タニ・キッチンのソムタムとガパオ~!( ゜∀゜)ノ

タニキッチンこんばんは。

先々週末は、本来なら代々木公園で毎年恒例のタイフェスティバルが開催される予定でした。
ですが、震災や原発事故などさまざまな条件が重なって、今年は残念ながら中止となりました。
こればかりは仕方ないですね。
来年は状況が落ち着いて、無事に開催されることを願っています。

タイフェスティバルに行く予定だったのですが、代わりに出かけたのはこちらです。



大森駅です。
タイフェスティバルが開催されなくても、どこか常連店に行って美味しいタイ料理をいただきたいなぁと思いやってきました。
今回はタイフェス常連店で評判もいいタニ・キッチンに行ってみることにしました。

といっても、お店の情報を調べてみると平日ランチタイムしか営業していなくて、土日は休みでした。
完全に大森界隈勤務じゃないと行かれませんね。
…と思ったら支店ができたようで、こちらは夜の営業もしていて土日も営業しているようです。
では支店に行ってみましょうか。
大森駅前の大通り沿いに徒歩10分ほどの場所にお店はありました。

 

タニ・キッチン鹿嶋山王店です。
2階に上がった店内はとてもシックな造りで、私が持っているタイ料理店の印象とはだいぶ違いました。

タニ・キッチンに来ようと思った一番の理由は、タイフェス会場でのソムタム(青パパイヤのサラダ)です。
他のお店のブースは作りおきのソムタムを出していますが、タニ・キッチンのブースは毎年オーダーが入ってから木の臼に食材を入れて、ポクポクと叩きながら和えてくれます。

ソムタムは作りおきをすると水分が出てしまって、本来の美味しさが損なわれてしまうそうです。
タイフェスであっても、手を抜かないその姿勢に好感を持っていました。
という訳でもちろんオーダーはソムタムです。
キッチンの奥でポクポクと聞こえてきて、ソムタムがやってきました。



シンハーと一緒に、いただきました。
ザクザクした歯ごたえの青パパイヤの実と、インゲン、ミニトマト、ニンジン、ピーナッツ、桜えびなどがそれぞれを引き立ててます。
甘くて辛くて、あとひく美味しさです。
やや辛めに作ってもらったので、シンハーがどんどんすすみます!

タイのもち米(カオニャオ)をオーダーして、ソムタムの汁をつけていただきたかったですが、そうするとそれだけでお腹いっぱいになってしまいそうです。
せっかくここまで来たのですから、やっぱり定番メニューのガパオも食べたいです。
カーオ・パット・バイ・カパオを堅焼き目玉でオーダーしました。



とても素敵なビジュアルです。
タケノコ、ピーマン、パプリカが叩いた鶏肉と一緒に炒められています。

 

辛すぎず、ニンニクなどのクセも少なくて、とても食べやすかったです。
もちろんホーリーバジルもしっかり入っていて、爽快感も味わえました。

目玉焼きは白身がすごくパリパリ・シャクシャクで、黄身はほぼ堅焼きですが、中心だけほんのり半熟っぽかったのが嬉しかったです。
ご飯を半分くらい残してガパオをいただいて、もち米ではありませんがこのご飯に先ほどのソムタムを合わせて美味しくいただきました。

ひとりでめちゃ贅沢してしまいました。
雰囲気がよく、料理も非常に美味しい上に店員さんのさりげない接客も良かったです。
もう少し駅から近ければ嬉しいですが、これだけ満足できれば逆に来た甲斐があったと思えますね。

お店の方(初老の日本人男性)と会計時に少しお話させてもらいました。
とても硬派な、素敵な方でした(オーナーさんかな?)
また伺って、いろいろお聞きしたくなりました。

それでは、失礼します。

【店鋪情報】

タニ・キッチン鹿嶋山王店
※30min.のお店ページはコチラです。

住  所:東京都品川区大井7-29-8
     周辺地図はコチラ
電話番号:03-3774-3555
営業時間:ランチ11:30~14:00
     ディナー17:30~22:00(ラストオーダー21:30)
休  日:月曜
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GWマレークッキング2011 vol.3:Penang Laksa(2)

こんばんは。

ペナンラクサ作りの後編です。
まず材料は以下のようになります。

 

ペナンラクサ:約4人分
【スープのペースト用】
ホムデーン:10個ほど※皮をむきます
ニンニク:半かけ※皮をむきます
レモングラス:1本
カー:1cmほど
赤唐辛子(生):2~3本※お好みで
赤唐辛子(乾燥):2~3本※お好みで
カピ:5g(少量の油で軽く炒めておきます)

【具など】
サバかイワシ:約350g(ちょうどサバ1匹がこのくらいでした)
水:1.2リットル
レモングラス:1本
タマリンドを水で溶いたもの:50g
ラクサリーフ:枝2本分※入手困難…どこかで買えませんかね?(´・ω・`)
砂糖:小さじ1
塩:小さじ1
麺:お好みで。今回私は太いビーフンを使いました。


 

まずお湯を沸かして、カットしたレモングラスとサバの切り身を入れて5分ほどゆでます。
サバに火が通ったら切り身を取り出して、少しして冷めたらスプーンで身をほぐします。
中骨の近くの身をほぐしましたら、骨は途中で折ってからお湯に戻してダシを取りましょう。

 

次にスープのペースト用の材料をミキサーにかけます。
なかなか回らないので、水を少量足しながら根気よく回します。

 

ペースト状になりましたら、鍋にほぐしたサバの身(約半分)とペースト、ラクサリーフ(あれば)を移して、弱火で45分ほど煮込みます。
今までフィッシュヘッドカレーを作った経験から、ペースト状にしてから炒めるのかと思っていましたが、生のまま煮込むのは意外でした。



その後でタマリンドと砂糖、塩を入れて味を整えます。
この時点で味見しましたが、めちゃめちゃ美味いですよ!( ゜∀゜)ノ

さて、煮込んでいる間にトッピングの用意をしましょう。



ほぐしたサバの身の残り、パイナップル、キュウリ、ホムデーン、ミントなどです。
辛いのがお好きなら生の赤唐辛子をトッピングしてもいいでしょう。
パイナップルとキュウリは拍子切りにして、ホムデーンはスライスして水にさらしておきます。

いよいよ麺をゆでます。
太いビーフンをラクサの麺の代用品としてゆでたのですが、30分以上ゆでてもコシがなくなりませんでした。
ここまでコシが強いとは誤算でした。
個人で楽しむ範疇ならお好みの麺類で構いませんが、できれば太いビーフンを使っていただきたく思います。

麺を丼に乗せて熱々のスープを注ぎ、トッピングをして完成です!



現地ではレンゲにエビのペーストが乗せられます。
今日は入手できなかったので雰囲気だけf(^^;)
それでは、いただきます!



Sangat Sedap!( ゜∀゜)ノィィョ

自画自賛で申し訳ありませんが、これは素晴らしいですね!
麺も思ったより違和感がなく、いただけました。

課題を挙げるとしたら、自宅のプランターにミントがまだ育っていなく、少量しかトッピングできなかったことですね。
丼を覆うくらい、ハーブをワッサワサにのせていただくのがミソです。

また、ヨメさまが辛いのがダメなので、この日は唐辛子を使いませんでした。
ペナンラクサは辛くないと、美味しさが半減することが分かりました。
という訳で残りのスープに唐辛子を入れて煮込み、翌日の朝食と夕食にもいただきました。

 

辛い方が、断然美味しいです!!( ゜∀゜)ノ ワーイ
朝食は素麺、夕食は讃岐うどんでいただきました。
どちらも良かったですが、素麺が思ったよりも合いました。

夏頃にカレー自作野郎たちの狂宴「カレーつくろうず!」があったら、ペナンラクサをガッツリ辛いので作りますかね。
ペナンラクサ禁断症状になったら、私は自宅でまた作りたいと思います。

それでは、失礼します。

【過去記事】

GWマレークッキング2011 vol.3:Penang Laksa(1)(2011.05.18)
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GWマレークッキング2011 vol.3:Penang Laksa(1)

こんばんは。

GW期間中のマレーシア料理編も今回でひと区切りです。
最後は以前から作ってみたかった、ペナンラクサです!
ラクサとは、東南アジアの各地でみることができる麺料理のひとつです。

日本でラクサといったら、一般的にはシンガポールなどで有名なココナッツミルクの入ったカレー風味のスープに短くカットした麺やビーフンなどが入っていたりするもので、カトン・ラクサと呼ばれます。

