【永久保存版】地球の歩き方BOOKS・世界のカレー図鑑【地球の歩き方W12】

こんばんは。

今年の春に、マレーシアライターの古川音さんからご厚意でこちらの本をいただきました。

世界のカレー図鑑です!
地球の歩き方が雑誌ムーとのコラボで出版しているのは知っていましたが、これは結構驚きました。
この他にも「世界のグルメ図鑑」「世界の地元メシ」「地球のかじり方 世界のレシピBOOK」など、興味深い出版物があることを知りました。

地球の歩き方は今まで旅行ガイド本として、海外旅行の前に購入していました。
いつも現地の情報量に圧倒されつつ、とても頼りにしていました。

コロナ禍になりもう丸2年半が経つ2022年7月現在、海外旅行もようやく段階的に緩和されてはいるものの、まだなかなか難しいです。
旅行業界が大打撃になる中、当然ガイド本も出版できないよなぁ…と思っていたのですが、このようなアプローチで出版していたんですね。
元々長年積み重ねてきた膨大な情報量がありますから、何かに特化して出版するのも全然アリですね。

前置きが長くなりましたが、今回ご紹介する世界のカレー図鑑、ひいきなしにカレー好きなら永久保存版だと思います。
過去に「旅行人」増刊 アジア・カレー大全のレビューを記事にしましたが、それを超える快著・名著だと思いました。
今回の世界のカレー図鑑では、冒頭にまずカレーの定義から入っています。

これが実は難しく、私も参加しているJapanese Curry Awardsでも「カレーの定義とは何ぞや」という話は度々上がります。
この難問について、世界のカレー図鑑では以下のように記載されています。

「いわゆる日本におけるカレーのイメージとは異なっていても、さまざまな国の多種のスパイスを使用したおかずについても広儀のカレー(スパイス料理)と認め、紹介している」(世界のカレー図鑑・10ページより引用)

これほど明確にカレーの定義をまとめた本は、私は見たことがなかったので衝撃でした。
世界中の国々でスパイスを使った料理があり、現地では特別カレーと思って食されていないかもしれませんが、確かにアリだよなとは思いました。

次にカレーの歴史についても結構なページが割かれていて、これがまたすごいです。
アジア・カレー大全では森枝卓士氏が以下のように書かれています。
--------------------------------
いつからカレーが食べられていたのか?
カレーの定義も難しいし、想像するしかない部分もあるが、稲作を始め、土器を作るようになった時期には、カレーのご先祖様と呼べるようなものが作られていたのではないかと思う。
(中略)
その時代、肉や魚などを煮る際、スパイスの類を加えてみたら、より美味しくなった。食べてから体の調子が良かった。しばらく、そのまま置いておいても、腐らなくなった。そのような経験即から、あれこれスパイスの類を加えてみることをして、カレーと呼べるようなものが出来上がったのではないか、ということだ。
(「カレーの正体」森枝卓士氏・21ページより)
--------------------------------

これ自身も素晴らしかったのですが、世界のカレー図鑑はそれを上回ります。
世界史から大航海時代の交易に伴うスパイスの流れについての紹介はもちろん、カレー&スパイス年表としてまとめています。
(以下引用します)
--------------------------------
紀元前7000年頃に現在のメキシコでトウガラシが食べられていたことを示す証拠
紀元前6000年頃に現在のメキシコでトウガラシの最古の「栽培」の痕跡
紀元前4000年頃にエジプトでミイラの防腐剤・防臭剤にシナモン、クローブ、アニシード、クミンなどが使用され(以下略)
--------------------------------

