Japanese Curry Awards 2023 審査結果発表です


こんばんは。
 
今年で10回目になります、Japanese Curry Awardsの審査会を行いました。
審査員の皆さんからノミネートを募り、そこから受賞店を議論して決定いたしました。
今年もお店に集まれる審査員は集まり、遠方の方はzoomでリモートで繋ぎました。
私も満足に食べ歩きが行えなかったのですが、ノミネートさせてもらい、自宅から参加しました。
 
今年もっとも日本のカレー文化に貢献したと思われるお店は以下の12店です!
 
【メインアワード】
●CURRY家 Ghar(大阪・肥後橋)
SANRASA(東京・東新宿)
スズキーマ(富山・富山市)
スープカレーなっぱ(岡山・岡山市)
Spice and Vegetable 夢民(東京・虎ノ門ヒルズ)
タンジャイミールス(東京・幡ヶ谷)
はぐ寧 ~だしとおばんざいと和カレー~(大阪・天神橋筋六丁目)
Vaji spice(東京・代々木八幡)
プルジャダイニング(東京・巣鴨)
松本メーヤウ(長野・松本市)
私は未訪のお店がほとんどですが、過去何度かメインアワードに推薦したサンラサーが受賞されたのはとても嬉しかったです。

【新人賞】
◆シャンカラ堂(大阪・福島)
 
【名誉賞】
◆日比谷松本楼(東京・日比谷)
名誉賞は先日記事にしました、120周年の日比谷松本楼です!
10円カレー改めチャリティーカレーイベントなどが大きく評価されての受賞となりました。
 
以上です。
各受賞店の選出コメントは2023年度のアワード発表ページか、審査員のブログに掲載されるかと思いますので、そちらをご覧ください。
 
それでは、失礼します。
 
【過去記事】
 
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【祝10周年!】Japanese Curry Awards 2023に今年も参加しました

こんばんは。

今年もJapanese Curry Awards(以下JCA)の季節がやってまいりました。
2014年からで早いもので10度目になります。
※Japanese Curry Awardsとは何ぞや?という方はコチラをご覧ください。
 ※過去のアワードについてはJCA公式サイト
を参照ください。

今年のノミネート選出は従来の11名に加えて、新たに以下の皆様にも
ご協力いいただきました!
ハラ☆デリックさん
カレー哲学の清水さん
東京ダルバートMAPの田嶋さん
カレー三兄弟からタケナカリーさんと福岡さんのお二方

しまじろさん(カレー401
ropefish(カレー細胞)さん(カレー細胞
三嶋達也さん(「口癖はカレー」主宰)
鈴木さん
さいちゃん

私(USHIZO)
※順不同

今年のメインアワードは各審査員からノミネート5店舗選出となりました。
受賞店は例年通り10店舗の予定です。
私も選出させてもらいましたので、僭越ながら紹介させてもらいます。

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【メインアワード】USHIZO選出5店

スパイスハウスpepe(鎌倉)※初選出

新橋の料亭から紆余曲折を経て創業70年になりますが、スパイスハウスpepeとしては1980年オープンです。
3代目現オーナーは80歳を超えてますが、今なお独創性に富んだスパイス使いのカレーを常時6種類以上提供していて驚きました。
ハツ・レバー・砂肝など鶏肉のあらゆる部位が使われたマサラカレーは今年いただいたカレーの中でも一番の衝撃でした。
御成通りの商店街のお店とのコラボや地域での影響も含め、表彰したく思います。

ネパール料理サンサール(小岩・本八幡・東新宿)※昨年に続き選出

1999年に小岩でオープンのネパール料理店。
ここ数年でインド・ネパール料理店が増えて、ダルバートもそれほど珍しくなくなりましたが、もっと昔からダルバートを提供しています。
今年久しぶりに訪問しましたが、骨付きぶつ切りのチキンカレーや、大根の漬物(ムラコ・アチャール)には、柑橘系の風味のする豆の一種を使っていたり、非常に手がこんでいることを再認識しました。
ナンも出すネパール料理店は珍しくなく、サンサールもその例に漏れませんが、南インド料理のラッサムなども提供しているのはここくらいでしょう。
堅実に3店舗を経営して、地域に愛されるお店として続けているのも評価したく思います。

