【無印は】無印良品のレトルトカレー(マレーシア三種)をいただきました【ガチ】

こんばんは。

先日、無印良品に行ってきました。


無印良品のレトルトカレーの品揃えは以前からすごいと思っていましたが、今回はひと味違います!


左からビーフルンダン(690円)、マサレマ(490円)、カリアヤム(490円)です。
どれもマレーシアのレトルトカレー、しかもハラル認証付きです!
詳しくは古川音さんのコラムで紹介されていますので、ご覧いただきたいと思います。
パッケージの裏側に目を通してみると、原産国:マレーシア、輸入者:Brahim's Food Japanとあるじゃないですか!
ブラヒムのレトルトだったんですね。
これだけマニアックなマレーシアのチョイスなのも納得です。
ハズレもないでしょうから、全種類買って帰りました。

ちなみに、他にもコアなインドカレーのレトルトが沢山あったので確認してみたところ、にしきやの製造でした。
つまり、無印良品のOEMかPBということですね。
ブラヒムのレトルトは成城石井ほか一部の店舗で購入できます。
にしきやのレトルトは販売している店舗が減っていて、通販だと送料が気になり二の足を踏んでいました。
全国規模の店舗でレトルトを販売してもらえるから、双方にメリットはありますね。

マレーシアのレトルトカレー、楽しみにいただきました。


まずはカリアヤムからです。
マレーシアのオーソドックスなチキンカレーです。
赤い油が浮いているのが、現地っぽくて嬉しくなります。
大きなジャガイモがねっとりしていて甘みも感じます。
スパイスもざらっと効いていて、ブラヒムのレベルは改めて高いなと思いました。
にしきやの小さなサイズのカレーで、このカリアヤムがあれば冷凍パラタに付けて、気軽にいただけるんだけどなぁと思ってしまいました。


後日、ビーフルンダンをいただきました。
大ぶりカットの牛肉がゴロゴロと入っています。
レモングラスの味とココナッツの甘み、スパイスがいい感じです。
ルンダンといえばもっと煮詰めて佃煮みたいにしてましたが、濃厚なビーフカレーって感じでこれもおいしいです。
このレトルトを鍋で煮詰めたら、自宅で簡単にルンダンが作れるなぁと思いましたf(^^;)


最後にマサレマをいただきました。
マサメラと見間違えていたので、色が赤くなくてびっくりしましたf(^^;)
これはカレーというよりは、ココナッツ煮込みですね。
大きなニンジンと鶏肉でボリュームがあります。
これはこれで悪くないですけど、ややパンチに欠ける感がありました。

三者三様のレトルト、どれも納得のおいしさでした。
にしきやのインドカレーも買ったので、後日また紹介します。

それでは、失礼します。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク

ぼくのなつやすみ(後編)自由研究:カレーと出汁の検証

こんばんは。

スパイスを新調したので、せっかくなのでガチでカレー作りをしたくなりました。
ちょうど夏休みということもありますので、小中学校のときには全く捗らなかった自由研究ぽくやってみます。

■テーマ:カレーと出汁の検証
最近、スパイスカレーで和出汁系が流行っているらしいと知りました。
出汁によりカレーの味がどのくらい変わってくるのかを調べてみたいと思います。

■準備1:出汁の用意
出汁を用意しました。

左から煮干し、昆布とカツオの白出汁、マギーブイヨン、鶏ガラ(各200cc)です。
煮干し以外は濃縮や固形を使用して、手抜きしました。

■準備2:レシピの用意
こちらを参照しました。

料理通信 2020年9・10月号 (2020-08-06) [雑誌]
スパイスカレーの特集をちょうどしていて、スパイシーカレー魯珈の斎藤シェフ(えりつぃん)と旧ヤム邸の藤田シェフのカレーライブ中継など、興味深い記事がありました。
今回はえりつぃんのアサリ出汁のココナッツチキンカレーのレシピを参考に、シンプルなチキンカレーを作ってみることにします。

■カレーベース調理
まずはホールスパイスを油で加熱して香りを油に移します。

新鮮なスパイスなので、やっぱり香りが強いですね。
小さな泡が出てきたところで火を止めて、すりおろしのニンニク・ショウガを入れました。
火を止めるのは上記レシピで紹介されていましたが、初めて知りました。
確かに火を付けたままだと、ニンニクとかはすぐに炒められて茶色っぽくなってました。
勉強になりました。


次は定番の刻みタマネギを炒める工程ですが、上記レシピでは弱火にせず中火のままで、さし水をして炒めてました。
弱火で炒めることしかしたことがなかったです。
これまた勉強になりました。