何これすごすぎぃ!(;゚д゚)ポカーン

もう笑うしかないほどに、バカ真面目に取り組んでいる姿勢には冒頭の20ページ弱で圧倒されました。

そしてここから世界中の国々のカレーをエリアで分けて紹介していきます。
その地域の料理だけでなく、歴史や言語なども紹介されています。
やはりいちばんページが多く割かれているのはアジアの地域で、全体の約半分を占めています。
インドだけでも東西南北に分かれていて、とても勉強になりました。
マレーシアを含めた東南アジアの一部を古川音さんが執筆されたようで、マレーシア料理の紹介ページやコラムを読みながら、以前マレーシア料理教室でこの料理を習ったなぁ、とか様々な思い出が蘇りました。

2006年に漫画「華麗なる食卓」でミャンマーのオーノカウスウェーが紹介されたときから、料理の見た目と味、揚げ麺のトッピングといい、タイのカオソーイと似ているなと思っていました。
ミャンマーとタイが隣国で、カオソーイとカウスウェーで語感も似ていることから、どちらかの国から伝わったのではないかと予想していました。
それが世界のカレー図鑑:89ページのミャンマーのページにオンノウカウスエと紹介されていて「タイのカオソーイのルーツとも」と紹介されていました!
長年の疑問が氷解して、とても嬉しかったです。

ところで、本書を読みすすめるまではこのアジアの地域だけで十分レビューできると思っていました。
しかし、アジア以降の後半のアフリカ、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアについては私自身不勉強で馴染みがなかったので、むしろ後半の方が興味深かったです。

世界中でビリヤニ・ピラフ・プラウ的なスパイス入り炊き込みごはんが食べられていること、
マダガスカルにマレー・インドネシアの先住民がいたこと、
ナイジェリアやトーゴなどの国ではメロンの種子を乾燥させて粉にして調理すること、
南アフリカにマレーの方々が奴隷として連れて来られ、そこで食文化が発展したこと、
ケープタウンにはペナン島が由来のピエナン・カリーという料理があること、
メキシコにモレというスパイシーカカオソースがあり、過去にカレーつくろうずでいただいたことがあったこと!


ビターチョコのような、でもピリッとする不思議なソースだったな、とその時の記憶が蘇りました。

これらのことは本当にびっくりしました。
スパイスの交易には当時のとても辛い出来事があったことも忘れてはいけないことだと思いました。
最後は日本のカレーについて、日本式カレー、スープカレー、カツカレー、カレーパン、カレーうどん、カレーそばなどの紹介で締められています。

読破はしましたが、とても一度だけでは内容が頭に入り切りません。
これから何度も読み返して、世界のカレーやスパイス料理について勉強していきたいと思います。
繰り返しますが、本当に快著だと思います!

音さん、素晴らしい本との出会いを本当にありがとうございました!

 

おまけ:2022年7月、新たに出版されたこちら。

欲しいと思ったときには、既に行動している!
買うではなく「買った」なら使っても良い!
もちろん即ポチリましたヾ(*´∀`*)ノ

それでは、失礼します。

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【食べて】今年はよりぬきミールスで偲びました【みーる?ス】

こんばんは。

さる7月25日はNOBLEさんの命日でした。
早いもので去年が13回忌でした。
毎年彼にゆかりのある南インド料理店などに訪問してひっそりと偲んでいましたが、今年は緊急事態宣言が発令中です。

さらに東京オリンピック開幕直後で、都内は人出も多かったこともあり外出は断念しました。
そんなときの強い味方、にしきやさんの南インドカレーのレトルトをいただいてもよかったのですが、今年は趣向を変えて彼が愛した南インドの定食「ミールス」についてまとめてみたく思います。

私が今までいただいたミールスのお店の中で、特に印象に残っているお店を改めてご紹介します。
国内、海外(マレーシア・ベンガルール)の3カ国で選んでみました。
生前NOBLEさんと食事をした際に「海外でミールスを腹いっぱい手食したい」と仰っていました。
渡航先で手食するときは、いつも彼を想いながらいただいてました。