一方、マレーシア・ペナン島のニョニャ料理のコミュニティが発祥と言われるラクサは、アッサム・ラクサ(別名ペナンラクサ)と呼ばれます。
ペナンラクサは魚ダシとタマリンドの酸味の効いた辛いスープに、丸くてコシのない麺、パイナップル、キュウリ、たっぷりの唐辛子やミントがトッピングされています。
そして両方にラクサ・リーフと呼ばれるハーブが使われています。

私は特にこのペナンラクサが大好物で、ペナン旅行の目的の何割かはこれをいただくためと言っても良いくらいですf(^^;)
ペナンラクサは現地の屋台やフードコートでよく見かけるのですが、日本のマレーシア料理店ではほとんど見かけたことがありません。
過去に食べたことがあるのはわずかに以下の3軒です。

海南鶏飯にて念願のペナンラクサをいただきました(2007.09.10※現在メニューになし)

東西カレーブログサミット in KENNY asia(2009.07.17※閉店→再開)

ジョムマカンのラクサペナンをいただきました( ゜∀゜)ノ(2010.05.29※閉店)

ペナンラクサが日本で滅多に見られない理由としては、スープの仕込みが大変なことやあまりオーダーが入らない(知名度が低い)こと、そして何より麺の再現という壁が大きいようです。
カトンラクサは中華麺やビーフンなどが使えて、アレンジもしやすいかと思いますが、ペナンラクサの場合はタイ米をすりつぶして作ったという、断面が丸くてコシがない独特の麺です。
この食感を例えるなら、昔小学校の給食で出てきたソフト麺かなぁ…。
(もちろん材料も違うし、別物ですよ)
この麺が他の麺類では代用がとても難しいのです。



画像は2010年8月のマレーシア旅行時に、クアラ・ルンプールのフードコートでいただいたペナンラクサです。
(そういえば記事にし忘れてましたf(^^;))
非常に美味しかったです。

上の過去記事と見比べると分かるのですが、現地のものは麺が半透明でコシのない状態なのですが、過去記事はうどんと太いビーフンで代用しています。
うどんは別物としても、太いビーフンは白く不透明な麺でパスタのアルデンテのように、どうしてもコシが残ります。
これでもまぁまぁ近い雰囲気のものは出来るのですが…。



今回の自宅で作るものは、太いビーフンで代用しました。
まぁあくまで代用品ということで、これはこれと割り切って作りました。
ただ、これが30~40分くらい茹でても、コシが全然なくならずにかなり苦労しました。

圧力鍋で茹でたら、コシがなくなるかも?と思いましたが、圧力鍋に入れてはいけない食材などをググったところ、パスタなどの麺類も含まれるので諦めました。
ラクサの麺は乾麺で現地で売ってないか、次回旅行時の宿題としておきましょう。

長くなったので、続きます。
それでは、失礼します。
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GWマレークッキング2011 vol.2:Loh Mee

こんばんは。

今回もGWのマレーシアクッキングです。
前回に続きまして、今回も麺料理です。
今回はLoh Meeという麺料理を作りました。
これは私は現地ではいただいたことがないので、味の想像が全くつきません。
まず主な材料です。

 

八角、白胡椒、シナモン、五香粉、中華麺、ビーフンです。
他には玉子、もやし、スープ用に鶏ガラ、豚骨なども載ってました。
鶏ガラと豚骨は両方とも購入はできなかったので、鶏肉を茹でてから、鶏ガラスープの素を足しました。
ググってみたところ、豚骨スープの素も購入できるようです。
次回はこれも用意してみたいと思います。
今回はかなり簡略化した作り方になります。

今回の料理の為に五香粉(ウーシャンフェン)を初めて購入しました。
中華料理の混合香辛料だそうです。
ガラムマサラみたいなものでしょうか。
瓶の材料を見ると、八角、シナモン、花椒、クローブ、ちんぴ…ですか。
配合さえ分かれば、自分で作ることも可能っぽいですねf(^^;)
というのもこの五香粉の瓶、全部使い切れないんじゃないかなと思いまして。
この五香粉、メーカーによっても配合が違い、必ず5種類とは限らないそうです。
ますますガラムマサラっぽいですね。

さて、今回のLoh Meeはまず鶏肉、八角、粗びき白胡椒、シナモンを入れて45分ほど弱火で茹でます。



その後で五香粉とダークソイソースと塩を足します。
前回のワンタン麺に続いてまたもダークソイソースです。
レンジ加熱で代用しましたが、今度探して購入してこないといけませんね。
部屋中には肉骨茶のような香りが充満していますf(^^;)