セイロン・イン(中目黒)※昨年に続き選出

1991年オープンのスリランカ料理店。
ひと昔まえのスリランカ料理の代表的なお店、コートロッジが衰退した中で30年以上お店を続けてくれていることに感謝して推薦します。

カレーハウスすぷーん(西国分寺)※昨年に続き選出

1966年オープン。
プレーンの欧風カレーに揚げ物などをトッピングする古き良きカウンターのカレー店です。
もうすぐ60周年になりますが、2代目がお店を引き継いで味を守ってくれています。
美しい盛り付けのカレーは、現代でも全然通用するビジュアルです。

インド風カリーライス すぱいす(荻窪)※昨年に続き選出

2002年オープン。
ホロホロの手羽元とサラサラでシャープな辛さのカレーが20年以上前からあったことも、店主の佐藤さんが脱サラして独学でスパイスの配合から作り上げたことにも大変驚きました。
今はなき蔦カレー(インド風カリーライス)のカレーを会社員時代に佐藤さんが好きだったことから、DNAが受け継がれているのも昔からカレーを食べ歩いている身としては嬉しいポイントです。

【新人賞】
該当するお店に行けてないので無し

【名誉賞】USHIZO選出
日比谷松本楼(東京・日比谷)

明治36年(1903年!)オープン。
今年は120周年になりますが、久しぶりに訪問したところ現代に合わせてアップデートされていて古さは全く感じませんでした。
10円カレーが有名すぎますが、そのチャリティイベントは昭和48年(1973年)からで50年目になります。
日比谷公園開園と同年に開店して歴史とともに時間を重ねて、ひと皿のカレーを通じてチャリティイベントで社会貢献を50年も続けることは他では考えられません。
名誉賞をぜひとも贈りたく思いました。
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以上です。

ぜひ審査員の皆さまのブログやSNS等で紹介されるお店もご覧になってください。
全然かぶってなかったりで、楽しめると思います。

そして2023年度のアワード発表は、年末年始を予定しています。
今しばらくお待ちください。
それでは、失礼します。
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Japanese Curry Awards 2022 審査結果発表です

こんばんは。
 
今年で9回目になります、Japanese Curry Awardsの審査会を行いました。
審査員の皆さんからノミネートを募り、そこから受賞店を議論して決定いたしました。
今年もお店に集まれる審査員は集まり、遠方の方はzoomでリモートで繋ぎました。
私も満足に食べ歩きが行えなかったのですが、少ないながらノミネートさせてもらい、自宅から参加しました。
 
今年もっとも日本のカレー文化に貢献したと思われるお店は以下の13店です!
 
【メインアワード】
●インド宮廷料理 Mashal(東京・大森)
ガネーシュN(大阪・大阪天満宮)
銀座スイス(東京・銀座)
gopのアナグラ(札幌・琴似)
Japanese Spice Curry WACCA(東京・八丁堀)
TADKA(京都・ 烏丸御池ほか)
Bar Kanata(名古屋・東別院)
はらいそSparkle(大阪・肥後橋)
モンスナック(東京・新宿)
よもだそば(東京・日本橋ほか)
 
【新人賞】
◆カレーショップ フェンネル(東京・西荻窪)
 
【名誉賞】
◆カシミール(大阪・北浜)
名誉賞は、大阪のカレー文化への貢献は計り知れない名店です!
そして賞の類は受け取ってもらえないといわれていたお店だけに、毎年ノミネートに上がりつつ、アワード選出は避けていたお店でもあります。
これは結構な事件です!
 