【食べてみーる?ス:マレーシア編】

まずは私にとって特別な地、マレーシアから紹介します。

ウッドランズ5
クアラルンプール、ペナン、マラッカでミールスをいただいたことがありますが、今回はペナンのリトル・インディア内にあるウッドランズです。
彼の訃報から1年後の2008年夏にいただきました。
国内でもミールスをサーブしてもらうのは経験していましたが、猛暑の外から冷房がすごく効いた店内に入り、片言の英語でオーダーして、サーブしてもらうのはテンションがめちゃ上がりました。
出てきたミールスは圧巻で、こんな価格でいいんですか?と思ってしまいました。
ヨーグルトと塩に漬けた唐辛子を乾燥させてから素揚げした、カードチリをかじりながらいただきました。

2021年現在は海外旅行はままならない状態で、ペナンもロックダウンなど厳しい状況が続いています。
いつか自由に行き来できるようになったら、また伺いたいと思います。

【食べてみーる?ス:南インド編】

次は南インドでいただいたミールスです。


南インドといっても、ベンガルールでしかミールスはいただいていないのですが…。
2014年にKaravalliでランチにいただいたものです。
大衆食堂から超ハイソなお店までピンキリのミールスをいただきましたが、こちらはかなり高価なミールスでした。
ずっしりした重量の器に入ったおかずをライスやアッパム、チャパティと一緒にいただきました。
食後のエアブレンドのコーヒーとパヤサムの甘さが格別でした。
このときの旅行では滞在日数の大半をお腹をくだしてしまったので、いつの日かリベンジしたいなと思います。

【食べてみーる?ス:国内編】

最後は日本でいただいたミールスです。


日本のミールスが一番悩みました。
どのお店も好きですし印象に残っていますが、今回は麹町のアジャンタを選びました。
今年で64年目という歴史ある老舗ですが、古さは全く感じませんでした。
すべての品が一切の手抜きがなく、非の打ち所がないミールスでした。
私がここであれこれ申し上げるより、ここはぜひ、

NOBLEさん渾身のレポートをご覧になっていただきたく思います。
文字通り、命を削って記事を書かれていたのかと思うと言葉もありません。
私は彼と同じようなことはとてもできませんが、彼のカレーへのクソ真面目さ真摯さは見習いたく思います。
そして、カレーを通じて色々なことを見て、食べて、感じていきたいと思います。

それでは、失礼します。

【過去記事】

【ペナン食い倒れ旅行2008その9】ウッドランズのマドラスミールス(2008.07.23)

【ベンガルール食い倒れ旅行2014その13】Karavalliのバナナリーフミールス(2014.08.02)

【麹町】アジャンタのベジタリアンターリをいただきました【since1957】(2018.12.20)

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【平凡でもカレーなる日々】今年は持ち帰りで偲びました【食べてみーる?す】

こんばんは。

南インドプロフェッサーのNOBLEさんが旅立たれてから、13年が経ちました。
※移転前のYahoo!ブログが2019年12月15日でサービス終了してしまいましたので、今更ながらNOBLEさんのブログがFC2に完全移行していて、よかったと思いました。

毎年、この日は彼がお気に入りのお店を個人的に巡って、彼の記事を思い出したりしてひっそりと偲ぶようにしています。


今年も都内の南インド料理店に伺ったのですが、このご時世なので持ち帰りました。
まさかフルセットのミールスを持ち帰れる日が来るとは思いませんでした。
あまりに素晴らしかったので、後日記事上げします。

これを見たら、NOBLEさんは「日本の南インド料理もここまできたか」と大変喜ばれると思います。
来年の7月25日は、開催されていれば、東京オリンピックで大変盛り上がっていることでしょう。
そのときカレー界はどうなっているか、色々と思いを巡らして過ごしたいと思います。

それでは、失礼します。

【過去記事】


逝ってしまった南インドプロフェッサーへ捧ぐ(2007.07.30)

【カレーなるお通夜】インド料理 ハンス(2007.08.01)

「平凡でもカレーなる日々」(新:FC2ブログ版)
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2016年もお世話になりました