ゆで卵を追加して、しばらく煮込みます。
レシピではゆで卵の殻にヒビを入れて、大理石玉子のようにするか、完全に殻をむいてもよいとありました。

ゆで卵、鶏肉を取り出してから水溶きタピオカ粉(今回は片栗粉で代用)を足して、とろみをつけます。
あとは中華麺とビーフン、もやしを茹でてそれぞれ丼にのせて、スープを注いでゆで卵、スライスした鶏肉、お好みで叉焼を乗せて完成です。



いただきまーす!( ゜∀゜)ノ

肉骨茶のような八角の効いた醤油味のスープに、白胡椒のピリッとしたアクセントが良いですね。
とろみのついているのが不思議な感じです。
中華麺もビーフンも、どちらもスープがよく絡んで美味しいです。

豚骨が入ってないので、とてもさっぱりした味になりました。
これ、豚骨スープが加わったらもっと濃厚になるんでしょうね。
手抜きしようと思ったらいくらでもできますが、気合い入れて作るとなるとかなり大変そうです。
材料を入手できたら、また再挑戦してみたいと思います。

それでは、失礼します。
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【5月末まで!】ケララの風が閉店!!!・゜・(ノД`)ノ・゜・。

ケララ

※お店のオーナー沼尻さまに、掲載の許可をいただきました。

こんばんは。

今年になってから閉店情報が多いのですが、今回も大変に残念なお知らせです。
大森の南インド料理店、ケララの風が閉店することになりました。

ケララの風については、今更説明するまでもありませんね。
3年ほど前から、南インド料理ブームを牽引してきた有名店です。
素材や味に妥協せず、本物の味を提供してくれます。
ランチタイムには現地仕様のミールスが全種類お替わり可能で1000円という、破格値でいただけます。

ケララ

写真はお店のオーナーの沼尻さん、シェフのノリさん、ムットさんのお三方です。
ムットさんもこのミールスを「リアル・テイスト!」と絶賛していました。
というのも、バケツで料理を持ってテーブルを回って、お替わりをわんこそば形式で提供するミールスのスタイルは、ムットさんがやりたいお店のスタイルにかなり近いそうです。
それだけに、ムットさんが閉店のお知らせを知ったらとても悲しむと思います。

もちろんケララの風の味のファン、南インド料理好きの方々からも閉店を惜しむ声が多数上がっています。
今月末までと残された日数は限られていますが、直接沼尻さんに「3年間お疲れさまでした」とお伝えしたいので、私も時間を作って訪問したいと思います。
混雑や料理の売り切れなどが予想されますので、訪問される予定の方は事前にお電話された方が確実かと思います。

それでは、失礼します。

【過去記事】

ムットさん一家と行くカレーツアー in ケララの風(2008.09.21)

お盆カレーその2:ケララの風(2008.08.29)←店舗情報載せてマス
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GWマレークッキング2011 vol.1:Tok Tok Mee(Penang-Style Wantan Noodles)

こんばんは。

昨年に引き続き、今年もGWの休みを使ってガッツリマレーシア料理作りに没頭しました。
食材探しに訪問したのはこちらです。



アメ横センタービル地下の食品街です。
いろいろなエスニック食材が売っているので重宝しています。
バナナの葉もお店に常備しているので、家で豪華に南インド料理作りをしたいと思ったときにも、ここに来ればばっちりですね。
INDIAN FAST FOOD & SNACKSでお腹パンパンになり、目的も達成したので帰宅しました。

いろいろ購入したのですが、まずはこちらの用意からです。



青唐辛子です。
センタービル地下のむら珍で今回はほとんどの食材や調味料を揃えたのですが、昨年作ったグリーンチリの酢漬けを今年も作りましょう。
昨年よりも大きな青唐辛子で本数も多いので、大きな瓶に作りました。

ただ、青唐辛子を刻んだものをかじってみたら、辛さがほとんどありませんでした。
これはあまり辛くない種類のようです。
急遽冷凍で買ってきた赤唐辛子(同じくらいのサイズ)を1本刻んで追加しました。



ぐはー!辛い!(´゜ω゜):;*.':;ブッ

これ1本でムチャクチャ辛くなりました。
刻んだ唐辛子を軽く茹でた時点でくしゃみが止まらなくなりました。
これは後日炒め物などに少量足して、いただきましょう。

さて、今回挑戦してみるメイン料理はワンタン麺です。
日本のワンタン麺といったら、汁そばにゆでたワンタンがトッピングされているのが一般的ですが、マレーシアのペナンでは、汁なしのドライタイプの麺に揚げワンタンがトッピングされるのが普通のようです。
(2010年夏の旅行でいただいたのはコチラです)
今回のレシピ本はこちらです。



