Saya Cinta Malaysia

I love malaysia & asia. マレーシア、アジアごはん、旅の徒然日記。

「タレンタイム」

2012-05-13 | マレーシア情報
   
                                  (TIFF TOKYO ウェブサイトより)

ヤスミン・アフマド監督作品、「タレンタイム」を観ました。最後まで心をつかまれる作品。多民族国家であるマレーシア、という国を、学校という空間で描き、その世界で揺れ動く心の機微を表現しています。

高校で開かれるオーディション「タレンタイム」。7人の生徒がオーディションで選出され、歌やダンスを披露し、競うことに。日本の学校文化にはない、独特な慣習などを通じて、まだあどけないけれど、大人への目覚めも開花している若者達が、人種、宗教、貧富の差、聴覚障害というさまざまな壁に向き合い、家族の関係や問題、葛藤などを描いています。

キャストも素晴らしく、ラブストーリーの展開はもう切なくなるし、家族との愛情劇にも涙腺が緩むし。そして、何より、音楽の使い方が素晴らしい作品です。劇中でのオーディションシーンやリハーサル、本番で歌われる歌を作ったのは、マレーシアのシンガーソングライター、Pete Teoさん。少女が歌う「Angel」という曲が一番好きですが、他の曲もストレートに心に訴えかけてくる曲で大好き。

ピアノ演奏で繊細な歌声を披露するマレー系の少女ムルーと、同級生で聴覚障害を持つインド系の少年マヘシュ。2人は、ふとしたすれ違いをきっかけに急速に惹かれあい、それはそれは微笑ましい愛情を育みます。人が恋に落ちる時って、こういう「瞬間」から始まるんだろうな、と。

ギター演奏でまっすぐな歌を歌いあげる、母親が病気で入院中のマレー系の少年ハフィス。成績が一番で、母親を心から愛している。でも、その母親は回復の兆しが見えない。そして、二胡で演奏する中国系の少年カホウ。成績が二番であることを厳格な父親から責められ、どこか暗い影を持っている。成績優秀なハフィスにライバル心を持っている。

少女ムルーは周囲より1〜2才年上なこともあり、大人びた雰囲気を持っていて、それに憧れたり、自然と彼女の魅力に惹かれていく男の子が多いのもうなずけます。他のイスラム教徒のお家に比べ、オープンな環境で育ったムルーは、男子から見て、どこか奔放さがあり、でも、包容力も感じられて、自然と惹かれていくのがとても理解できました。

そのムルーと恋に落ちるインド系の少年マヘシュ。聴覚障害があるゆえ、人の感情表現にとても敏感で、優しい少年。ムルーを想うとき「彼女が幸福なら、自分も幸福」と、語ります。宗教が土台にある若者ならではの台詞だなあ、とつくづく思いました。10代の若者が、簡単に発することができる言葉ではないから。

全編に渡って、英語、マレー語、中国語、タミル語がシーンに応じて飛び交います。マレーシアという国を象徴する、作品の作り方。その言語が時として、淡い気持ちを表現する小道具になっていたり。中国系の少年カホウが二胡で演奏する曲の曲名は「Molihua」(ジャスミン)。マレー語に直すと、Melur(ムルー)。マレー系の少女ムルーと同じです。カホウは、秘めた思いを二胡に託して伝えているんですね…。マレー系の人は中国語を理解しない人も多いから、マレー系の少女には分からないだろうと、カホウは密かに思いを伝えてる。中国系の少年がマレー系の少女に恋をする、厳格な父親が許すはずもない恋で、切ないカホウの心が伝わってきます。こういう心の機微の表現が素晴らしい映画。

ヤスミン監督の作品には欠かせない、コミカルなシーンも多くて、それもおもしろい。障害を暗く表現せず、温かく笑ってしまうコメディー場面も、素晴らしいなあ、と思う。聴覚障害のあるインド系の少年を登場させたことは、人と人とのコミュニケーションに大事なことは「心」なのだ、ということを訴えかけるためなんだろう、と思いながら観ていました。

多民族国家マレーシアの社会が大きなテーマだけれども、その社会を「学校」「家庭」という小さな世界に置き換えて、縮図として表現する手法は素晴らしく。それは同時に、誰しもの日常にも起こりえる話なのだと、暗に表しています。

言葉が通じない相手とコミュニケーションをとる時、どうしますか?ジェスチャーや表情、何か視覚に訴えるものなど、人間はありとあらゆる方法で、相手に伝えようとします。そして、そこに「心」があれば、100%通じてはいなくても、きっと心はつながる、そういうことを表現してるなあ、と思いました。

人はみな、違っていてあたりまえ。その違いを受け入れ、許容し、心を通わせること、それが大事なことなのだと、全編を通して改めて感じました。

笑いあり、最後は泣きっぱなし。あったかい気持ちをたくさんもらえる、素晴らしい映画です。
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クチンへ行ってきました