鶏肉を炒めてからパウダースパイスを加えて炒め、カットトマトとヨーグルトを加えて水分がなくなるまで炒め煮しました。
これでカレーのベースは完成です。


軽量したところ、ぴったり700gでした。
これを先程の4種類の出汁でのばしますので、175gずつ使用します。

■カレーを出汁でのばします
フライパンにカレーを戻して、出汁を150cc加えてのばします。

ここから強火で3分炒めると、ちょうどいいとろみ具合になります。


木べらでフライパンの底が見えるくらいが目安です。
出汁によって塩分が異なるので味見をして塩を足してから容器に移します。


4種のカレーが完成しました!
煮干しはそのまま加えて煮込みました。
マレーシアではイカンビリスは食べますし( ー`дー´)キリッ
ごはんを十字に盛り付けて、カレーを盛り付けて実食です!

■実食!ヾ(*´∀`*)ノ
ジャガイモをカレーリーフとマスタードで炒め煮したものと、キャロットラペ・クミン入り、キャベツのターメリック炒めを作っておいたので、一緒に盛り付けていただきました。


出汁によって味はどう変わりますでしょうか。
楽しみにいただきました!ヾ(*´∀`*)ノ


まずはタイムを散らしてみた、鶏ガラ出汁です。
鶏肉のカレーに鶏ガラなので、合わないわけがありません。
いちばん普通のチキンカレーとして提供できると思います。


次は煮干しも具としていただく、煮干し出汁です。
カレー自体にクセはなくて、違和感なくいただけます。
煮干しを食べると苦味があるので、ここは好みが分かれるところです。


次はカスリメティを散らしてみた、昆布とカツオの白出汁です。
なじみのある出汁なので、違和感なくいただける…と思っていたのですが、これが思った以上に主張が強いです。
カツオの風味がかなり強かったです。
これまた好みがかなり分かれると思いました。


最後はローズリーフを散らしてみた、ブイヨンです。
牛エキス入りの洋風出汁のカレーで、これはクセがなくて違和感なかったです。

それぞれのカレーで結構違いが出ているのが、興味深かったです。
レシピからカイエンペッパーを抜いて作ったことで、ブラックペッパーの刺激はあるものの、妻もおいしく食べられてホッとしました。
思った以上においしくできました。
えりつぃんのレシピに感謝です!( ゚∀゚)ノ ワチョーイ

■実食その2!ヾ(*´∀`*)ノ
せっかくなので、おかわりで残ったカレーを全部混ぜてから盛り付けました。
出汁を合わせると旨味が旨味が相乗効果になってよりおいしくなると予想していましたが、どうでしょうか。


先程まで感じたクセがなくなり、一層食べやすくなりました!
これはいいですね。
今後カレーを作るときに、隠し味に出汁を複数加えるとかはアリかと思いました。

■考察
思ったよりも出汁によってカレーの味が違うことが、よく分かりました。
日本では昔から出汁の文化がありますが、インドには出汁の文化がなく、スパイスの組み立てで素材の旨味を引き出すと見たことがあります。
スパイスカレーは日本で独自に、インド料理などのノウハウに囚われずに作られたものと認識してます。
ホールスパイスやパウダースパイスを使用している、インド的な日本発祥のカレーだなと思いました。

出汁についてですが、カレー南蛮のようなカレーと和出汁の融合は認識してましたが、それは日本のカレーと合わせたものです。
スパイスカレーに出汁の概念も加わると、ますますインド料理から独自のものになっていくと思います。
スパイスカレーが出だした当初は、スリランカ料理に近いような認識でしたが、スリランカのカレーもモルジブ・フィッシュなどを使った出汁のカレーがあるからかと腑に落ちました。

余談ですが、マレーシアやタイなどの東南アジアのカレーにはナンプラーやブラチャン(カピ)などの醗酵調味料を合わせたカレーがあります。
そのあたりも作り分けして味わってみたいなと思いました。

実際に作り分けしてみて思いましたが、和出汁は種類によってはクセがあってカレーと合わせるのが難しそうです。
スパイスカレーのお店で、日々試作をして開発されているのはすごいと思いますし、今後がとても楽しみになりました。
----------------------------------
以上です。
長文になりましたが、非常に楽しくて作りがいがありました。
学生時代にこれができていたら、模造紙何十枚でも書けて発表できたんじゃないかと思いますf(^^;)
好きこそものの上手なれ、とはよく言ったものです。

