CCUmeeting最新情報のお知らせです

※開店休業状態でしたCCUmeetingですが、今後の開催はなしとします。
理由は
1.SNSなどの発達で、誰でも気軽にカレーの集まりができるようになったことで、私が開催する必要がなくなったから
2.参加者同士がアカウントなどをお持ちで、プロフィールなどが分かるようになったから
などです。
コミュ立ち上げ当初とは状況がかなり変わりましたので、その状況にあわせてとなります。


こんばんは。
今まで定期的に開催してきたmixiのカレーコミュニティ・CCUのカレーオフ会CCUmeetingですが、オフ会情報や募集はこのブログの右サイドバーと、この最新記事に載せたいと思います。
この記事は適時更新していきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。

それでは、失礼します。

※過去記事リンク集を設けました。詳しくはコチラを。
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【祝JCA2018メインアワード受賞!】イレブンイマサのジャーマンカレー&よくばりカレーをいただきました【来年55周年】

こんばんは。

既に発表の通り、イレブンイマサがJapanese Curry Awards2018のメインアワードを受賞しました。
改めて、今回はイレブンイマサの魅力について触れてみたいと思います。


今更ですが、お店は1964年オープンです。
来年55周年の老舗カレー店になります。


店頭にはラミネートのメニュー表が掛かっていて、多言語対応しています。


6種類のカレーソースにも、3言語対応表が用意されていました。
外国人観光客も多数訪問する場所だけに、きちんとこういう対応をしているのは好感がもてます。
また、カウンターカレー店で6種類のカレーソースを常備しているお店というのは、なかなか珍しいです。
これに期間限定のカレーメニューもあるので、常連客も飽きずにいただけるのではないかと思います。


ジャーマンカレーをいただきました。
褐色のカレーソースはビーフカレーです。
たっぷりのコーンの甘みと、ゆでたソーセージのボリュームに中辛のカレーソースのバランスがいいですね。
おいしくいただきました。
昔からある定番メニューで、JCA審査員の三吉さんもジャーマンカレーを何度も召し上がられているようです。


さらに後日いただいたのは、よくばりカレーです。
以前はマーブルカレーという名前だったと記憶しています。
ビーフ、ポーク、チキンの3種類のカレーソースに、お肉が1切れずつ、ゆで卵がトッピングされた、まさによくばりメニューです。
食べ比べると、それぞれのカレーソースに違った個性があり、面白いです。
といってもカウンターカレー店なので、極端に尖ったスパイス使いやクセはなく、どのカレーソースも安心していただけます。
このさじ加減は、実は結構難しいんじゃないかなぁと思います。
テーブルに備え付けの辛味オイルやガラムマサラはお好みで味が変えられます。
ただ、ガラムマサラはスパイスの香りが立ちますが、カレーソースの個性を殺しかねないので注意が必要です。

老舗カウンターカレー店でありながら、あぐらをかかずに常に新しい試みを続けている姿勢は、なかなかできることではないと思います。
過去に辛口批評のNOBLEさんも、ここは私にとって、永遠の『ベスト・カウンター・カレー店』なのです。と最大限の評価をしていました。
今年はじめに久しぶりに訪問したときに「もっと評価されていいお店」と思いましたが、メインアワード受賞という形になり嬉しく思います。

最後に、お店側からの喜びのツイートを紹介いたします。

それでは、失礼します。

【過去記事】

【新宿】イレブンイマサのキーマカレー+印度チキンカレーをいただきました【since1964】(2018.03.25)

【新宿】イレブンイマサの印度チキンカレーをいただきました【since1964】(2018.02.18)

イレブンイマサの印度チキンカレー(2008.04.23)

イレブンイマサのマーブルカレー(2006.08.10)←店舗情報載せてマス

イレブンイマサのキーマカレー(2005.07.29)
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Japanese Curry Awards 2018 審査結果発表です


こんばんは。

今年もJapanese Curry Awards 2018の審査会を行いました。
審査員の皆さんからノミネートを募り、そこから受賞店を議論して決定いたしました。
今年もっとも日本のカレー文化に貢献したと思われるお店は以下の12店です!