こんばんは。

2016年も残すところあと僅かですね。
今年も大変にお世話になりました。
2016年の反省と、2017年に向けての抱負を振り返ってみます。

【2016年の反省】
40歳にとうとうなったので暴飲暴食は慎んで、楽しんで息の長い食べ歩きを続けていかれるよう心がけていきたいと思います。
(本当は40までにゴーゴーカレーのメジャーカレーを食べておきたかったですが…)(2016年抱負より)


ゴーゴーカレーのメジャーカレーは、今年も食べ損ねたです(´・_・`)
41歳になったので、厄年前には完食しておきたいところです。
暴飲暴食はしなかったんじゃないかなぁと思います。

CCUMeetingは下半期に1回だけCafe Lolitaで開催しました。
近年Facebookで様々なイベントが多く、バッティングしてしまうのでなかなか日にちを決めづらいと思って二の足を踏んでいたら、この有様ですm(_ _;)m
昨年も言ってますが、来年はJapanese Curry Awards受賞店で開催したいと思います!


■次回マレーシア旅行はペナン&マラッカ&クアラルンプールに!
マレーシア旅行は来年のGWに決定しました。
2010年以来、6回目となるペナン旅行です!
行きはAirAsiaですが、帰りは贅沢してJALのビジネスです。
この6年の間にジョージタウンはウォールアートが出たり、世界遺産になったりでずいぶん様変わりしました。
その違いを感じることや、現地のたくさんの友人たちにお会いできるのが、今からとても楽しみです!(2016年抱負より)


GWのペナン旅行は、かなりガッツリ楽しめました。
今までいただいてなかったメニューが多くて、カレーやインド料理の比率が少なかったのでブログでは触れませんでしたが…。

今回はペナンだけ滞在予定ですが、今後はマラッカやイポー、ジョホールなど他の行ったことがない地域にも行ってみたいと思います。

という訳で、2017年のGWにマレーシア旅行を予定しています。
今回はペナン3泊、マラッカ2泊、クアラルンプール2泊にしてみました。
ペナンは今年行かれなかったお店などの宿題、マラッカは初めての場所、クアラルンプールも毎回1泊程度しかしていなくて、ほとんど観光してなかったのでどの土地も楽しみです。


【2017年の抱負】
健康で1年間、コンスタントにカレー食べ歩きができればいいなぁと思います。
Japanese Curry Awards受賞店でCCUmeetingを開催したいです。


以上です。
日々の健康と、おいしいひと皿をいただける喜びを感じつつ、来年も続けていきたいと思います。
2017年が皆さまにとって、よりよい年でありますようお祈り申し上げます。
それでは、失礼します。
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2015年もお世話になりました

こんばんは。

2015年も残すところあと僅かですね。
今年も大変にお世話になりました。
2015年の反省と、2016年に向けての抱負を振り返ってみます。

【2015年の反省】
Japanese Curry Awardsの立ち上げが、大きかったです。
結構駆け足で決めてしまった感はありますが、2015年は1年間じっくりかけて色々なお店を回って行きたいと思います。(2015年抱負より)


まぁまぁ回れたかなぁ…という感じです。
もうちょっと頑張りたかった感じではありましたが。
ブログ記事は53記事とかなり少なかったですが、9月のイタリア旅行記にかなり時間を割いたので致し方ないかなと思っています。

CCUmeetingも継続して開催していきたく思います。
せっかくなので、Japanese Curry Awards受賞のお店での開催なんかもいいかもしれませんね。(2015年抱負より)


CCUMeetingは下半期に開催できませんでした…(´・_・`)
近年Facebookで様々なイベントが多く、バッティングしてしまうのでなかなか日にちを決めづらいと思って二の足を踏んでいたら、この有様ですm(_ _;)m
来年は早めに予定を決めて、開催したいと思います。