ペナンの有名なストリートフードの歴史とレシピが書かれた本です。
昨年ペナン旅行で宿泊したE&Oホテル内で販売していたもので(E&Oが出版しています!)、RM28(約840円)でした。
オールカラー160ページで、日本で買ったら軽く3倍はしそうです。
ストリートフードの歴史が学べるのは、すごく貴重で嬉しいです。

 

今回のワンタン麺は、ワンタンから作っても良かったのですが、時間がなくなってしまったので市販のワンタンを買ってきました。
中華麺は生麺と、インスタントの乾麺と2種類用意してみました。
現地のローカルフードだったら、インスタント麺の方が近い味が出るような気がしますが、いかがでしょうか。



まずはワンタンを揚げます。
フライパンにやや多めに油を注ぎ、フライパンを傾けてそこでカリカリになるまで揚げました。
最後にやや強火にして、油を切ってキッチンペーパーに並べておきます。

叉焼は中華式の、食紅の色が鮮やかなものが欲しかったのですが入手できず、自分で作る時間もなかったので、今回は市販の普通のもので代用です。
葉ものは芥蘭菜かチンゲン菜が欲しいのですが、それも入手できなかったのでター菜で代用しました。

あとは麺を茹でて、タレと絡めたら具をトッピングして完了。
すごく簡単でした。
タレの分量は以下のような感じです(4人分)。
オイスターソース:小さじ1/2
ダークソイソース:小さじ1/2
薄口醤油:小さじ1
ごま油:小さじ1
ラード油:30ml


ダークソイソースは海南鶏飯のタレによく使われる、黒蜜くらいの濃度の醤油です。
日本ではなかなか入手できないので代用できないか調べてみたら、醤油と砂糖をレンジでとろみがつくくらいまで加熱すれば、ある程度は近いものができるとか。
早速やってみました。
カラメル作りみたいになりました。
冷めると固くなるので、少々ゆるめ(とんかつソースくらい)にしておきました。
ラードも入手できませんでしたので、ごま油をその分増量しました。
さて、完成です!



見た目は悪くないですね。
楽しみにいただきました。
あまりに簡単で達成感がなかったので、まぁ普通に美味しくいただきました。

ただ気になっていた生麺と乾麺ですが、生麺だと茹でた後しっかり洗ってぬめりを取らないと、ツルツルといかず美味しくなりませんね。
乾麺の方がより手軽で、しかも現地っぽいチープな感じがして美味しかったです。

お店によって、ワンタン麺の個性や味がいろいろ違うそうなので、次回旅行時はカレーばかりでなくワンタン麺屋のハシゴもしなければいけませんねf(^^;)

それでは、失礼します。
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【祝開店】マレーチャンDua(ドゥア)の肉骨茶をいただきました

マレーチャンこんばんは。

池袋のマレーシア料理店、マレーチャンが、4月25日に2号店を出店されたそうです。
場所は駅を挟んだ東池袋だとか。
ただでさえ不況に加えて震災の追い打ちで外食産業、とりわけエスニック料理店は閉店などが多いのに、今2号店を開店とはすごいです。
しかもマレーシア料理店とあっては、訪問しない訳にはいきません。

本店と同様に日曜・祝日はランチタイムとディナータイムの区切りがなく、通し営業なのがありがたいです。
15時頃に伺いました。



最寄り駅の有楽町線東池袋駅を出てびっくりです。
駅を出て目の前だったのもありますが、左を向けばA・RAJ、右を向けばマレーチャンです!
これはカレー好きにとっては何とも悩ましい場所ですよ!
A・RAJが臨時休業だった時に、これでカレー難民にならずに済みますねf(^^;)

 

という訳で、駅から至近距離のお店の名前はマレーチャンDua(ドゥア)です!
マレー語の「Dua(2)」を持ってくるのが、何とも心憎いじゃないですか。
それに合わせて西池袋の本店はマレー語の「1」でマレーチャンSatu(サトゥ)と言うそうです。