【メインアワード】
●anonymous/ポンガラカレー(大阪・心斎橋他)
●negombo33(埼玉・西所沢他)
●チャイハナ海花(大分・豊後高田市)
●クスム本場家庭料理(神戸・三宮)
●エチオピア(東京・神保町)
●大衆中遊華食堂 八戒(大阪・東大阪 長瀬)
●ラ・ファソン古賀(東京・代々木上原)
●バンゲラズキッチン(東京・銀座)
●カレーハウス11イマサ(東京・新宿)
●海月が雲になる日(石川・金沢)

【新人賞】
◆レモンライストーキョー(東京・渋谷)
新人賞は、渋谷にオープンしたレモンライス専門店になりました。
テイクアウト専門店ながら意欲的なお店であり、小宮山さんがプロデュースというのも大きな話題になったことが高く評価されました。

【名誉賞】
◆ムルギー(東京・渋谷)
名誉賞はマウンテン盛りのパイオニアといってもいい、ムルギーです。


以上です。
各受賞店の選出コメントはJapanese Curry Awards公式サイトか、審査員のブログに掲載されるかと思いますので、そちらをご覧ください。

それでは、失礼します。

【過去記事】

Japanese Curry Awardsのサイトがオープンしました!&JCAリンク集ですよ(2016.12.31)
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Japanese Curry Awards 2018に今年も参加しました


こんばんは。

今年もJapanese Curry Awards(以下JCA)の季節がやってまいりました。
2014年からで早いもので5度目になります。
※Japanese Curry Awardsとは何ぞや?という方はコチラをご覧ください。
※過去のアワードについてはJCA公式サイト
を参照ください。

今年のノミネート選出は以下の13名で行いました。

たあぼうさん(お気に入りのカレー屋さん700
エスニカンさん(◆毎日カレー◆と★タイ料理★
ノリさん(うまいものは宵に食え
しまじろさん(カレー401
ropefish(カレー細胞)さん(カレー細胞
三吉さん(三吉カレー日誌 ~あるいはカレーでいっぱいの海~
ノムコさん(NOMCO CURRY MAP
三嶋達也さん(『口癖はカレー』 主宰)
K1郎さん(うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!
TAKさん(かれおた -curry maniacx-
みつおさん(Bicycle & Ethnic 2
さと2さん(instagramのアカウント
私(USHIZO)
※順不同

さて、昨年は食べ歩きが満足に行えなかったので、ノミネート選出は辞退させてもらいました。
今年もそれほど食べ歩きはできなかったので、10店舗には足りませんでしたが選出させてもらいました。

僭越ながら紹介させてもらいます。
皆さんお店の選出理由は様々ですが、私は日本のカレー文化に貢献してきたお店というJCAの基本の選考基準を重視して、長くお客に愛されているお店を中心に選びました。
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【メインアワード】

イマサイレブンイマサ(新宿)
1964年創業。
新宿西口のカレーの歴史を語る上で外せないお店です。
2018年4月に創業45年の新宿ボンベイが惜しまれつつ閉店しましたが、イマサは来年で55年。今でもバリバリ現役です。
新宿駅は1日平均乗降者数は約347万人(2016年)と世界一(ギネス世界記録認定)多い駅ですが、イマサは無休で待たずにいただける回転の速さを考えると世界一カレーを提供しているお店かもしれません。
カウンターカレー店ながら、カレーソースは常時6種類と豊富で飽きません。
夜遅くまで営業しているのも非常にありがたく、残業帰りに何度もお世話になりました。
今年一番多く訪問したお店ということで選びました。

A・RAJA・RAJ(東池袋)
2002年創業。
東池袋の南インド料理店。
高架下の旧店舗の裏手に移転して、広さと清潔感がアップ。
さらに日本人ホールスタッフの常駐やSNSの情報発信など、時代に即した店舗になっていて好感がもてます。