以上です。
各受賞店の選出コメントは2022年度のアワード発表ページか、審査員のブログに掲載されるかと思いますので、そちらをご覧ください。
 
それでは、失礼します。
 
【過去記事】
 
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Japanese Curry Awards 2022に今年も参加しました

こんばんは。

今年もJapanese Curry Awards(以下JCA)の季節がやってまいりました。
2014年からで早いもので9度目になります。
※Japanese Curry Awardsとは何ぞや?という方はコチラをご覧ください。
 ※過去のアワードについてはJCA公式サイト
を参照ください。

今年のノミネート選出は以下の11名で行いました。

しまじろさん(カレー401
ropefish(カレー細胞)さん(カレー細胞
三嶋達也さん(『口癖はカレー』 主宰)
さと2さん(instagramのアカウント
鈴木さん
さいちゃん
私(USHIZO)
※順不同

今年もそれほど食べ歩きはできなかったので、10店舗には足りませんでしたが選出させてもらいました。
僭越ながら紹介させてもらいます。

皆さんお店の選出理由は様々ですが、JCAでも「カレーの定義とは何ぞや」という話は度々上がります。
この難問について、今年地球の歩き方から刊行された「世界のカレー図鑑」では以下のように記載されています。

「いわゆる日本におけるカレーのイメージとは異なっていても、さまざまな国の多種のスパイスを使用したおかずについても広儀のカレー(スパイス料理)と認め、紹介している」(世界のカレー図鑑・10ページより引用)

毎年日本におけるカレー、という枠にとらわれていた気がしますので、今年のお店選びについては上記にならってもう少し柔軟に考えてみたいと思いました。

今年は「ひと皿のカレー的な食事」を中心に選んでみました。
カレーが日本で流行したきっかけが「食器がお皿とスプーンだけで、主食も具も揃っていて完結していた」ことが考えられます。

今まであまりフォーカスしてきませんでしたが「各国のごはんとおかずのスパイスを使ったワンプレート」で選んでみます。
日本のスパイスカレーはもちろん、過去にもミールスやダルバートなどを提供しているお店がノミネート選出や受賞もしていますので、その流れでもあります。

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【メインアワード】USHIZO選出9店

インドネシアレストラン チャベ(目黒)

2002年オープンし、移転しながら今年で20年目のインドネシア料理店。
ハラール対応でイスラム教徒のコックが調理し、祈祷室も備えています。
以前ワンプレートのナシチャンプルーをいただきましたが、いろいろな料理を味わえてお得でした。
インドネシア料理普及への貢献度を評価して選出します。

ネパール料理サンサール(小岩・本八幡・東新宿)

1999年に小岩でオープンのネパール料理店。
ここ数年でインド・ネパール料理店が増えて、ダルバートもそれほど珍しくなくなりましたが、もっと昔からダルバートを提供しています。
今年久しぶりに訪問しましたが、骨付きぶつ切りのチキンカレーや、大根の漬物(ムラコ・アチャール)には、柑橘系の風味のする豆の一種を使っていたり、非常に手がこんでいることを再認識しました。
ナンも出すネパール料理店は珍しくなく、サンサールもその例に漏れませんが、南インド料理のラッサムなども提供しているのはここくらいでしょう。
堅実に3店舗を経営して、地域に愛されるお店として続けているのも評価したく思います。

セイロン・イン(中目黒)

1991年オープンのスリランカ料理店。
もうずいぶん前に伺ってご無沙汰していましたが、2年ほど前からホームスタイルプレートという形式でごはんとおかずで提供しています。
ひと昔まえのスリランカ料理の代表的なお店、コートロッジが衰退した中で、30年以上お店を続けてくれていることに感謝して推薦します。

亜州食堂チョウク(大阪・福島)

2008年5月オープン。
「パスポートのいらないアジア旅行」をコンセプトに曜日替わりで各国のワンプレートを提供。
南インドのミールス、マレーシアのカシカンダー、シンガポールのチキンライス、ナシブリヤニやタイのごはんプレートなど多種にわたります。
スパイスカレーや今のような彩り豊かなワンプレートが流行るよりも前から、変わらずに続けているのを評価し、推薦します。
※賞の類は受賞してくれないお店らしいですが、カレー好きの偏愛アワードなら受け取っていただけるのではないかと思っています。

薬味堂(動物園前)

