魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

市民説明会で様々な意見

2015-02-15 | 庁舎再編整備構想

魚沼市庁舎再編基本構想(案)

魚沼市では、魚沼市庁舎再編基本構想(案)についての市民説明会を2月9日から開催している。
 同市では、これまで既存庁舎を活用した庁舎1本化の道を模索してきたが、東日本大震災以降、庁舎の防災拠点としての機能や、住民自治、市民サービスの向上を図るためには、新庁舎の建設は不可欠との考えから大平悦子市長が方針を転換、庁舎再編基本構想の策定を進めてきた。
 説明会は9日から18日まで市内6会場で開かれるもので、10日に魚沼市地域振興センターコンベンションホールで開かれた説明会には30人ほどが集まった。
 説明会ではまず、大平市長が「今まで優先順位として考えてきた新小出病院、消防署、学校の改築などに着手できたところであり、将来に向けて庁舎の問題が残った。財政健全化もある程度数字的には良くなり、合併特例債も5年間延長になり、これをチャンスととらえて新庁舎建設を考え昨年9月の市議会に提案させていただいた」と新庁舎建設に至った経緯について話すとともに財政や合併特例債について説明した。
 続いて企画政策課の酒井修課長から庁舎再編基本構想案が説明された。基本構想案ででは庁舎の現状と課題、庁舎再編の方向、新庁舎建設の基本理念、事業期間、候補地の選定などについて示されている。
 庁舎の規模については、職員などの総定人数を337人とし、延床面積は1万平方メートル、敷地面積は防災公園などオープンスペースを必要最小限の範囲で確保するためおよそ2万から2万5千平方メートルとしている。また、新庁舎の位置は小出市街地の「周辺エリア」を建設候補地とし、事業期間にはおよそ4年が想定され、合併特例債を発行できる平成31年度までに関連事業を完了することとしている。
 この後の質疑応答では「庁舎建設にお金を使うより企業誘致などをしてほしい。いくらでも使える施設があるのにさらに投資するのはどうか。庁舎建設はできればやめて欲しい」という意見のほか「建設を進めてもらいたいが、やりかたを工夫してほしい」、「建設には基本的に賛成で支援したい。市が一つになって前向きに進んでいける市と議会の関係になってほしい」などの意見が聞かれていた。
 この説明会は17日に魚沼市役所守門庁舎301会議室、18日に入広瀬生活改善センターでも開かれる。時間はいずれも19時から。

奇祭「雪中花水祝」2015

2015-02-15 | '15魚沼地域のイベント

威勢よく新婿に神水

 

魚沼市堀之内の奇祭「雪中花水祝」が2月11日、八幡宮境内を中心に行われ、メイン行事の水祝の儀では、13人の新婿に冷たい神水が浴びせられた。
 鈴木牧之の「北越雪譜」の中でも登場する「雪中花水祝」は、前年に結婚した新婿の家を行列が順に回り、新婿の頭から花水(御神水)を浴びせ、夫婦和合、子宝が授かるようにと祈願する神事。明治7年には県から公序良俗に反する旧習だとの達しがあり廃止されたが、昭和63年に旧堀之内町の商工会や観光協会などによって115年ぶりに復活された。
 例年雪に見舞われることが多いこの祭りであるが、今年は日中は青空が広がる天候となったこの日、和太鼓の演奏や、よさこいソーラン踊りが八幡宮境内や通りで行われ、新婿を迎える行列が通りを練り歩いた。
 猿田彦命や今年成人する人たちによる巫女、還暦を迎える裃姿の人たちによる行列が賑やかに通りを練り歩き、再び八幡宮に帰ってくると、いよいよメインイベントの水祝の儀。
 百八灯の灯火が取り囲む雪の祭壇に、13人の新婿が一人ずつ呼ばれると、裃の人たちが持った手桶の水が勢い良く浴びせられる。境内の人たちからはワーッと歓声があがり、冷たさに耐える新婿の表情やガッツポーズに会場の声援が送られていた。
 境内ではこの後、還暦の人たちなどによる祝餅撒与や花火の打上げも行われ奇祭を楽しんでいた。


小出スキーカーニバル

2015-02-15 | '15魚沼市のニュース

天候にも恵まれ賑わう


スキーなど冬の魚沼を楽しむ「小出スキーカーニバル」が2月7日、小出スキー場で開催され、ゲレンデは賑わいを見せた。
 カーニバル当日はナイターを含むリフト券が500円の特別料金とされた同スキー場。この日は朝から青空が広がる絶好のスキー、スノーボード日和となり、飲食の模擬店も出されたゲレンデでは日中、宝探しのゲームも行われた。
 ナイター照明にゲレンデが浮かび上がる夜には鏡開きに続いて子どもたちによるたいまつ滑降が幻想的な風景を作りだし、雪上花火が冬の空に大輪の花を咲かせた。
 天候にも恵まれ、近年になく多くの来場者が訪れたカーニバルでは、さいの神を囲む人たちも、福餅を拾う人たちも多く楽しい雰囲気に包まれていた。


重点「道の駅」候補に選定

2015-02-15 | '15魚沼市のニュース


大栃山の道の駅「いりひろせ」

魚沼市大栃山の道の駅「いりひろせ」が国土交通省北陸地方整備局長選定の重点「道の駅」候補に選定された。
 「道の駅は」は、平成5年の制度創設以来、現在では全国で1040箇所に広がり、地元の名物や観光資源を活かして、多くの人々を迎え、地域の雇用創出や経済の活性化、住民サービスの向上にも貢献している。
 国土交通省では、この「道の駅」を経済の好循環を地方に行き渡らせる成長戦略の強力なツールと位置づけ、関係機関と連携して特に優れた取り組みを選定し、重点的に応援する取り組みを実施することとし、先月30日、国土交通大臣選定で全国モデル「道の駅」6箇所、重点「道の駅」35箇所、地方整備局長選定の重点「道の駅」候補49箇所を全国から選定した。
 重点「道の駅」候補は、地域活性化の拠点となる企画の具体化に向け、地域での意欲的な取組が期待できるものとして選定され、県内では道の駅「いりひろせ」のほか見附市の道の駅「パティオにいがた」と南魚沼市の道の駅「南魚沼」が選ばれている。
 道の駅「いりひろせ」では、高齢者の声かけ見回りと併せ、農産物及び生活物資の集荷・配達を行う福祉サービスを構築し、地域福祉と産業振興を図ることなどを企画提案しており、重点「道の駅」候補に選定されたことで、今後自治体・関係機関による協議会を設け、複数の関係機関の制度を連携して活用し提案の具体化が支援される。


児童に「まちおこし」活動紹介

2015-02-15 | '15南魚沼市のニュース


きりざいキッズなかよしこうざ

ご当地グルメ「南魚沼きりざい丼」による「まちおこし」活動を行っている南魚沼きりざいDE愛隊では2月10日、「きりざいキッズなかよしこうざ」を同市荒金の赤石小学校で開催した。
 この講座は、南魚沼きりざいDE愛隊の活動内容や郷土料理の学習、B-1グランプリの様子などを伝えることで、子どもたちから「まちおこし」活動の大切さをわかってもらい、自分たちの地域に誇りをもってもらおうと開かれたもの。 
 講座が開かれた同校は、昨年5月に同隊との田植え交流会、9月には稲刈り交流会が行われ、児童が育てたコシヒカリ30キロがB-1グランプリに使われた。
 この日は5年生16人を前に阿部康弘隊長が、B-1グランプリ出場の決意や「南魚沼きりざい丼」について、B-1グランプリの様子、隊の活動などを紹介。「きりざい丼には魚野川の歴史も入れたかったので鮭を入れて、ご当地野菜のかぐら南蛮もアクセントとして少しだけ入れています」と、きりざい丼について説明するとともに「隊は60人で活動。B-1グランプリはまちおこしのイベントで、昨年10月、福島県郡山市で開かれた本大会では45万人の来場者に南魚沼市を知ってもらうために頑張りました。皆さんも『きりざいキッズ』。南魚沼に誇りを持って、まず勉強をしっかりして、高校生、大学生になったら一緒にPR活動をしましょう」と話した。
 講座の後は「きりざい丼」の試食も行われ、阿部隊長から「きりざいキッズ」認定証が児童に手渡された。


小学校クロカンスキー大会

2015-02-15 | '15魚沼市のニュース

声援受け児童が力走

 

第10回魚沼市小学校クロスカントリースキー大会が2月6日、須原上の山クロスカントリースキーコースで行われ、市内の小学生が日頃の練習の成果を競った。
 この大会には市内の小学校4年生から6年生までの約400人が参加。競技はクラシカルで行なわれ、児童たちは5・6年男子が2・6km、5・6年生女子が1・8km、4年以下男・女が1・2kmのコースを力走した。
 雪の降る天候の中、児童たちはコース脇の父母や先生の声援を受けながらゴールを目指していた。結果は次のとおり(6位まで)。
【4年生以下女子】1・2km《1》須佐珠美(井口・6分28秒7)《2》五十嵐志帆子(広神東)《3》榎本麻央(須原)《4》佐藤友梨(入広瀬)《5》橘敬菜(同)《6》榎本樹里(須原)
【4年生以下男子】1・2km《1》覚張晃(広神東・6分18秒6)《2》森山開斗(伊米ヶ崎)《3》貝瀬敬太(広神東)《4》風間結斗(同)《5》水落拓仁(堀之内)《6》梅田利幸(伊米ヶ崎)
【5年生女子】1・8km《1》山本音和(広神東・8分03秒3)《2》星野美咲(同)《3》樺澤きらり(入広瀬)《4》小山杏寧(宇賀地)《5》鈴木綾(同)《6》皆川彩葉(伊米ヶ崎)
【5年生男子の部】2・6km《1》山本陸央(広神東・11分03秒9)《2》今井謙槙(広神西)《3》榎本颯耶(須原)《4》今井恒輝(広神東)《5》浅井珠璃(入広瀬)《6》金井虹大(広神西)
【6年生女子】1・8km《1》南雲結夏(伊米ヶ崎・7分52秒7)《2》榎本千奈(須原)《3》瀬沼凪紗(広神東)《4》山田歩舟(須原)《5》大島芽依(入広瀬)《6》坂大彩心(広神東)
【6年生男子】2・6km《1》佐藤志海(須原・9分20秒9)《2》山本凪耶(広神東)《3》佐藤祐馬(広神西)《4》市井薪(須原)《5》岡部宇宙(小出)《6》中林拓斗(井口)
【女子リレー】《1》広神東A《2》須原A《3》伊米ヶ崎A《4》入広瀬A《5》宇賀地A《6》同B
【男子リレー】《1》須原A《2》広神東A《3》入広瀬A《4》広神西A《5》小出A《6》井口A


堀之内中学校でダンス発表会

2015-02-15 | '15魚沼市のニュース

3年生が練習の成果披露

堀之内中学校で今年度、小出郷文化会館の「学校訪問ダンスワークショップ」が行われ、2月6日にはワークショップの成果を披露する発表会が開かれた。
 ワークショップは小千谷市上の山のネオンダンスクラブ主宰、篠田崇さんを講師に1月22日と27日に3年生68人を対象に行われた。同校では篠田さんを講師にダンスの授業を行ってきており、3年生は3年間篠田さんからダンスの指導を受けてきた。
 発表会では3年生が8つのグループに分かれて、これまでの練習の成果を披露した。生徒の発表を見終った篠田さんは「全く踊ることのできない生徒がいなかった。3年間でレベルも上がってきており、今日の発表は踊りも早く難しかったが、これまでにないくらい練習の成果が出ていた」と生徒たちのがんばりに笑顔を見せ、発表を終えた生徒からは「自分なりの踊りができました。うまくいったので楽しかった。ダンスは面白い」との声が聞かれていた。

 

熱戦繰り広げた国際雪合戦大会

2015-02-15 | '15魚沼市のニュース

県内外から190チーム参戦

小出雪まつり第27回「国際雪合戦大会」が2月8日、魚沼市干溝の県立響きの森公園、雪のコロシアムで開催され、県内外から参戦したチームが雪上でパフォーマンスと熱戦を展開した。
 今大会には、大人の部172チーム、子供の部18チームの合計190チームが出場。県外からは89チームが参戦した。
 大会は1チーム5人で対戦、各選手男子3ポイント、女子5ポイントの持ち点があり、雪玉が当たるたびに減点、ポイント0で失格となるルール。
 当日は曇り空ながらまずまずの天候となり、会場では4つのコートで一斉に試合が開始され、熱戦が会場を沸かせた。有力チームなどが実力を発揮する中で、趣向を凝らしたコスチュームで会場を楽しませるチームも多く、様々な着ぐるみや、パーマンや怪物くんなどアニメのキャラクターなどの衣装で登場したチーム、勝敗そっちのけで観衆を笑わせるチームなどが会場を訪れた人を楽しませた。
 また、会場には子ども向けの滑り台、雪国の味覚を提供する鳥追洞ゾーンなどが設けられたほか、餅つき大会などイベントも行われ、お笑いタレントの「なべやかん」さんも大会に出場するとともに雪上ステージを盛り上げた。
 大会の結果は、大人の部では「医療法人魚野会A」(魚沼市)が優勝、「Priceless」(同)が準優勝、「湘南台冬将軍・若」(東京都)が3位、「青波Aチーム」(新潟市)が4位となり、子どもの部では「小出剣道スポーツ少年団」(魚沼市)が優勝、「みつわオールスターズ」(同)が準優勝、「日越ブルースカイB」(長岡市)が3位、「同A」が4位となった。実行委員長賞は「チーム水風戦」(神奈川県)、審判長特別賞は「五十沢小5年」(南魚沼市)に贈られた。
 コスチューム写真コンテストでは東京都から参加した「AHOZARU」が優勝、南魚沼市の「チーム456」が2位、京都市の「拳王乱舞」が3位。雪のステージでパフォーマンスやPRをして会場を盛り上げる「JOPPE(じょっぺ)杯」では東京都の「地球探検隊Aチーム」が優勝、埼玉県の「マックスファクター」が2位となった。


エフエム魚沼に予備免許

2015-02-15 | '15魚沼市のニュース


新潟県内で11番目


信越総合通信局(秋本芳徳局長・長野市)は2月12日、魚沼市のコミュニティFMラジオ放送を行うエフエム魚沼株式会社発起人会(瀧澤博忠発起人総代)にコミュニティ放送局の予備免許を付与した。
 コミュニティFM放送は、一つの市町村の一部の地域において、地域の特色を活かした番組や地域住民の参加した番組、緊急を要する情報等を提供することを通じて、地域の振興その他公共の福祉の増進を目的に平成4年月に制度化されたFM放送。
 魚沼市では魚沼青年会議所や市内商工会青年部のメンバーなどの有志による設立準備会が昨年4月に発足され、10月に放送を行うエフエム魚沼株式会社の発起人会が開かれ、11月からは会社設立に向けて出資の募集が行われるなど開局への準備が進められている。
 開局は平成27年12月から28年1月頃の予定。県内のコミュニティ放送局はエフエム魚沼が11番目となる。


母子寡婦福祉雪椿会に寄付

2015-02-15 | '15魚沼市のニュース


新潟ろうきん福祉財団


一般社団法人新潟ろうきん福祉財団では2月12日、ひとり親家庭の生活安定、母子福祉向上に尽力している魚沼市母子寡婦福祉雪椿会(関矢幸子会長・会員44人)に寄付金10万円を贈った。
 同財団は、新潟県労働金庫の創立30周年を記念して1983年に設立。広く県民の暮らしの向上と福祉の増進に役立つことを目的として、毎年県内25店舗の管内1か所ずつの福祉施設や団体などに助成金を贈っている。
 この日は新潟県労働金庫小千谷支店の吉田光善常任推進委員長と石田賢一郎支店長が魚沼市社会福祉協議会を訪れ、関矢会長に寄付金を手渡した。
 関矢会長からは「少ない会費で活動しているので、ありがたく使わせていただきます。市外で行われれる研修会などに参加する際のバス代等に活用させてもらいます」とお礼を述べ、石田支店長は「財団の活動を通じて地域でがんばっている方と知り合い、地域で認知してもらえればありがたい」と話していた。
 魚沼市母子寡婦福祉雪椿会は、戦後、戦争未亡人の会として発足。町村合併に伴い母子会も合併し現在の会となり、各種研修への参加や日常生活支援事業などの活動を通じて会員相互の親睦を図り、魚沼市におけるひとり親家庭の生活安定、母子福祉向上の発展に努めている。