FISHFISH(西新宿)
六本木の人気店が2017年に惜しまれつつ閉店し、2018年に西新宿の小滝橋通りに移転。
名物の大辛チキンカレーは以前ほど辛くなくなりましたが、インドのおつまみ系メニューが増えて充実しました。
内装やメニューはぱっと見はガチガチのインド料理店なのですが、実際はごはんでおいしくいただけるカレーメニューというのも面白いです。

共栄堂スマトラカレー共栄堂(神保町)
※2016年から引き続き選出
スマトラという名前は2005年の地震まで知りませんでしたが、大正13年(1924年!)創業には驚きです。
その当時海を渡って、カレーのレシピを現地で教わって日本に持ち帰ったというだけで、日本のカレー文化への貢献度は非常に高いと思います。
カレーは独特の味で、他のお店にはないタイプだと思いました。

エチオピアエチオピア(神保町)
※2016年から引き続き選出
1988年オープン。
辛さを上げても値段が上がらないのは嬉しい、独自のザラッとしたスパイス感のあるカレーがやみつきに。
ジャガイモがお替わり自由なのもうれしいです。
食後のコーヒーのおいしさもまた絶品で、何度でも足を運びたくなってしまいます。

バンタイバンタイ(新宿)
※2016年から引き続き選出
1985年オープン。
歌舞伎町に古くからあるタイ料理店。政府認定タイ・セレクトにも含まれています。
ここはシェフにお店の味を教えこむのを徹底しています。
そのため、いつ行っても味にブレがなく安心していただけます。
日本におけるタイ料理黎明期から、その歴史を眺めてきたお店は外せませんし、このお店がなければ今日の日本におけるタイ料理店のシェアも違っていたかもしれません。

【新人賞】
サンラサーサンラサー(東新宿)
ゴールデン街の間借り店舗から移転して実店舗にて新装開店。
優しいスパイス使いと癒やしのトークに彩られた1皿はほっこり満足です。
限定数の提供で営業時間も限られていますが、毎日でもいただけるプレートはおすすめです。


【名誉賞】
アジャンタアジャンタ(麹町)
1957年創業。今年で開店61年目になる、格調高い老舗インド料理店です。
南北インド料理のメニューが普通に揃い、南インド料理が日本で流行しだした2000年台前半より遥か前の1980年頃から提供。
非常に丁寧な仕事っぷりに感激しました。
JCAのメインアワード受賞店を含む、沢山の繁盛店のシェフやインド料理研究家を輩出していることも見逃せません。
現在の日本におけるインド料理文化を広めるうえで多大な貢献をしていることから、名誉賞に推薦したいと思います。
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以上です。

ぜひ審査員の皆さまのブログで紹介されるお店もご覧になってください。
全然かぶってなかったりで、楽しめると思います。

それでは、失礼します。
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【麹町】アジャンタのベジタリアンターリをいただきました【since1957】

こんばんは。

少し前になりますが、平日ディナーに麹町まで出かけてきました。
目的地は東京メトロ有楽町線の出口の目の前のこちらです。


アジャンタです。
1957年に阿佐ヶ谷でオープン。九段下に移転したのちに1985年にここ麹町に移転。
今年でなんと61年目!の老舗南インド料理店です。
池袋のA・RAJや高幡不動のアンジュナ、初台のたんどーるなどのシェフは、みなここアジャンタで修行経験があります。

さらにインド料理研究家の渡辺玲さんもかつてこちらで修行をしていました。
こちらの記事によると、1980年代後半には既にドーサやイドゥリなどのメニューを提供していたようです。
一部引用します。
「私がいたときは一週間に平均10食出たかどうか。それくらいマイナーなメニューだった(さらにマイナーだったのがイドゥリという「サワー蒸しパン」→当時、店のメニューにはそのように書いてあった)。
そんなわけでドーサもイドゥリも、昔は、お客様の胃袋よりも、スタッフのまかないとして消費される確率が高かった」

とのことです。

中野のカレーリーフの創業が1996年、池袋のA・RAJが2002年、東銀座のダルマサーガラ、八重洲のダバインディアが2003年、練馬のケララバワンが2004年…。

これらの南インド料理の有名店がオープンして、南インド料理ブームが到来した2000年代前半よりも遥か以前から、ドーサなどのメニューを提供していたのには、本当に驚かされました。
(ナンとバターチキンカレーなどの北インドのメニューや焼き物も提供しています)
お店は1階と2階があり、2階に案内されました。


かなり広くて、テーブル席で40席ほどありそうです。
さて、今回は渡辺玲さんもお気に入りのマサラドーサにしようかなと思ったのですが、メニューを見るとミールス(マドラスターリ)があるじゃないですか!
ベジとノンベジがあったので、今回はベジタリアンターリ(2200円)をオーダーしました。
マンゴーチャツネとタマネギのアチャールが運ばれてきました。
テーブルにおいてあるショップカードにはQRコードがあり、お店のサイトにジャンプできました。
お店のサイトを眺めて時間をつぶしていると、ミールスが運ばれてきました。


手で持っていますが、大きなパパドと揚げたてで膨らんだ熱々のプーリーが付いています。
中心からライス(日本米)、ワダ、カードチリ、時計の6時から9時のあたりまでが自家製チャツネ(4種類)、時計回りでラッサム、1時のあたりがジャガイモのサブジ、ヨーグルトのパニールを使ったカレー、ほうれん草と豆のクゥトゥ、サンバールになります。
楽しみにいただきました。
まずは熱々のプーリーをちぎって、サンバールにつけたり、サブジなどを巻いていただきました。
素朴な全粒粉の味がとてもいいですね。
サンバールもラッサムも、非常に私の好みの味でした。
※あとでアジャンタの創業者がバンガロール出身と知りました。
ムットの味が好きな私の好みと合うわけです。


特筆すべきはワダです。
外はカリッとしていて、中はフワッとしていますが、揚げ加減が絶妙で、生地の厚みもたっぷりしています。
生地の中にはクミンなどのホールスパイスや、刻んだグリーンチリなどが入っていまして、アクセントのある味で飽きません。
チャツネにつけていただいたり、ちぎってサンバールに浸してからいただいたりと楽しめました。
作り置きしている感じがなく、ここ数年でいちばんおいしいワダでした。

ライスを広げてカレーやおかずをかけて、パパドを砕いて、カードチリをかじりつつよく混ぜていただきました。
超うまーい!( ゚∀゚)ノ ワチョーイ
ライスは1回までお替わり無料です。
お替わりしてたっぷりいただきました。


あまりにラッサムがおいしかったので、メニューにある本日のラッサムを追加オーダーしました。
ミールスとは違った感じのラッサムで、こちらはやや辛さ控えめでさっぱりしていました。


食後はインドコーヒーをその場でエアブレンドしてもらい、ホッとひと息。
どのカレーやおかずも一切の手抜きがなく、スパイス使いも贅沢で素晴らしかったです。
ラッサムやサブジには、他店ではあまり見かけない直径1センチくらいの丸い唐辛子がゴロッと入っていたりしました。
老舗の底力とプライドを見せつけられた感じです。

非の打ち所がないミールスでした。
あえて言うならプレーンヨーグルトが欲しいところでしたが、あまり気になりませんでした。
(メニューにカードライスはありました)
次回訪問したらドーサかイドゥリかウタパムか、ワダかウプマか、はたまたノンベジミールスかを頼もうか…。
いやいや、創業当時から味を守り続けているチキンカレーか…。
非常に悩ましいです。

これからも末永く続いていただきたく思います。
それでは、失礼します。


【店鋪情報】

アジャンタ

住  所:東京都千代田区2-3-11
電話番号:03-3264-6955
営業時間:10:00〜23:00ラストオーダー※ランチタイム16:00まで(日曜・祝日はラストオーダー22:00まで)
休  日:なし
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