2014年6月オープン。
大阪の新世界周辺にあるディープな労働者と西成ジャズの街、西成地区の一角にたくさんの言語で言葉が書かれた外観のよく分からないお店があります。
それが日本一ディープなカレー専門店と謳う、薬味堂です。

どてカレーとベジカレーのあいがけをいただきましたが、どちらも非常に手が混んでいて、双方を交互に、また混ぜていただくことでそれぞれの良さが分かりました。

JCAの初年度にカレーやうえのが、シンプルながら日本のカレーを極めたとしてメインアワードを受賞しました。
JCA立ち上げの理念として2020年のオリンピックイヤーに訪日外国人向けのカレーガイドを、というものがありました。

現在流行しているカレー店は、訪日外国人にはメニューや注文方法、食べかたなどのハードルが高くはないだろうかと思いました。
そのような点から、シンプルながら大阪の文化を踏襲している薬味堂のカレーを推薦したく思います。

カレーハウスすぷーん(西国分寺)

1966年オープン。
プレーンの欧風カレーに揚げ物などをトッピングする古き良きカウンターのカレー店です。
もうすぐ60周年になりますが、2代目がお店を引き継いで味を守ってくれています。
美しい盛り付けのカレーは、現代でも全然通用するビジュアルです。

モンスナック(西新宿)

1964年オープン。
紀伊国屋ビルの改修工事に伴い閉店したお店が今年1月に野村ビル地下で復活しました。
サラサラのカレーは健在で、大人な雰囲気の店内で変わらないカレーをいただくことができます。
もうすぐ60周年ですがこれからも変わらずにいただきたいと思います。

インド風カリーライス すぱいす(荻窪)

2002年オープン。
今年で20周年になりますが、ホロホロの手羽元とサラサラでシャープな辛さのカレーが20年前からあったことも、店主の佐藤さんが脱サラして独学でスパイスの配合から作り上げたことにも大変驚きました。
今はなき蔦カレー(インド風カリーライス)のカレーを会社員時代に佐藤さんが好きだったことから、DNAが受け継がれているのも昔からカレーを食べ歩いている身としては嬉しいポイントです。

よもだそば(日本橋、銀座、新宿ほか)

自家製麺とインドカレーをウリにしている立ち食い蕎麦屋。
過去に富士そばがアワードの俎上に上がりましたが、お蕎麦やさんのカレーではなく、スパイスの効いたインドカレーを出す、よもだそばのカレーはインパクト絶大でした。
しかも自慢のかけつゆをベースにしているので、インド料理店でもなく、他の蕎麦屋でも出せない、ここだけのカレーを提供しています。
「カレー好きにこそ食べてほしい」とノボリを出しているのは伊達じゃありません。
そば屋のカレーの定義を覆し、おそばもカレーもどちらもおいしいお店として、非常にお薦めしたいので選出しました。

【新人賞】USHIZO選出
ゼロツー ナシカンダールトーキョー(大手町)

2022年2月オープン。
マレーシアのカレーやおかずをバットから選んで盛り付けてもらう、日本初のナシカンダー専門店。
メインアワードを受賞しているゼロワンカレーの2号店です。
1号店が南インドの定食のミールスなのに対して、2号店はマレーシアの庶民の屋台メシというのも興味深いです。

今年何度か伺いましたが、民族衣装をまとって嬉しそうに召し上がっているマレーシアの方を多数お見かけしました。
マレーシアでは当たり前に見かけるお店ですが、日本ではニッチです。
それを分かりやすくメニュー紹介しているのも素晴らしいです。

スパイスカレーの台頭で、カレーとおかずのあいがけが当たり前になっている現在の日本ですが、メニューは文字だけの紹介が多いです。
このお店のように、ナシカンダー形式でさらに店頭に並んだところからオーダーするお店が出てきたら、またひとつ日本のカレーシーンが面白く進化するかなと思います。
新しい挑戦を評価し、今後のカレーシーンに影響してくれることを期待しつつ推薦します。

【名誉賞】USHIZO選出
日比谷松本楼(東京・日比谷)