大雪警戒本部設置

2015-02-15 | '15魚沼地域のイベント


魚沼市が2月10日

 

この冬最強クラスの寒気が南下し、2月9日から10日にかけて大雪となった魚沼市では10日10時に「魚沼市大雪警戒本部」を設置した。
 積雪量が増加していることから、事前対策を強化するため設置したもの。10日9時現在の魚沼市内の積雪は堀之内285センチ、小出267センチ、湯之谷307センチ、広神300センチ、守門336センチ、入広瀬326センチ。


大井道夫氏の講演会

2015-02-15 | お知らせ

日本文理高校野球部監督
3月4日

昨年夏の甲子園でベスト4に輝いた日本文理高校野球部監督、大井道夫氏の講演会が3月4日、魚沼市地域振興センターコンベンションホールで開催される。主催は湯之谷商工会。
 大井氏は1941年(昭和16年)生まれ、栃木県出身。投手として栃木県宇都宮工業高校、早稲田大学、社会人野球の丸井で活動した後、86年に新潟文理高等学校(現日本文理高等学校)監督に就任。97年に同校を初の甲子園出場に導き、09年夏には県勢初の準優勝を果たし、昨年夏にもベスト4となっている。甲子園での戦歴は春が出場5回3勝5敗、夏が出場8回8勝8敗。
 講演会は18時開場、18時30分開会で演題は「為せば成る」。入場無料。


25日に料理教室

2015-02-15 | お知らせ


伊米ヶ崎公民館

 

きりざいをメインとした郷土料理の料理教室が2月25日、伊米ヶ崎公民館で開かれる。講師は四日町の田中裕子さん。10時から14時までで参加費は700円。申し込みは18日までに同館《電》792-0082へ。


21、22日に「梅桜寄席」

2015-02-15 | お知らせ


南魚沼市一村尾の梅桜亭


南魚沼市一村尾の梅桜亭(一村尾140)で2月21、22の両日、恒例の「梅桜寄席」が開かれる。
 出演は宝井梅湯さん(前講)、若柳雅康さん(日舞・長唄「雨の四季」)、宝井琴桜さん(講談)、宝井琴梅さん(講談)。
 両日ともに午後1時開演、木戸銭1500円(茶菓子付)。問い合わせは井上智明さん《電》025-777-3018へ。


記者日記

2015-02-15 | 小出郷新聞コラム

次々とやってくる寒波によりなかなか気が抜けない今冬の雪であるが、寒波が一息ついた今週の中ごろは青空も広がり、少しホッとした。今季最強という寒波が南下した際には雪道の運転を強いられていたが、数日好天が続いたため魚沼市内の道路は除雪が進み、道路の雪は無くなった。道幅も広くなってきた▼やはり雪のない道路は運転していて快適。スリップの心配もなく、轍に気を使うことも無い。気分良く県道を走っていた筆者であったが、突然、脇道から車が出てきてドキッとした。雪の無い道路だったので、力いっぱいブレーキを踏むと何とか衝突しないで止まることができた。筆者が走っていた県道のこの場所は下り坂、坂を下ったところがカーブになっていてそこに交差点がある。脇道から出てくる車はただでさえ県道を走る車が見え辛いが、この大雪による雪の壁でさらに見え辛くなっている。突然出てきた車に筆者もびっくりしたが、脇道から出てきた車のドライバーも驚いたことだろう▼以前、自動車学校で行われた雪道安全運転講習を取材した際、指導員は「雪の壁がある見通しの悪い交差点では少しずつ、ゆっくりと出て行く」と指導していた。車を少しずつ出していけば他の車から存在を知ってもらうことができ、出会い頭の衝突を防ぐことができるということ▼一般的に雪国では大雪の時、車はスピードダウンすることから人身事故は少なくなるが、雪によるスリップや見通しが悪くなるため物損事故が増えるといわれている。逆に、雪も落ち着き車が走りやすくなるこれからの時期は人身事故など大きな事故が起こりやすいということで、引き続き注意が求められている▼今冬もまた道路脇には高い雪の壁ができている。道路が走りやすくなったと気を緩めないで、見通しの悪い交差点などでは、危険を予測してスピードを落とす、脇道から出るときは少しずつゆっくりという運転が事故を未然に防ぐことになる。もうしばらくは辛抱が続く。