2012-05-12 | 【旅日記】クチン 2012
久しぶりのマレーシアへの旅、今回は久々のボルネオ!クチンを訪れました。短い日程だったけど、濃い〜楽しい旅だったなぁ。

サラワク河から望む夕陽は、本当に最高です。この夕陽を見るためにもう一度行きたいくらい。あ、サラワクラクサを食べにもね。

      

クチンはこじんまりとした街ですが、その周囲には自然を満喫できるスポットも点在しているので、楽しかったです。絶対に行きたいと思っていた、オランウータンのリハビリテーション施設「Semenggoh Wildlife Centre」では、可愛いオランウータンの親子とご対面。

            

情緒たっぷりのサラワク河の対岸には、これまた旅人を魅了する、素朴なカンポンが広がっています。

            

渡し舟で一緒になったおじさんのお家。おじさんはマレー語しか理解せず、ほとんど意思疎通ができていなかったのに、あれよあれよという間に連れていかれ、お茶をごちそうになり、クエ(マレーシアのお菓子)までごちそうしていただきました。こんなカラフルで可愛いお家に住めるなんて羨ましすぎる。

            

クチンのごはんは本当に美味しい。KLなど、半島側にはない味を楽しめます。これはオランウータンに会いに行った時のバスのドライバーさんがおススメしてくれたコロミー。おじさんが「日本人がここのコロミー食べたいって言うから、エビサービスしてくれ」と言っているのを目撃。他のテーブルのお皿を見ると、確かにこんなにエビは乗っていなかった…(笑)コロミーはお店によって上に乗せるものが違いますが、ここのは相当豪華でした。これで6RM。エビが乗っている分、少しお高め。(でもおごっていただいた…。)

            

そして、今回一番のお味だったサラワクラクサ。特にあてもなく、ふらりと入ったお店で出たきたもの。

            

ぴりりと辛くて、食べ進めるうちにじわじわと辛くて。たっぷり搾ったライムの酸味とココナツ、コリアンダーの相性が素晴らしかった!これは絶対もう一回食べたい!…短い滞在だと、それが叶わなくて残念…。

モスクの近くで飲んだテ・タレ。アイスなのに、たっぷり泡々で見事な出来栄え!

            

お店のマレー系の子がとてもいい子で、話し込んでいるうちに仲良くなり、結局ごちそうになってしまいました。お父さんのお店だそうで、お手伝いしているのだそうです。

短い滞在だったけど、すっごく楽しかった!クチン、良い街でした。また行きたいなぁ。
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高雄へ行ってきました

2012-05-11 | 【旅日記】高雄 2012
GW、ふらりと台湾の高雄へ出かけてきました。

      

台北から台湾高鐵に乗って高雄へ。貿易で活気づく港町、高雄の街をぶらぶらと。台北よりも南に位置するこの街は、まさに東南アジアでした。ちょうど私が訪れた前日から、気温がぐんぐん上がったらしく、まさに真夏でした。ちょっと街を散策しただけで、真っ黒〜(笑)

            

            

マンゴーには早いかな?と思ったけど、しっかり見つけて頬張って。

            

友人の紹介で新しいお友達ができ、街を案内してもらったり、一緒にごはんを食べたり。美味しいごはんを食べて、たくさんおしゃべりをして、楽しかった!台湾の人はやっぱり温かい。

      

            

帰りは台北でマッサージに行き、またまた台湾の人たちの温かさに触れ、本当に心がじんわりとする旅でした。しばらくハマってしまいそう。
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第6回マレーシアごはんの会@「マレーシアごはんを楽しむポットラックパーティー」

2012-04-22 | マレーシアごはんの会
4月の日曜日、朝からまぶしい陽ざしがそそぐ中、「第6回マレーシアごはんの会」が開催されました!

            

今回は初の屋外イベント。代々木公園で、マレーシア人、日本人みんなでお互いの国の伝統的な遊びを楽しみながら、マレーシアごはんももちろん楽しんじゃう!というテーマです。お料理は、いつもお世話になっている「マレーカンポン」さんのケータリングと、可能な方にはぜひマレーシアのお料理を作っていただき、みんなで持ち寄ってみよう、ということに。当日は、本当にたくさんの美味しいマレーシア料理が並び、感無量!お持ちいただいた皆さん、本当にありがとうございました!