明治36年(1903年!)オープン。
10円カレーが有名すぎますが、そのチャリティイベントは昭和48年(1973年)からで、来年で50年目になります。
来年120周年という、世代や世紀を超えての歴史あるお店には、名誉賞をぜひとも贈りたく思いました。
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以上です。

ぜひ審査員の皆さまのブログで紹介されるお店もご覧になってください。
全然かぶってなかったりで、楽しめると思います。

そして2022年度のアワード発表は、年末年始を予定しています。
今しばらくお待ちください。
それでは、失礼します。
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Japanese Curry Awards 2020 審査結果発表です

こんばんは。
 
今年で7回目になります、Japanese Curry Awardsの審査会を行いました。
審査員の皆さんからノミネートを募り、そこから受賞店を議論して決定いたしました。
今年は銀座のバンゲラズキッチンをベースに、zoomでリモートで繋ぎました。
私も満足に食べ歩きが行えなかったのですが、少ないながらノミネートさせてもらい、自宅から参加しました。
 
今年もっとも日本のカレー文化に貢献したと思われるお店は以下の13店です!
 
【メインアワード】
●アアベルカレー(大阪・九条)
●ADI(東京・中目黒)
●idematsu(大阪・南森町)
●OLD NEPAL TOKYO(東京・豪徳寺)
●KARLY(島根・松江市)
●カレーの店 プーさん(東京・武蔵小金井)
●SAVOY(兵庫・三宮)
●ジョニーのビリヤニ(石川・金沢市)
●堕天使かっきー(大阪など各所)
●ティーハウスMURA(東京・代々木)
 
【新人賞】
◆India Gate(京都・烏丸)
◆牧谿(東京・市ヶ谷)
新人賞は、東西から2店舗選出させてもらいました。
 
【名誉賞】
◆アジャンタ(東京・麹町)
名誉賞は、1957年創業の老舗インド料理店です。
 
 
以上です。
各受賞店の選出コメントはJapanese Curry Awards公式サイトか、審査員のブログに掲載されるかと思いますので、そちらをご覧ください。
 
それでは、失礼します。
 
【過去記事】
 
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Japanese Curry Awards 2019 審査結果発表です


こんばんは。

今年もJapanese Curry Awards 2019の審査会を行いました。
審査員の皆さんからノミネートを募り、そこから受賞店を議論して決定いたしました。
私も満足に食べ歩きが行えなかったのですが、少ないながらノミネートさせてもらいました。

今年もっとも日本のカレー文化に貢献したと思われるお店は以下の11店です!

【メインアワード】
●印度料理シタール(千葉・検見川)
●お出汁とスパイス 元祖エレクトロニカレー(大阪・京橋)
●Curry & Cafe Afterglow(アフターグロウ)(福岡・六本松)
●キッチン南海(東京・神保町)
●Spice Cafe(スパイスカフェ)(東京・押上)
●錫蘭食堂コジコジ(茨城・水戸)
●ゼロワンカレーA.o.D(大阪→東京・三田)
●ベンガルタイガー(千葉・千葉)
●MOKUBAZA(東京・北参道)

【新人賞】
◆Cini CURRY(チーニーカリー)(兵庫・みなと元町)
新人賞は、兵庫のパキスタン料理店になります。


【名誉賞】
◆サカエヤ(東京・御徒町)
名誉賞は、御徒町で1973年からお店を続けるカウンターカレー店のサカエヤになります。


以上です。
各受賞店の選出コメントはJapanese Curry Awards公式サイトか、審査員のブログに掲載されるかと思いますので、そちらをご覧ください。

それでは、失礼します。

【過去記事】

Japanese Curry Awardsのサイトがオープンしました!&JCAリンク集ですよ(2016.12.31)
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Japanese Curry Awards 2018 審査結果発表です


こんばんは。

今年もJapanese Curry Awards 2018の審査会を行いました。
審査員の皆さんからノミネートを募り、そこから受賞店を議論して決定いたしました。
今年もっとも日本のカレー文化に貢献したと思われるお店は以下の12店です!

【メインアワード】
●anonymous/ポンガラカレー(大阪・心斎橋他)
●negombo33(埼玉・西所沢他)
●チャイハナ海花(大分・豊後高田市)
●クスム本場家庭料理(神戸・三宮)
●エチオピア(東京・神保町)
●大衆中遊華食堂 八戒(大阪・東大阪 長瀬)
●ラ・ファソン古賀(東京・代々木上原)
●バンゲラズキッチン(東京・銀座)
●カレーハウス11イマサ(東京・新宿)
●海月が雲になる日(石川・金沢)

【新人賞】
◆レモンライストーキョー(東京・渋谷)
新人賞は、渋谷にオープンしたレモンライス専門店になりました。
テイクアウト専門店ながら意欲的なお店であり、小宮山さんがプロデュースというのも大きな話題になったことが高く評価されました。

【名誉賞】
◆ムルギー(東京・渋谷)
名誉賞はマウンテン盛りのパイオニアといってもいい、ムルギーです。


以上です。
各受賞店の選出コメントはJapanese Curry Awards公式サイトか、審査員のブログに掲載されるかと思いますので、そちらをご覧ください。

それでは、失礼します。

【過去記事】

Japanese Curry Awardsのサイトがオープンしました!&JCAリンク集ですよ(2016.12.31)
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Japanese Curry Awards 2018に今年も参加しました


こんばんは。

今年もJapanese Curry Awards(以下JCA)の季節がやってまいりました。
2014年からで早いもので5度目になります。
※Japanese Curry Awardsとは何ぞや?という方はコチラをご覧ください。
※過去のアワードについてはJCA公式サイト
を参照ください。

今年のノミネート選出は以下の13名で行いました。

たあぼうさん(お気に入りのカレー屋さん700
エスニカンさん(◆毎日カレー◆と★タイ料理★
ノリさん(うまいものは宵に食え
しまじろさん(カレー401
ropefish(カレー細胞)さん(カレー細胞
三吉さん(三吉カレー日誌 ~あるいはカレーでいっぱいの海~
ノムコさん(NOMCO CURRY MAP
三嶋達也さん(『口癖はカレー』 主宰)
K1郎さん(うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!
TAKさん(かれおた -curry maniacx-
みつおさん(Bicycle & Ethnic 2
さと2さん(instagramのアカウント
私(USHIZO)
※順不同

さて、昨年は食べ歩きが満足に行えなかったので、ノミネート選出は辞退させてもらいました。
今年もそれほど食べ歩きはできなかったので、10店舗には足りませんでしたが選出させてもらいました。

僭越ながら紹介させてもらいます。
皆さんお店の選出理由は様々ですが、私は日本のカレー文化に貢献してきたお店というJCAの基本の選考基準を重視して、長くお客に愛されているお店を中心に選びました。
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【メインアワード】

イマサイレブンイマサ(新宿)
1964年創業。
新宿西口のカレーの歴史を語る上で外せないお店です。
2018年4月に創業45年の新宿ボンベイが惜しまれつつ閉店しましたが、イマサは来年で55年。今でもバリバリ現役です。
新宿駅は1日平均乗降者数は約347万人(2016年)と世界一(ギネス世界記録認定)多い駅ですが、イマサは無休で待たずにいただける回転の速さを考えると世界一カレーを提供しているお店かもしれません。
カウンターカレー店ながら、カレーソースは常時6種類と豊富で飽きません。
夜遅くまで営業しているのも非常にありがたく、残業帰りに何度もお世話になりました。
今年一番多く訪問したお店ということで選びました。

A・RAJA・RAJ(東池袋)
2002年創業。
東池袋の南インド料理店。
高架下の旧店舗の裏手に移転して、広さと清潔感がアップ。
さらに日本人ホールスタッフの常駐やSNSの情報発信など、時代に即した店舗になっていて好感がもてます。

