日になります。
早いもので、あと約2ヶ月ほどで満4周年ということになります。
また、最後に訪問してから3年以上もご無沙汰してしまいましたm(_ _;)m

久しぶりの店内でしたが、変わらないゆっくりとした空気が嬉しく感じられました。
ランチメニューは平日15時まで限定のチキンカレー弁当(500円)なんて素晴らしいものもありました。
ランチのセットメニューは以下の2種類のようです。

チキンカレー定食:890円
チキンカレー1/2、パパド、サンバル、野菜料理2種、ライス
※自家製ヨーグルト付き:980円
3種のカレーセット:1100円
チキンカレー、サンバル、本日のカレー、ライス、自家製ヨーグルト


うーん…。
3種のカレーセットが激しく惹かれます。
この日の本日のカレーは鰤のカレーでした。
しかしチキンカレー定食の野菜料理2種類というのも気になります。
結局はチキンカレー定食を注文する事にしました。

窓からの景色を眺めながらのんびりしていると、カレーが運ばれてきました。



ワンプレートというのが、また気軽な定食という感じでそそられます。
楽しみにいただきました。

ご飯は香り米で食感が軽くて、サンバルやカレーとの相性は抜群です。
サンバルは豆が煮崩れてポテッとした感じが強く、タマリンドの酸味は控えめでした。
チキンカレーは柔らかい鶏肉が美味しいです。
あまり辛さやスパイスの刺激がとがってはなく、優しい味わいでした。

そして気になる野菜料理です。



左がジャガイモと青菜のスパイス炒め、右がタケノコのスパイス炒めです。
ジャガイモの方はクミンシードで炒め蒸ししたような感じで、素材の味がしっかり出ています。
タケノコの方はマスタードとチリパウダーで調理してあり、酸味が効いていて箸休めにぴったりです。
ネパールの定食、ダルバートにも漬物が付きますが、こういう料理が定食に付くと嬉しくなりますね。

とても満足できました。
久しぶりに訪問しましたが、変わらぬ味と雰囲気で安心できました。
4周年以降も、長く続いて欲しいと思います。

それでは、失礼します。

【過去記事】

ムットさん一家と行くカレーツアー in MOONA(2007.12.23)

【華麗なるご縁】MOONA(下北沢)(2007.08.25)←店舗情報載せてマス
※30min.のお店ページはコチラです。
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