それでは、失礼します。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク

ぼくのなつやすみ(前編)スパイス断捨離しました

こんばんは。

夏季休暇も旅行や外出をせず自粛してますので、キッチン周辺の整理をしてみました。
すると賞味期限の切れた食品・食材・缶詰・レトルトなどが出るわ出るわ。
衝撃だったのは、ジャックフルーツ缶が破裂してました
(;゚д゚)ポカーン
缶切りじゃなくてパッ缶スタイルの缶詰は破裂しやすいのかもしれません。

マレーシア料理教室でジャックフルーツのカレーを習いましたが、その直後に新大久保でジャックフルーツ缶を買ったので、5年以内に破裂したことになります。
中身は錆びて真っ黒になってて、泣く泣く処分しました(´・_・`)

過去にスパイスを食害されましたこともありましたので、思い切って手持ちのスパイス類を全部処分しました。
カルダモンなんかも、すっかり茶色になってました。
スパイスも生もの(乾燥してますけど)、香りも新鮮なうちに使った方がいいのは分かってましたが、ついつい放置してました。

その後、新大久保でスパイスを新調してきました。


しばらくぶりに新大久保のお店を回りましたが、袋詰めもきれいになってて表面がベタベタしてなく、会社名のシールや価格が貼ってありました。
レジも以前は手打ちだったのに(ちゃんと計算してるでしょうけど、ボラれてもわからないf(^^;))バーコードを読み込みしてて、明朗会計になってました。
カルダモンの色からも分かりますが、スパイスは新鮮です。
帰りの電車内でもビニール袋から香りがかなり強く上がってきました。


スパイスを使いやすいサイズの容器に詰めました。
フタにラベルも貼って、冷蔵庫で保存します。


残りのスパイス小袋も整理しました。
以前は輪ゴムで止めてましたが、輪ゴムだと劣化で切れることもありますし、密封できるようにしました。
5Lサイズの米びつに食品用の防虫剤と収納し、密封して保管しました。
これで食害虫対策はバッチリです。

せっかくスパイスを新調したので、自宅でカレークッキングをしました。
長くなるので次の記事に続きます。

それでは、失礼します。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク

【梅ヶ丘】パリーカリーのスパイスド・チキンカリーをいただきました【再訪】

こんばんは。

梅雨明けした土曜日のランチで、梅ヶ丘に行ってきました。
近くのマクドナルドや美登利寿司は行列ができていましたが、目的地はこちらです。


先日伺ったパリーカリーに、日を開けずに再訪してきました。
オープン直後で他にお客さんがいなかったので、今回も店内でいただきました。


昼はパリーカリー、夜はロクネコというバーに形態を変えての営業のこちらのお店では、店内に猫のディスプレイが色々と見られます。
猫好きにはこれも嬉しいところです。

さて、今回もあいがけにしてもよかったのですが、定番のスパイスド・チキンカリー1種だけ(800円)をオーダーしてみました。
これにトッピングでシラスのポルサンボル(150円)を付けました。
ライスは中盛です。
いわゆるスパイスカレーのお店に行くと、ついつい欲張って2種類以上のあいがけをしてしまいます。
複数のカレーを混ぜたりしていただくのが楽しみではありますが、単独でじっくり味わってみようかなと思いました。
ちょうど店主のtwitterで以下の投稿を見たばかりでした。

関西のカレーブロガーの方々の投稿で「新世代スパイスカリーはガツンと和出汁系!」などと目にしていましたが、今イチよくわかっていませんでした。
他のキーマなどと合わせずに、出汁ベースのカレーをいただいてみようと思ったのが、今回のオーダーです。

しばらくして、カレーが運ばれてきました。

カレー1種類でも十分すばらしい見た目です。
楽しみにいただきました。

辛さやガツンとした刺激は少なめですが、出汁の旨味がありじんわりといただけます。
スープカレーほど出汁が全面に出ている感じではありませんが、たしかにベースがしっかりしています。
脂っぽさも少なくてさっぱりしていますが、スパイス感は十分ありおいしいです。
シラスのポルサンボルはカレー粉と一緒に炒めたような感じで、シラスの塩味と旨味にスパイスが加わってます。
カレーや押し麦入りライスにアクセントを加えるのにいい感じです。

最後まで満足のひと皿でした。
今までガツンとした刺激を感じ取っていましたが、少し違った角度で味わえたような気がします。
またパリーカリーさんには、伺いたいですね。

それでは、失礼します。

【過去記事】

【梅ヶ丘】パリーカリーの3種あいがけプレートをいただきました【駅前スパイスカレー】(2020.07.21)←店舗情報載せてマス
コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク