南魚沼市一村尾の梅桜亭
南魚沼市一村尾の梅桜亭(一村尾140)で2月21、22の両日、恒例の「梅桜寄席」が開かれる。
出演は宝井梅湯さん(前講)、若柳雅康さん(日舞・長唄「雨の四季」)、宝井琴桜さん(講談)、宝井琴梅さん(講談)。
両日ともに午後1時開演、木戸銭1500円(茶菓子付)。問い合わせは井上智明さん《電》025-777-3018へ。
南魚沼市一村尾の梅桜亭
南魚沼市一村尾の梅桜亭(一村尾140)で2月21、22の両日、恒例の「梅桜寄席」が開かれる。
出演は宝井梅湯さん(前講)、若柳雅康さん(日舞・長唄「雨の四季」)、宝井琴桜さん(講談)、宝井琴梅さん(講談)。
両日ともに午後1時開演、木戸銭1500円(茶菓子付)。問い合わせは井上智明さん《電》025-777-3018へ。
次々とやってくる寒波によりなかなか気が抜けない今冬の雪であるが、寒波が一息ついた今週の中ごろは青空も広がり、少しホッとした。今季最強という寒波が南下した際には雪道の運転を強いられていたが、数日好天が続いたため魚沼市内の道路は除雪が進み、道路の雪は無くなった。道幅も広くなってきた▼やはり雪のない道路は運転していて快適。スリップの心配もなく、轍に気を使うことも無い。気分良く県道を走っていた筆者であったが、突然、脇道から車が出てきてドキッとした。雪の無い道路だったので、力いっぱいブレーキを踏むと何とか衝突しないで止まることができた。筆者が走っていた県道のこの場所は下り坂、坂を下ったところがカーブになっていてそこに交差点がある。脇道から出てくる車はただでさえ県道を走る車が見え辛いが、この大雪による雪の壁でさらに見え辛くなっている。突然出てきた車に筆者もびっくりしたが、脇道から出てきた車のドライバーも驚いたことだろう▼以前、自動車学校で行われた雪道安全運転講習を取材した際、指導員は「雪の壁がある見通しの悪い交差点では少しずつ、ゆっくりと出て行く」と指導していた。車を少しずつ出していけば他の車から存在を知ってもらうことができ、出会い頭の衝突を防ぐことができるということ▼一般的に雪国では大雪の時、車はスピードダウンすることから人身事故は少なくなるが、雪によるスリップや見通しが悪くなるため物損事故が増えるといわれている。逆に、雪も落ち着き車が走りやすくなるこれからの時期は人身事故など大きな事故が起こりやすいということで、引き続き注意が求められている▼今冬もまた道路脇には高い雪の壁ができている。道路が走りやすくなったと気を緩めないで、見通しの悪い交差点などでは、危険を予測してスピードを落とす、脇道から出るときは少しずつゆっくりという運転が事故を未然に防ぐことになる。もうしばらくは辛抱が続く。
17日 コミュニティホールさわらび
今年6月に南魚沼市浦佐に開院する魚沼基幹病院の救命救急センターについての公開講座が2月17日、南魚沼市浦佐のコミュニティホールさわらびで開催される。
講座は同院が開くもので、魚沼地域に初めて誕生する地域救命救急センターの取り組みや誕生にあたっての想いをセンター長就任予定の医師、山口征吾氏が語る。時間は19時から20時で参加無料。申し込み不要。定員300人。
放送は22日 須原スキー場
日本テレビ系列で毎週日曜日19時から放送されている「ザ!鉄腕!DASH!!」の収録が2月2日に須原スキー場で行われた。
アイドルグループTOKIOのメンバーらが体力の限界まで挑み、毎回様々なチャレンジをしている同番組。須原スキー場での収録は「DASH!ご当地PR課!雪の町で世界最大の雪だるま 作れるか!?」と題して、雪の町とスキー場をPRするため、その町を生かしたご当地チャレンジが行われた。
番組では、TOKIOの長瀬智也さん、松岡昌宏さんと格闘家の吉田秀彦さん、武蔵さんが須原スキー場を舞台に山頂から雪玉を転がしてきて直径2メートルほどの大きな雪玉を作り、事前に作成していた雪の台にセットして巨大雪だるまを完成させる。
撮影には同スキー場スタッフをはじめ須原小学校の5、6年生、地元の保育園児らも協力した。放送日は2月22日。
6月23日 小出郷文化会館
ディズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌「LetItGo」日本語バージョンが大ヒットしたMayJ.のコンサートが6月23日、魚沼市小出郷文化会館大ホールで開かれる。
17時30分開場、18時30分開演、20時30分終演。料金は全席指定6000円(当日6500円)。魚沼市公演のみ未就学児(3歳以上)ひざ上無料(座席が必要な3歳以上未就学児は有料)。2歳以下入場不可。
友の会・サポーターズクラブ先行販売が2月21日から、一般販売は3月14日9時からで同館ほかプレイガイド(ヘアショップASAHI・プロミストランド・蔦屋書店小出店・タナカ薬局・おくらや・馬場書店・つるや商店・安田屋・蔦屋書店小千谷店・でんやかむ・南魚沼市民会館・南魚沼市大和公民館・十日町市民会館・ローソンチケット・イープラス)で販売される。
魚沼市、南魚沼市、湯沢町が基本合意
魚沼市、南魚沼市、湯沢町の2市1町では共同して新たなごみ処理施設を建設・運営するための基本合意書調印式を2月3日、湯沢町役場で行った。
ごみ処理施設については、南魚沼市と湯沢町では平成16年に稼働した既存施設が10年を経過、平成35年には改築または全面的改修が必要とされており、魚沼市でも平成7年に稼働した既存施設が平成35年から37年頃には改築が必要な状況となっている。
このため平成24年8月には三魚沼地域での広域化について検討会を開催。地理的な問題、施設の更新時期の違いから中魚沼地域との広域化は見送ることとなり、2市1町で作業部会を設置、広域化のメリット、デメリット等の検証、基本構想の策定を進めてきた。
共同処理に向けての基本方針は《1》ごみ減量化・リサイクルの推進《2》施設建設、維持管理に係る経費節減《3》環境にやさしい施設整備《4》効率的で住民サービスの行き届いた収集運搬体制の確立となっている。
調印式には南魚沼市の井口一郎市長、魚沼市の大平悦子市長、湯沢町の田村正幸町長が出席。基本合意書に署名後、井口市長は「大変喜んでいます。平成35年供用開始という目標です。一番の問題点は建設位置の選定ですが、魚沼市、湯沢町と協力して必ず解決すると、思いを新たにしたところです」、大平市長は「署名をして、ようやくスタートが切れたという思いです。ハードルの高い大型事業ですので、2市1町手を取り合って事業を進められることは心強い。しっかりと進めたい」、田村町長は「ごみ処理が安定的に行っていくことができるということで喜んでいます。様々な課題があると思うが、それらを3者で克服して住民サービスをきちんと行っていきたい」とあいさつした。
新たなごみ処理施設は、1日の処理能力が約150トンの可燃ごみ処理施設と、1日の処理能力約10トンの不燃ごみ処理施設などを想定しており、今後のスケジュールは平成30年度に用地の取得、31年度に実施設計、32年度から34年度に施設建設、35年度に供用開始を予定している。
堀之内小学校の3年生
魚沼市堀之内の奇祭「雪中花水祝」が今年も2月11日に行われるが、地元の堀之内小学校では2月4日、祭を彩る「ハト飾り」づくりを3年生の児童57人が習った。
ハト飾りは豊作祈願の団子飾りを、八幡様のお使いとされる色とりどりの鳩の形にして水木の枝に飾ったもの。八幡宮の春まつりを兼ねた雪中花水祝の会場や商店で縁起物として販売されている。
堀之内小学校では毎年、地元の人が講師となって子どもたちがハト飾り作りに挑戦しており、今年も堀之内の吉田啓介さんと堀之内商工会女性部の部員3人が同校を訪れ指導を行った。
講師の吉田さんは、ハト飾りの由来を子どもたちに紹介した後、ハトの作り方を子どもたちに指導。色とりどりに着色された「しんこ餅」を親指の頭くらいの大きさにちぎっては掌で丸め、丸まった餅を曲げた人差し指の上にのせ、親指で押さえながら反対の手の人差し指で軽く転がすとハトの首ができて来る。頭にくちばし、お尻に尾羽を作るとハトの完成となる。
子どもたちは吉田さんの作り方を見ながらハトづくりに挑戦し、カラフルなハトをテーブルの上に並べていった。
出来上がったハトは木の枝に付けられてハト飾りの出来上がり、初めてハト飾り作りを行った児童たちは「首をつくるところが少し難しかったけど、うまくできた」と笑顔を見せ、出来上がったハト飾りは児童が自宅に持ち帰った。
小千谷法人会が開催
一般社団法人小千谷法人会では1月29日、広神東小学校で「租税教室」を開催した。
「租税教室」は、次代を担う児童から、税が社会で果たしている役割の重要性を正しく理解してもらうとともに関心をもってもらおうと同会が管内の小学校で開催しているもの。
今回の教室では同会員の桑原雄一郎さんと十見一紀さんが講師を務めた。
桑原さんと十見さんは同校の6年生28人を前に「皆さんはどんな税金を知っていますか」と児童へ問いかけ、消費税や所得税、固定資産税など税金の種類を紹介し、所得税についてはニューヨークヤンキースの田中将大投手を例に挙げ「田中投手などお金をたくさんもらう人からは多く払ってもらいます」と説明、「お年玉にも税金がかかります。ただし100万円以上もらったら」と子どもたちの関心を誘った。
税金の使われ方については「日本では救急車は税金で賄われているのでただですが、アメリカでは1回利用すると5万円くらいかかります。お金のない人は救急車を呼べないですね」と話し、公園や学校、消防、ごみ処理、警察、道路など、みんなに必要なものに税金が使われていることを説明。税金の大切さを知ってもらうアニメのビデオも上映され、教室を終えた児童は「税金がないととっても大変なことになると思いました」と話していた。
井口小の6年生が成果を中間発表
井口小学校の6年生(50人)は、今年度総合的な学習で魚沼市の現在、そして10年後を考えることに取り組んできており、その中間発表会を2月4日に行った。
同学年では魚沼市の市制施行10周年にあたることから「キラリうおぬま夢創造2014」をテーマに魚沼市の「人・もの・こと」について学習してきており、最終的には10年後の魚沼市に対する夢プランを市役所に提案することにしている。
中間発表会は、子どもたちが魚沼市で頑張っている人の話を聞いたり、市役所職員から学んだことをもとにまとめた提案「キラリ魚沼夢創造プラン2024」を発表し、これまでに講師として来てもらった市役所職員などからアドバイスを受けようと開かれたもの。
市役所職員6人が参加して行われた発表会では、「観光」「人口」「自然」「交通」など10のテーマごとに児童たちが現状や課題、提案内容などを発表、ほかのグループの児童からの感想や市役所職員からアドバイスが行われた。
このうち「観光」については、「子どもから大人まで楽しめるところがない」、「観光名所が少ない」などの現状から、「知名度をあげるため観光地をイベントでPRする」、「観光地を増やしお土産などの販売で市がお金持ちになる」、「ゆるキャラを作ったり、観光ツアーを行う」などの提案が発表され、市職員からは「井口小学校でもゆるキャラの取り組みを行ってほしい。施設を造るだけでなく、新しい発想が大切」とアドバイスされていた。
点灯式とコンサート開催
越後うおぬま冬物語「結」(ゆい)8万8千の雪灯りの点灯式・スタートイベントが1月31日、小出郷文化会館大ホールホワイエで行われ、約150人の人たちがコンサートなどを楽しんだ。 このイベントは、3月14日まで魚沼市内で行われるイベントに合わせ、地区単位や市内全域で夜ロウソクを灯してもらおうという取り組み。また、イベントのシンボルである大型の「結ロウソク」は期間中、各地域の祭りやイベントでリレーされる。 オープニングイベントではまず、プロジェクト結実行委員会の桜井俊幸委員長が「私たちはこの事業を通して、冬でも明るく元気な魚沼市になるよう全市民が結の精神で助け合うことを誓い、結8万8千の雪灯りを、一本は災害の無い地域を願いみんなのために、そしてもう一本は自分のために思いを込めて灯すことを宣言します」と「結宣言」を行い、新月の夜に縄文きりもみ式で起された結の火が桜井実行委員長と新潟県魚沼地域振興局の大橋直樹局長により結ロウソクに点火された。また来場者は一人が2本のロウソクを灯し、そのロウソクで屋外に「結」の火文字などが作られた。 続くコンサートでは、やまびこコーラスが「ジョイフルジョイフル」や「ディープリバー」などのゴスペル曲を披露。第2部では三条市出身で全盲のピアノ弾き語りシンガーソングライター佐藤ひらりさんのコンサートが開かれた。 窓の外の結の火文字をバックに開かれたコンサートでひらりさんは「風が吹いている」、「ふるさとは今もまわらず」、「少年時代」、「川の流れのように」などお馴染みの曲を次々と披露したほか、オリジナル曲の「みらい」「レインボウスマイル」を歌い会場に澄んだ歌声を響かせた。アンコールでは、やまびこコーラスと一緒に魚沼市の歌「魚沼元気」も披露した。 なお、主催するプロジェクト結実行委員会では、3月15日までのイベントのある日の18時にロウソクを点灯してほしいと市民に呼びかけている。予定されているイベントは次のとおり。▼小出雪まつりスキーカーニバル(2月7日)▼雪中花水祝(2月11日)▼小出小学校青空子ども会雪まつり(2月13日)▼吹雪の神湯・昔語りの夜(2月14日)▼上条コミュニティ協議会雪まつり(2月22日)▼今泉雪灯りまつり(同)▼小平尾天満宮まつり(同)▼大湯温泉スキーカーニバル(2月28日)▼守門神社春まつり(3月1日)▼「百八灯」湯の里雪まつり(同)▼雪明かり雪中行群(入広瀬・3月7日)▼湯之谷薬師スキーカーニバル(同)▼東方稲荷春季例祭大百八灯(大石・同)▼須原スノーカーニバル(3月14日)
会員9人の作品を展示中
「うおぬまポートレートフォトクラブ写真展」が3月1日まで魚沼市小出郷文化会館2階ロビーで開催されている。
ポートレート写真は、人物をテーマの中心に置いた写真。同クラブは2006年から魚沼市内を中心に、ポートレート写真の撮影を通して、会員の写真技術の向上、芸術的写真の追及を目指して結成され、現在会員9人。魚沼市内の只見線沿線周辺や魚沼の風景・穴場スポットなど、ロケーションを生かしたポートレート撮影を念頭においた活動を行っている。
今回の写真展では、クラブの活動を開始したころから昨年秋までに撮影した38点が展示されている。魚沼での撮影ということから展示作品のモデルはいずれも魚沼市や長岡市、新潟市在住のアマチュア。同クラブでは「背景を見て、なつかしいと思う写真もあるかと思いますので、その辺も鑑賞してみてください」と来場を呼び掛けている。
自然環境調査の成果を報告
「魚沼市生物多様性セミナー」が2月28日、魚沼市井口新田の小出郷福祉センターで開催される。
魚沼市では、平成23年度から里山を中心とした自然環境の調査を実施しており、セミナーでは26年度に実施した市民参加型の植物相、鳥類、昆虫調査についての成果が報告される。
セミナーでは、植物、鳥類、昆虫調査のリーダー3人により調査報告が行われ、続いて小千谷市教育センター長の今井隆夫氏が「魚沼の希少動植物とその保全」と題して講演する。
その後は専門家、発表者が植物、鳥類、昆虫の疑問に答える質問コーナーも行われる。
また会場には魚沼の植物写真パネルや子ども環境学習のパネル展示も行われる。時間は13時30分から15時40分まで(開場12時30分)。入場無料。申し込み不要。
小出高スキー部が市役所訪問
全国高等学校スキー大会など全国大会に出場する小出高校スキー部の生徒が1月30日、魚沼市役所を訪れ、大平悦子市長から激励金を受けた。