さて、今回は初の屋外イベントでしたが、のんびりマレーシア時間な事務局メンバー(笑)。結構「なんとかなるよ〜。ボレー☆」なーんて構えていたら、あれよあれよと人数が増え続け、気付けば100名超え…。(お子ちゃま入れたら150名近く!)焦り始めて、最後の数日はなんだかめまぐるしかった。でも、そんな準備もみんな楽しくて楽しくて。

      

当日は、朝からみんなで集合!人が少ない朝の代々木公園は本当に気持ちがよかったです!場所取りやら名札準備やら、いろんな方にお手伝いいただき、準備は着々と進みます。(着々ではない部分もあったけど、それも楽しいからいいのです。)

      
         

スタッフはみんなマレーシアの衣装へ変身。マッツさんは、サロンの巻き方を「マレーカンポン」のムスキさんに教わっていました。こういう交流、素敵だなあ。

         

10時半を過ぎた頃から、だんだんと参加者の皆さんがやって来ました!マレーシアの方も続々と。お料理を持ってきたいただいた方には、お料理を並べさせていただき、メニュー名が書かれたボードも一緒に置いていきます。マレーシアのごはんをよく知らない人でも、料理名が分かって、より一層マレーシアへの理解が深まります!だんだんとお料理も増えていき、みんな興味津々。早く食べたいねえ。

         
      

参加者は、初めて会った人も、そうでない人も。みんな最初こそもじもじしてますが(笑)、マレーシアのお話でだんだんと盛り上がっているようで、スタート前から、皆さん楽しそうにおしゃべりをしていました。

   

人もだいぶ集まり、いよいよスタートです!まずは音ちゃんがご挨拶と今日のイベントの楽しみ方をご説明。そして、今日、手作りのお料理を持ってきてくださった方にお料理の紹介とご挨拶をしていただきました。

            

         
         
         
         

そして、いよいよごはんを食べます!たくさんのマレーシア料理が並ぶスペースに、みんな殺到〜!美味しそう〜!

      

本当はもっとひとつひとつお料理を撮りたかったのですが、私はケータリングのアヤムゴレン盛り付け係に任命されましたので、残念ながら限られたお料理を撮ったのみで、あとは断念!

         
         

みんなお料理を見ながら「これ何だろう?」「美味しそう〜」と楽しそうに盛りつけていました。お料理を作った人にどんな味なのか聞いている人や、自らお料理のプレゼンをしている方も!素晴らしいです☆

みんなお料理どんどん楽しんでくれて、あっと言う間にお料理は品薄に!早く食べないとなくなる〜!と焦るスタッフ(笑) 私もひと通り役割を終えて、なんとか盛りつけてみました。ナシレマやナシ・ビリヤニ、アヤムゴレン、バナナケーキ、見えないけどその下にある(笑)クエなどなど。どれも美味しくって幸せ〜☆ 美味しいごはんで、初対面同士でもどんどん話が弾んでいる様子を見ているのも嬉しかったです。

      

みんなお腹いっぱいになった頃、ファイズさんがナシアヤムをなんと60個も持ってきてくださいました!ありがとうございます。とっても美味しそう!!先着60名様ですよ!と声をかけたら、あっという間になくなりました…。みんなお腹いっぱいだと思うんだけど、美味しいから、別腹なんですね〜(笑)

            

ごはんのあとは、あちこちでマレーシア、日本の伝統的な遊びを楽しむ輪ができました。チョンカ、セパタクロー、あやとり、けん玉、などなど。男性陣が熱中していたのは、セパタクロー。輪になってボールを蹴り上げます。

      

輪の人数はどんどん増えて、日本人とマレーシア人、みんなで楽しそうだった〜!

         

ひとしきり遊び、おしゃべりし、楽しい時間が過ぎ、そろそろ終了の時間。あちこちでみんなでカメラに向かって笑顔が見えました。

   

こんなにたくさんのマレーシアの方が遊びに来てくれて、そして、美味しいマレーシアごはんをたくさん持ってきていただいて、本当にありがとうございました!準備もとても大変だったと思うのに、たくさんのお料理を用意してくれるその気持ちに感動しました。

私、マレーシアに来てるのかな?と錯覚してしまうような、素敵なマレーシアの雰囲気を楽しんだ1日。無事にごはんの会、終了♪ 本当に楽しかった!皆さん、本当にありがとうございました!またお会いしましょう。
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マレーシアごはんの会へのご参加、ありがとうございました!

2012-04-19 | マレーシアごはんの会
お礼が遅くなってしまいました。

日曜日に開催された「第6回マレーシアごはんの会」、無事終了しました。たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。良いお天気の中開催でき、本当に良かったです!

            

初めてお会いできた方も、マレーシアがご縁ですっかり仲良くなれた方も、みんなでマレーシアごはんを囲んで、本当に楽しかったです。たっくさんの手作りマレーシアごはんを目にし、感動とともにお腹はぐるるるる〜。日本でこんなにたくさんの手作りマレーシアごはんを目にするのは初めてで、あれもこれも食べてみたくて、大変でした(笑)

      

当日の楽しい様子はまたUPいたしますが、まずは皆さま、ありがとうございました!またぜひ参加してください♪
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