FISHFISH(西新宿)
六本木の人気店が2017年に惜しまれつつ閉店し、2018年に西新宿の小滝橋通りに移転。
名物の大辛チキンカレーは以前ほど辛くなくなりましたが、インドのおつまみ系メニューが増えて充実しました。
内装やメニューはぱっと見はガチガチのインド料理店なのですが、実際はごはんでおいしくいただけるカレーメニューというのも面白いです。

共栄堂スマトラカレー共栄堂(神保町)
※2016年から引き続き選出
スマトラという名前は2005年の地震まで知りませんでしたが、大正13年(1924年!)創業には驚きです。
その当時海を渡って、カレーのレシピを現地で教わって日本に持ち帰ったというだけで、日本のカレー文化への貢献度は非常に高いと思います。
カレーは独特の味で、他のお店にはないタイプだと思いました。

エチオピアエチオピア(神保町)
※2016年から引き続き選出
1988年オープン。
辛さを上げても値段が上がらないのは嬉しい、独自のザラッとしたスパイス感のあるカレーがやみつきに。
ジャガイモがお替わり自由なのもうれしいです。
食後のコーヒーのおいしさもまた絶品で、何度でも足を運びたくなってしまいます。

バンタイバンタイ(新宿)
※2016年から引き続き選出
1985年オープン。
歌舞伎町に古くからあるタイ料理店。政府認定タイ・セレクトにも含まれています。
ここはシェフにお店の味を教えこむのを徹底しています。
そのため、いつ行っても味にブレがなく安心していただけます。
日本におけるタイ料理黎明期から、その歴史を眺めてきたお店は外せませんし、このお店がなければ今日の日本におけるタイ料理店のシェアも違っていたかもしれません。

【新人賞】
サンラサーサンラサー(東新宿)
ゴールデン街の間借り店舗から移転して実店舗にて新装開店。
優しいスパイス使いと癒やしのトークに彩られた1皿はほっこり満足です。
限定数の提供で営業時間も限られていますが、毎日でもいただけるプレートはおすすめです。


【名誉賞】
アジャンタアジャンタ(麹町)
1957年創業。今年で開店61年目になる、格調高い老舗インド料理店です。
南北インド料理のメニューが普通に揃い、南インド料理が日本で流行しだした2000年台前半より遥か前の1980年頃から提供。
非常に丁寧な仕事っぷりに感激しました。
JCAのメインアワード受賞店を含む、沢山の繁盛店のシェフやインド料理研究家を輩出していることも見逃せません。
現在の日本におけるインド料理文化を広めるうえで多大な貢献をしていることから、名誉賞に推薦したいと思います。
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以上です。

ぜひ審査員の皆さまのブログで紹介されるお店もご覧になってください。
全然かぶってなかったりで、楽しめると思います。

それでは、失礼します。
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Japanese Curry Awards 2017 審査結果発表です


おはようございます。
多分ブログ開設以来初めてのご挨拶かと思いますが(ノ∀`)タハー

今年もJapanese Curry Awards 2017の審査会を行いました。
審査員の皆さんからノミネートを募り、そこから受賞店を議論して決定いたしました。
今年は以下のメンバー11名になりました。

たあぼうさん(お気に入りのカレー屋さん700
エスニカンさん(◆毎日カレー◆と★タイ料理★
ノリさん(うまいものは宵に食え
しまじろさん(カレー401
ropefish(カレー細胞)さん(カレー細胞
三吉さん(三吉カレー日誌 ~あるいはカレーでいっぱいの海~
ノムコさん(NOMCO CURRY MAP
三嶋達也さん(『口癖はカレー』 主宰)
K1郎さん(うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!
TAKさん(かれおた -curry maniacx-
みつおさん(Bicycle & Ethnic 2
※順不同
私は、今年は仕事に忙殺されて全然食べ歩きに行かれなかったので、ノミネート選出は辞退させてもらいました。

今年もっとも日本のカレー文化に貢献したと思われるお店は以下の12店です!