ホールスタッフはジョホールバル出身で、シェフは何とペナン出身です!ヽ(・∀・)ノ
というか本店に訪問した時のシェフで、私のことを覚えていてくださいました!
しかもオーダーしたメニュー(ナシ・レマッ)まで覚えていたのには驚きました。
ちょうど丸1年経ってるのに、すごいですね。

さて、何を注文しましょうか。
メニューを眺めてみると、麺類は炒め系がミーゴレン、焼ききし麺(チャー・クイティアオ)、ビーフンゴレン、汁もの系がエビ麺、トムヤム麺、カレー麺と揃っています。

そしてこちらのお店は、肉骨茶(バクテー)をメインにしていくようです。
それなら肉骨茶を注文しなければいけませんね。
肉骨茶の単品は950円、お得なセットは1400円です。
セットを注文してみました。
しばらくして肉骨茶が運ばれてきました。



きれいに盛りつけられています。
土鍋で沸騰して出てくるのを想像したので、ちょっと意外でしたがいただきます。

 

お肉は熱々の豚スペアリブがたっぷりと入っています。
骨の周りの肉は美味しいですね。
柔らかくて骨離れもスルッといきます。
ご飯と一緒にモリモリいただきました。

スープは漢方薬のようなクセはなく、非常にさっぱりといただけました。
澄んだスープで、丁寧な仕事ぶりが伺えます。



そして嬉しいのが油条(ユウティアオ:中国風揚げパン)が付いてくることです!
ペナンの肉骨茶のお店でもいただきましたが、これをスープにしばらく浸してからいただくとたまらない美味しさです!
他のマレーシア料理店でこれが肉骨茶に付いてくるのは見たことがありません。
また、小皿の唐辛子漬け醤油を足すと一気にスープが辛くなり、味がガラッと変わりました。

大満足で完食しました!
今は肉骨茶のメニューは1種類だけなのですが、肉骨茶をメインにするなら、豚モツ入りの肉骨茶とか現地でもいただけるようなものなど、複数用意していただけると嬉しいかなぁと思いました。
まだオープンして間もないので、お店のメニューなどは今後変わっていくかと思いますが、日替わりの料理もあるようなので、ぜひ頑張っていただきたいです。

それでは、失礼します。

【店鋪情報】

マレーチャンDua
※30min.のお店ページはコチラです。

住  所:東京都豊島区東池袋4-6-12 サカエビル1階
     周辺地図はコチラ
電話番号:03-6914-2051
営業時間:ランチ11:00~14:30(日曜・祝日は22:30まで通し営業)
     ディナー17:00~22:30
休  日:なし
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ガスコンロでパンを焼きました!

こんばんは。

どんなに忙しかったりラーメンやご飯ばかり食べる日々でも、天然酵母パンの元になる生種は、使っては酵母のエサを継ぎ足して育てなければいけません。
という訳で週に1~2回は継続して天然酵母パン作りをしています。
しかし、最近心配なのがパン焼きの器具のオーブンレンジです。

皆さんご存知の通り、エアコンとオーブンレンジは消費電力が高い家電の双璧です。
パンを焼く時はオーブンで45分間くらい回すのですが、ふと消費電力が気になってレンジに書いてあった仕様を見てみました。

…1150W!?(´゜ω゜):;*.':;ブッ

参考までにうちのエアコン(10畳)の消費電力は930W、
大型冷蔵庫は260W、
iMac(Late 2009)は104~241W、
最近購入した液晶テレビは169Wでした。
本当にエアコンとレンジは2トップなんですね。
びっくりしました。

節電が叫ばれるご時世ですし、これは何とかして脱オーブンレンジでパンを焼かなければなりませんね。
まずは一番手軽なホームベーカリーで天然酵母のパンを焼いてしまう方法です。
以前からパン焼きにかかりきりになれない時などに、ホームベーカリーで焼いていました。
ホームベーカリーの消費電力は…と。
お、470Wですよ!( ゜∀゜)ノィィョ
オーブンレンジの半分以下じゃないですか!
※上の数値は焼きの分で、生地をこねる際は95Wです。
早速この日も焼いてみました。

ソーセージをパン生地でクルクルと巻いたものを縦に並べて、発酵させてから焼きました。
天然酵母生地の場合は、焼きは高温にしてフランスパンのようにカリッと焼いた方が美味しいです。



ちぎりパンが美味しくできました。
これなら失敗もしませんし、美味しく焼けます。
これでも良いのですが、焼きの時間は40分くらいかかりますし電気はやっぱり使います。
という訳でガスで焼いてみました!