同校では2月6日から10日まで秋田県鹿角市で開催される全国高等学校スキー大会、2月13日から16日まで長野県の野沢温泉村で開催される全国高等学校選抜スキー大会、2月20日から23日まで群馬県片品村で行われる国民体育大会スキー競技会などのクロスカントリー競技に出場することになっている。
この日、宮沢豊彦監督とともに市役所を訪れたのは男子主将の飯塚大輔さんと女子主将の山田茜さんの2人。
まず、宮沢監督から出場する大会について報告され、飯塚さんは「昨年春にインターハイのリレーで5位以内を目標に決めてやってきました。笑顔で報告できるよう頑張りたい」、山田さんは「女子もインターハイのリレーで5位以内が目標です」と入賞に向けた意気込みを語った。
訪問を受けた大平悦子市長は「小出高校はスキー部が活躍し、皆さんがそれを引き継いでいることは素晴らしい。市を挙げて応援しているのでがんばってください」と生徒を激励していた。
5チームが研修成果を発表
「新たな地域の魅力づくり支援事業」研修成果発表会」が1月30日、魚沼市地域振興センターで開催された。
新潟県魚沼地域振興局と魚沼市では今年度、「魚沼をもっと魅力的なまちにしたい」という志をもった、これからの地域社会を担う20歳代から40歳代を対象に「新たな地域の魅力支援事業」として、地域の資源を活かし磨き上げるための手法を学ぶ研修会を実施、商工会青年部、青年会議所、県・市職員など26人が参加した。
発表会では、参加者が5つのチームに分かれて、これまでの研修を通して検討してきた地域の魅力づくりのための提案事業について発表、当日の来場者により審査が行われた。
この日発表された事業は、市内在住者及び出身者で30から34歳の男女のコミュニティ形成、キャンプイベント、体験交流イベントを開催する「~友達100人できるかな!?~魚沼交流学校放課後クラブ」、魚沼に根付いているホルモン焼きにスポットを当て、魚沼ホルモンのPRやイベントを開催する「魚沼ホルモン向上委員会推進事業」、地域のまつりや商店のセールイベントの情報を扱える情報集約ツールを構築するとともに文化やイベントをつなげる事業を展開する「『まつりんく魚沼』~んながたも、おらがたも、まるけてワッショイ!!~」、アニメと農業のコラボで新しいアニメを作り若者から農業に関心を持ってもらう「うおぬま×『食』×『農』プロジェクト」、魚沼にシェアオフィスを開設する「田舎で活かせるシェアオフィス」の5つ。来場者による審査により最優秀賞は魚沼ホルモン向上委員会推進事業」となった。
また、発表会では「10年後の魚沼市を輝かせる種とはどんなものをイメージしますか」をテーマにワールドカフェ形式による意見交換会も開かれた。
魚沼市七日市の大桃修司さん
魚沼市七日市の大桃修司さん(41)は昨年11月の昇段審査で剣道錬士七段に合格した。剣道七段は魚沼市内で現在3人目。
市役所職員で湯之谷少年剣士会の指導者、湯之谷中学校の外部指導者を務める大桃さんが剣道を始めたのは小学2年生の時。「礼儀作法を身につけてほしい」と親の勧めで兄弟3人が剣道をやってきた。
七段への挑戦は今回が3回目。今回も1414人が受審し、合格は193人、合格率13・6%という狭き門。「こんなに早く取れるとは思っていなかった。1回目は緊張し、2回目は打ち過ぎた。今回は我慢がきき、落ち着いて立ち会いができました」と昇段審査を振り返った。
子どもたちの指導は湯之谷少年剣士会が20年、湯之谷中学校が15年となる。「子どもたちと一緒に取り組むことで、自分も剣道を続けることができました」と子どもたちの指導にも熱心に取り組んできた。「指導方針は、勝ち負けよりも礼儀作法を重んじています。子どもたちが元気にあいさつしてくれると嬉しく、張り合いになっています」と大桃さん。
今後の抱負を尋ねると「自分で考える剣道、教えすぎない指導を心がけていきたい」と子どもたちのことについてまず答え、その後に「自分としては10年後の八段に挑戦できるよう稽古をしていきたい」と話していた。