■次回マレーシア旅行はペナンに!
JALマイルがかなり貯まったこともあり、2015年9月にイタリア旅行の航空券を取ってしまいました。
2014年末の時点でユーロが145円くらいなので、現地滞在費が結構かかりそうです。
2015年はイタリア旅行1本だけになりそうです。
ペナン旅行は2016年に持ち越しですね(´・_・`)


カレー成分ゼロの旅行になったのでブログでは触れていませんが、9月に18年ぶりにイタリア(ヴェネツィア&ミラノ)に行ってきました。
湿度や気温など、日本や東南アジアとはまるで違うなと思いました。



あ、ミラノ万博のマレーシアパビリオンでバンブーダンスを踊ったり、ナシレマをいただきました。
マレーシアでいただく値段を考えると、日本でいただくより高くてアホみたいな高さでしたが、特別な1食になりました。

また、マレーシア旅行は来年のGWに決定しました。
2010年以来、6回目となるペナン旅行です!
行きはAirAsiaですが、帰りは贅沢してJALのビジネスです。
この6年の間にジョージタウンはウォールアートが出たり、世界遺産になったりでずいぶん様変わりしました。
その違いを感じることや、現地のたくさんの友人たちにお会いできるのが、今からとても楽しみです!

今回はペナンだけ滞在予定ですが、今後はマラッカやイポー、ジョホールなど他の行ったことがない地域にも行ってみたいと思います。


【2016年の抱負】
40歳にとうとうなったので暴飲暴食は慎んで、楽しんで息の長い食べ歩きを続けていかれるよう心がけていきたいと思います。
(本当は40までにゴーゴーカレーのメジャーカレーを食べておきたかったですが…)


以上です。
2016年が皆さまにとって、よりよい年でありますようお祈り申し上げます。
それでは、失礼します。
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2014年もお世話になりました

こんばんは。

2014年ももうすぐ終わりですね。
今年1年も大変お世話になりました。
1年前に台北で新年のカウントダウンを迎えたのが、ついこの間のことのようです。

私がこのブログを開設したのが2004年12月25日なので、早いものでもう10年になりました。
2013年の反省と2014年の抱負を振り返ってみます。

【2013年の反省】
■インド旅行は2014年に持ち越し
年末年始の台湾旅行が終わってから考えようと思ってましたので、まだ全くのノープランです。
GW辺りに有休をつなげて行ってしまいたいですが、気温が高いというのを聞いて躊躇しています。


「40歳までにインド旅行」は達成できました!
念願のベンガルール食い倒れ旅行ができたことは、ブログ開設10周年の中でも大きな思い出になりました。
いつも海外旅行に行くときは、1年前くらいに航空券を取るので準備期間が長いのですが、ベンガルールは本当に数カ月だったのであっという間でした。
ダクシンのラターさんには渡航までお世話になりました。
そしてムットさん一家には、現地で大変お世話になりました。
またいつかインドには行ってみたいです。
ベンガルール食い倒れ旅行2014リンク集ですよ(2014.08.25)

【2014年の抱負】
■更新頻度はもう少し上げたい
2013年以上にはしたいものです。
あとはアウトプットがインプットに少しでも並ぶよう、努力したいです。


とりあえず達成できました。(90記事)
旅行記とマレーシア関連が多かったですが、ホッとしています。

■次回マレーシア旅行はペナンに!
2年連続ランカウイ旅行でマレーシアに行きましたが、新婚旅行で行ったのがきっかけでマレーシア好きになった思い出の場所、ペナンには2010年以来行ってません。
今年行かれるかは微妙ですが、次回マレーシア旅行に行くならペナンに行きたいと思います。


達成できませんでした(´・_・`)
まぁ台湾で年越し、4月末にインド旅行があったので2014年中にマレーシア旅行は難しかったです。
インド旅行がマレーシア航空で行ったので、行きも帰りもクアラルンプール経由でした。
そのためマレーシア気分もある程度満足してしまいました。