ガスオーブンが買えれば一番良いのですが、予算も置き場所もありませんのでガスコンロです。
世の中にはこんなすばらしい物もあるのですが、これも置き場所に困りそうです。
まずは中華鍋で焼いてみましょうか。

 

中華鍋に油をひかないで、ごく弱火にして丸めたパン生地を転がして焼きました。
中にピザ用チーズを入れて焼いたのですが、おやきみたいになりましたf(^^;)
味は悪くありませんでしたが、生地に厚みがあったので焼けるまでに15分くらいかかりました。
うまくやれば何個も一度に焼けそうですが、中華鍋はやめておきましょうか。

次はグリルを使ってみました。
以前グリルでバゲットを焼こうとしたことがあったのですが、表面が焦げて中身は生焼けという残念な結果になりました。
アルミホイルで包んだりもしてみましたが、うまくいきませんでした。

先の中華鍋とこの失敗から、グリルでパン焼きに挑戦するには生地が中まで焼けるように薄焼きにする必要があるのではという仮説を立てました。

 

パン生地をナンのように平たく伸ばして、グリルの焼き網に乗せてみました。
火は弱火です。

 

またチーズ入りのパン生地も、チーズクルチャのように円盤型に薄く伸ばして焼いてみました。
うまく焼けてくれれば良いのですが…焦げたりしないか心配しながら見守りました。



バッチリ焼けたでー!( ゜∀゜)ノィィョ

焦げたりすることもありませんでした。
途中で裏返しましたが、網に張りついたりするようなこともなく、すごく香ばしく焼けました。



パンは、焼けてから1時間くらいしてからの方が美味しいそうですが、我慢できず早速いただきました。
うん、十分美味しいですよ!
特にナンみたいに伸ばしたパンはバゲットのように表面がカリカリに焼けていて、非常に美味しかったです。
これならベーコンを巻き込んでエピもグリルで焼けますね!

嬉しいこととしては、ガスだと焼けるまでが早いです。
薄焼きだからというのもありますが、1回あたり5分程度で焼き上がるのでかなり時間短縮になりました。

電力が心配されるこれからの季節、パン焼きはグリルで行いたいと思います。
それでは、失礼します。

【過去記事】

パン関連のリンク集を設けました。コチラをご覧ください。
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INDIAN FAST FOOD & SNACKSに再訪しました

こんばんは。

GWは今年も自宅でガッツリマレーシア料理作りに没頭しました。
その食材探しで、GW初日の5月3日にアメ横センタービルに行ってきました。
食材も無事にゲットできましたので、もう1つの目的地へと向かいました。

 

アメ横のインドスナック屋台、INDIAN FAST FOOD & SNACKSです。
3月中旬から休業していましたが、4月中旬から営業再開したそうで、伺いたいと思っていました。
この日は生憎の雨模様で肌寒かったのですが、お店は屋根があるので雨やどりしつつ料理もいただけます。

前回撮影させてもらって、Youtubeにアップして紹介させてもらった動画を店主に見ていただきました。
大変よろこんでいただけて、ホッとしましたf(^^;)

さて、今回は何を注文しましょうか。
新メニューのエッグチキンロール(500円)が気になりましたので、それをオーダーしました。



平たい中華鍋のようなあの鍋で、玉子を薄焼きにしていきます。
その後、鶏肉と野菜を軽く炒めてからケチャップなどをかけ、玉子で巻いて出来上がります。



これは楽しみです!
ワクワクしていただきました。



小麦粉の生地でクルクル巻きにしているのは、いただいたことがありますが、玉子だとフワッとした食感でそれほど重たくありませんね。
香ばしい鶏肉との相性もばっちりです!

これだけではもったいないので、別のメニューも注文しましょうか。
日替わりカレー(600円)も気になってました。
今日はエッグキーマカレーだそうです。
ではこれを注文してみましょうか。

すぐに提供されなかったので、奥を眺めてみたら鍋でカレーを作っているようです。
温め直しじゃないんですね。
ご飯をたっぷりお皿によそって、そこにたっぷりのカレーがかけられました。



ドカン!