【メインアワード】
●Aarti(アールティ)(東京・秋葉原)
●Curry 草枕(東京・新宿三丁目)
●カレーのチャンピオン(石川・野々市 他)
●旧ヤム邸(大阪・谷町六丁目 他)
●Columbia8(コロンビア エイト)(大阪・北浜 他)
●佐藤養助※(秋田・湯沢 他)
●SONA RUPA(ショナ ルパ)(兵庫・三宮)
●beet eat(東京・喜多見)
●野菜を食べるカレーcamp(東京・代々木)
●吉田カレー(東京・荻窪)
※佐藤養助の「タイ風カレーつけうどん」は、銀座店オープンの東京進出時に誕生したメニュー、という経緯があるそうです。
その後、他店でも提供するようになったとのこと。

【新人賞】
◆SPICY CURRY 魯珈(東京・大久保)
新人賞は、今年は大久保の魯珈に決まりました!
私はノミネート選出していませんが、今年1年を通じていちばん多く訪問したので納得です。
他の審査員からも多数選出されていました。

【名誉賞】
◆ボンディ(東京・神保町 他)
名誉賞は欧風カレーのパイオニアといってもいい、ボンディです。
カレーの街・神保町を代表する歴史あるお店だけに、こちらも納得です。


以上です。
各受賞店の選出コメントはJapanese Curry Awards公式サイトか、審査員のブログに掲載されるかと思いますので、そちらをご覧ください。
過去のガラムマサラ、アサノ、カルパシに続き、小田急線からのアワード選出は非常に嬉しいです。


それでは、失礼します。

【過去記事】

Japanese Curry Awardsのサイトがオープンしました!&JCAリンク集ですよ(2016.12.31)
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【東銀座】JCA2016名誉賞受賞店・ナイルレストランのコースをいただきました

こんばんは。

京都とマレーシア旅行などがあり、すっかり前の話になってしまいますが、3月末に東銀座のナイルレストランに訪問してきました。
Japanese Curry Awardsの2016年度名誉賞を受賞したお店です。
名誉賞のメダル授与と、今後の活動についてJCAのメンバーと打ち合わせ(と称してカレーを食べまくる)で訪問しました。
今回はコースメニューを予約してもらいました。
ここの2800円前後のおまかせコースは前回訪問したときから気になっていました。

看板メニューのムルギーランチしか召し上がってない方も多いと思いますが、どうなんでしょうか。


まずは瓶ビールをいただきました。
お店のロゴをコップにプリントしているのが、また心憎いですね。

 
揚げ物がマサラワダとシャミカバブ、さらにスリランカっぽい魚のコロッケまでやってきました!
どれもビールにはぴったりです!


カレーはチキンマサラとチャナマサラといったドライタイプのカレーにプーリをあわせます。
チキンの旨味も、ホックリしたひよこ豆も、どちらもチャパティによく合います。


チーズカレーにチャパティをあわせます。
チャパティの素朴な味にクリーミーなカレーがおいしいです。


揚げ物、粉ものといただいて結構お腹は一杯ですけど、ここで出てきたのがヨーグルトカレー。
これがプラオのようなご飯にサラサラのヨーグルトを使ったカレーをかけたものです。
酸味のあるカレーがさっぱりしていて、ぺろりといただけました。
これは初めていただく味ですが、おいしかったです!

そしてやっぱりメインにやってくるのがこちらです!


ナイルレストランといえばムルギーランチですね!
店員さんに骨を外してもらって、よく混ぜていただきました。

JCAのメンバーが異口同音に「ムルギーランチってこんなにスパイシーだったんだ!?」というのが興味深かったです。
実際にこれだけスパイス料理をいただいてからでも、スパイスがビシビシ感じられるというのは意外でした。

超・大満足ぅ!ヽ(・∀・)ノ
ナイルレストランのおまかせコースは、質・量ともにすばらしかったです。
ムルギーランチだけじゃない、さすが日本最古のインド料理店です。


JCA名誉賞のメダルをナイル善己さんにお渡しできてひと安心です。
(撮影ならびに掲載許可をいただきました)
ぜひこれからも末永く続いていただきたく思います。

それでは、失礼します。

【過去記事】

【東銀座】ナイルレストランのムルギーランチをいただきました(2015.11.13)←店舗情報載せてマス
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