そして、JALマイルがかなり貯まったこともあり、2015年9月にイタリア旅行の航空券を取ってしまいました。
2014年末の時点でユーロが145円くらいなので、現地滞在費が結構かかりそうです。
2015年はイタリア旅行1本だけになりそうです。
ペナン旅行は2016年に持ち越しですね(´・_・`)

【2015年の抱負】
さて、2014年を振り返ってみると、ネガティブなことですが大地の木の閉店食い道をゆく終了が印象に残っています。
そして台湾麺線オープンという嬉しいこともありました。

そして下半期のJapanese Curry Awardsの立ち上げが、大きかったです。
結構駆け足で決めてしまった感はありますが、2015年は1年間じっくりかけて色々なお店を回って行きたいと思います。

あと、CCUmeetingも継続して開催していきたく思います。
せっかくなので、Japanese Curry Awards受賞のお店での開催なんかもいいかもしれませんね。

以上です。
2015年が皆さまにとって、よりよい年でありますようお祈り申し上げます。
それでは、失礼します。
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しばらく滞ります。



こんばんは。

今年になってから非常に仕事が忙しくなって、全く更新できておりません(´・_・`)
2月中旬頃まで全然落ち着かないようなので、申し訳ありませんが普段以上に更新が滞ると思います。

画像は残業明けの23時頃に駆け込んだ、西新宿の某タイ料理店です。
かなり気に入ったお店で紹介したいのですが、後日とさせてもらいます。

それでは、失礼します。
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新年明けましておめでとうございます



新年明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
本年も宜しくお願いいたしますm(_ _)m

大晦日に記事をアップするつもりでしたが、大掃除やお雑煮作りなどの家事に追われて間に合いませんでした。
年が明けてしまいましたが、昨年の反省や雑感と新年の抱負をば。

■記事更新は2年連続2桁
2011年は更新頻度が落ちて、初の2桁となる92件の更新でした。
2012年は3桁を目指しましたが、終わってみれば93件でした。
日々の積み重ねの結果になりますが、これ以下にはならないように努めたいと思います。
ただ、自分で納得しない記事をポンポン上げて記事数を稼ぐような真似はしたくないので、更新頻度はまちまちになるかもしれません。

■CCUmeetingが定着してきたかも
ブログからmixiやtweetviteでオフ会の告知や管理をするようになり、2年9カ月ほど経ちました。
現在は参加メンバーは33人、オフ会も14回目になりました。
立ち上げ当時は参加者が集まらず、1人で訪問したこともありましたが、今年になってから沢山の方々に参加いただけるようになってきました。
10人以上での開催もできて、感無量です。
これに満足することなく、ご参加いただいた方々の交流の場を今後もつくり、満足度が高くあるように開催していきたいと思います。

■初の年2回海外旅行
2011年は海外旅行に行かれなかったですが、2012年は4月に台湾、8月にマレーシアに旅行しました。
年間2回海外旅行したのは初めてです。
初めての台湾は非常に楽しくて、近くて安かったのでまた行きたいです。
今年マレーシア旅行に行かれたのは、次に述べますマレーシアごはんの会の皆さんとの交流があったから行く気になったのだと思います。

■マレーシアごはんの会にはホントに感謝
昨年再三うちのブログで紹介したマレーシアごはんの会ですが、初めて紹介したのが2012年2月13日の記事なので、まだ1年経ってないんですよね。
あれから本当に色々あり、マレーシアについてとても勉強させてもらってます。

今までブログでマレーシア旅行のことや料理について更新しても、マレーシアの知名度がいまいちなのか、大きなリアクションはありませんでした。
暖簾に腕押しといった感じです。
それがマレーシアごはんの会を通じて、たくさんのマレーシア好きな方々や、マレーシア出身の方々と交流をもたせてもらいました。
マレーシア料理をいただきつつ、マレーシアの話が好きなだけできる、この環境はとても居心地がよくて、嬉しかったです。