予想以上の量が出てきてびっくりしてしまいました。
ここではインドのスナックとカレーとオーダーしたい方もいらっしゃると思いますが、胃袋に自信のない方は、カレーはライス少なめにしてもらいましょう。

カレーはゆで卵がトッピングされているのを予想していたのですが、溶き卵を混ぜて火にかけてあったのにも、またびっくりしました。
玉子が入っていることで、雑炊のようにドロッとした感じのカレーになっています。



カレーは最初の1口目は普通のカレー粉っぽい味かな?と思いました。
ですが食べ進むうちに印象がガラッと変わりました。
具のジャガイモ、グリーンピースなどにしっかり味付けしてあって、クミンシードなどがたっぷりと…?
これ、サモサの中身じゃないですか!
なるほど、これとキーマカレーを合わせてあるんですね。
またしてもびっくりさせられました。

なんとか完食しましたが、かなりの量だったのでお腹パンパンになりましたf(^^;)
このカレーライス、1食の価値がありますよ!

それでは、失礼します。

※おまけ:今回も動画でまとめてみました(店主に許可をいただきました)



【過去記事】

アメ横インドスナック屋台に行ってきました(2011.03.06)←店舗情報載せてマス
※30min.のお店ページはコチラです。
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スパイシーマサラの赤&黒カレー(京都)



京都行ってきたでー!( ゜∀゜)ノィィョ

こんばんは。
先月、妹の結婚式が京都でありましたので日帰りで行ってきました。
桜もまだ残る、とても暖かな良い1日でした。



結婚式は京都の祇園の先にある、とても自腹では行かれないような料亭でした。
どれもとても手の込んでいる、素晴らしいお料理をいただきました。

現地で解散して京都駅まで戻ってきましたが、このまま東京までトンボ帰りでは寂しいのでiPhoneで京都駅周辺のカレー店を調べてみました。
え?料亭?
上品すぎて食べた気がしませんでした(ノ∀`)タハー
そして見つけたのがこちらです。

 

スパイシーマサラというお店です。
JR東海系列の駅ナカ、カウンターカレー店のようです。

マサラここに行ってみようと思ったのは世界のカレーフェアというのをやっているそうで、インド、スリランカのカレーの他にマレーシアカレーなんてものがあるからです!( ゜∀゜)ノ

過去マレーシアカレーと書かれたメニューを注文してアレだったことは多々ありましたが、やっぱり注文してみなければ。
そんな気持ちで入店しました。
食券制なのですが、マレーシアカレーは見付かりません。
店内を見渡してみると…。



…7月て(´・ω・`)ショボーン
ネットで見ただけの情報では、月替わりカレーとまでは分かりませんでした。
残念ですが7月に京都に来る用事はなさそうなので、普通に注文することにしました。

ビーフカレー、カツカレー、タンドリーチキンカレーといったメニューの他に、マサラ赤カレーマサラ黒カレーというものが目を引きました。
どちらも480円と最安値です。
ハーフ&ハーフの赤&黒カレー(500円)というお得なメニューがあったので、それにしました。

しばらくして、カレーが運ばれてきました。



…食べるラー油とイカ墨?(;゜д゜)ポカーン

思っていた以上に、鮮やかな真っ赤と真っ黒なカレーソースで運ばれてきたのでびっくりしました。
気を取りなおして、いただきます。

…辛ぇ!(´゜ω゜):;*.':;ブッ
これ、かなり辛いですよ。
一般的なスタンドカレーのレベルじゃないですね。
赤はかなりチリの辛さがストレートなカレーです。
黒も辛いのですが、こちらは玉ねぎを思い切り焦がしたような感じで、ややコクのある甘辛カレーという感じでした。

備え付けのらっきょうと福神漬けのおかげで、汗だくで何とか完食できました。
満足して京都を後にしたのですが、これだけの個性的なカレーを出すお店なら、他のメニューも面白いカレーがいただけるのではないかと思いました。
次回京都に来ることがあれば、タンドリーチキンカレーをいただきたいです。

ただ、今回の赤と黒のカレーは価格的に業務用でこのカレーソースがあるんじゃないかと思わざるをえまえんでした。
他のお店では見かけたことはありませんが…。
あれ?そういえば…5年前にニューながいでも赤黒カレーをいただいてました。
あれも業務用だったのかな?

いずれニューながいで検証してみなくてはいけませんね。
それでは、失礼します。

【店鋪情報】

スパイシーマサラ
※30min.のお店ページはコチラです。
住  所:京都府京都市下京区東塩小路町657 JR京都駅構内
     周辺地図はコチラ
電話番号:075-352-6555
営業時間:7:00~21:00
休  日:なし
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