また、マレーシア料理教室では直接料理のコツを習うことができました。
今までは英語のレシピ本を眺めつつ料理してきましたが、これで正しい料理か不明点が残ったままでした。
料理教室ではその疑問を直接聞くこともできますし、非常に有意義でした。
そして、カレーつくろうず!で、料理教室で習った料理を提供して喜んでいただけたりと、自分の中でも相乗効果が出ています。

マレーシアの食文化や料理の知名度の向上のため、今年も引き続き私にできることがあれば、協力させてもらいたく思います。

■インドに行きたい!
前々からインドに行きたかったのですが、ヨメさまがずっと一緒に行くのを拒否しています。
まぁ辛いのダメダメでカレーも好きではなくなったのでやむなしですね。
結婚してる以上、事実上インド行きは不可能かと思っていたのですが、最近「インドに行きたきゃ勝手に行け」になりました。
い い ん で す か!?( ゜∀゜)ノ ワチョーイ
喜んで行かせていただきます!ヽ(・∀・)ノ
昨年からJALマイルでデリーまでの便が就航したこともありますし、格安航空券にするかマイルにするか悩ましいところです。
今年行かれなくても年齢的・体力的に40歳までには何とかインドには行きたいと思っています。


今年もカレーを通じてたくさんの方と交流させていただければ幸いです。
それでは、失礼します。
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カレー好きな方へ招待状ですよ!を見て

こんばんは。

長かった台湾旅行記も終わりまして、たまっている記事を更新していきたいと思いますが、その前に最近思ったことを綴ってみたく思います。

お付き合いさせてもらってます、スリランカ・南インド好きなパンク姉ちゃん、spicecherryさんのブログに、先日「カレー好きな方へ招待状ですよ!」という記事があがりました。

「カレー好きですが、何か?」と思いながら記事を拝見しましたが、非常に共感できるものでした。
以下引用します。

いつもブログを見てくれる方から、先日こんなメッセージをもらいました
「自分はカレーマニアではないけれどカレーが好きです。南インドやスリランカ料理にも興味があります。いつも(この)ブログに出てくるようなメニューを食べてみたいです。でも、カレーマニアじゃないから、そういう機会がないです。いつか自分でも参加できる食事会をやってほしい」
これをみたとき、「あ、そうか」とひらめいたのです。
そうか、そういう人を集めて食事会をしてみようか。
(「カレー好きな方へ招待状ですよ!」より一部を引用)


私もそうですが、長く食べ歩きのブログを続けていると読者になってくださった方と交流をもつ機会ができ、私の開催したオフ会にご参加いただいたりで、何かのご縁で直接お会いする機会もありました。

その方々の中から、同じような食べ歩きのブログなどを開設されて、ご自身で情報発信される方々もでてきました。
当然ですがみんな初めは無知で、(一般の方からみた、いわゆる)マニアではありません。
ですが各自で情報発信する内に、初心を忘れがちになっていってないかと思います。
これは以前から一貫している、私の主張でもあります。

また、情報発信をするようになり、同時期に更新している方々と交流をもつようになり、その方々と連絡をとり、個人的な食事会などを開催することはあっても、今回のspicecherryさんのような「誰にでも広く開かれた食事会」というものは開催されない傾向にあります。

自分たち食べ歩きブロガーは決して特別な存在ではなく、モニターや端末の向こう側にいてくれる閲覧者の方々と同じだと思っています。
その閲覧者の方々が食事会に参加してみたいと思うかどうかは分かりませんが、その場所を提供する機会を設けることも大事なことではないかと思います。
何より今回のspicecherryさんの「カレーの好きなアナタに捧げるファーストステップ!南インドな食事会」というタイトルと23人もの参加枠がすぐに定員になり、キャンセル待ちになるほどの状況が、その潜在的なニーズを物語っています。

正直、南インドやスリランカ料理というとまだまだマイナーでマニアックな印象は拭えませんし、それに大変お詳しいspicecherryさんがマニアックな目線ではなく、初めての方々の目線に立っての食事会を開催してくださったことは、大いに喝采したく思います。

定期的に私もオフ会を開催していますが、毎回嬉しいことに10人弱の参加の中に初参加の方が若干名いらっしゃいます。
いつも参加していただいている方々も優しい方々ですから、皆暖かく迎え入れてくれています。
このようにしてカレー好きな方々の輪が広がり、交流ができていく健全な循環があることは非常に嬉しく思いますし、今回のspicecherryさんの食事会もきっとそうなると思います。

この食事会がカレーが好きで、今回勇気を出して参加された方々のファーストステップとなり、無事に成功されることを願っております。
幹事のspicecherryさんは大人数の取りまとめ、大変だと思いますが持ち前のパンクスピリットで頑張ってください!ヽ(・∀・)ノ

それでは、失礼します。

※spicecherryさんの記事にトラックバックを送らせて…あら?アメーバブログ、トラックバックなくなったのかしら?(´・_・`)

※有名カレーブログランナーのしまじろさんもspicecherryさんの食事会に賛同しています。
記事はコチラです。
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【台湾食い倒れ旅行2012その7】雙連圓仔湯の油もちとかき氷をいただきました

油もちこんばんは。

台北駅の食事が消化不良だったので、ホテルに戻る前に駅の近くの雙連圓仔湯というお店に行きました。



こちらは先日訪問したマンゴーミルク氷の有名店、冰讃(ピンザン)の道路向かいで、すぐ近くです。
こちらもかき氷の有名店で、50年以上前から変わらない製法で提供しているそうです。
ただ、暖かいメニューや五目うどんや五目ビーフンなどの食事のメニューもありました。
日本語が通じる店員さんがいるので、安心して利用できました。
1階席は狭かったですが、広々としている2階席に案内されました。



人気メニューという揚げきな粉餅2個(65元(約195円)※メニュー表記まま、台北ナビでは「油もち」と記載されています)と、かき氷(タロイモペースト、コーン、うずら豆、白玉)80元(約240円)をそれぞれ注文しました。
それほど待たずにそれぞれが運ばれてきました。





揚げきな粉餅に暖かい茎茶が付いてきました。
「揚げきな粉餅は熱々の内が美味しいですから、先に食べてください」と店員さんに言われました。
でもかき氷も早く食べないと溶けてしまいますが…。
まずはお薦め通り、揚げきな粉餅からいただいてみました。



やわらかい大きな丸餅に、きな粉と黒ゴマをまぶしてあります。
これがすごい美味しいです!
きな粉は大豆ではなく、ピーナッツを粉にしているようです。
初めての風味ですが、これは面白いですね。

熱々のお餅をお箸でちぎっていただきますが、素朴ながらお餅のおいしさを満喫できました。
お餅を揚げているといっても油っぽさは全然ありませんし、茹でたのかと思いました。
表面もカリカリではなくしっとりでしたから、低温でじっくり揚げたのでしょうか。
(台北ナビによると低温で15分ほど煮るように加熱するそうです)



かき氷もいただきました。
かき氷自体は昨日の冰讃のフワフワさはなく、普通のかき氷です。
トッピングのコーンやうずら豆が、マレーシアのアイス・カチャンを思い出させます。
タロイモペーストと白玉が思いのほかずっしりボリュームがあり、先のきな粉餅と合わせてかなりお腹いっぱいになりました。

かき氷以外にも、暖かいメニューであずきの白玉などがあるので、お汁粉感覚でいただけそうです。
次回台湾に来たら、このメニューもいただきたいです。

それでは、失礼します。

※1日単位での旅行記は私のサイトで更新していきます。

【店鋪情報】

雙連圓仔湯
※台北ナビの店舗ページはコチラです。

住  所:台北市民生西路136号
     周辺地図はコチラ
電話番号:(+886)02-2559-7595
営業時間:11:00~23:00
休  日:月曜日
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