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魚沼市消防署が救助訓練

2015-02-22 | '15魚沼市のニュース
冬山遭難に適切な対応を



魚沼市消防署では「冬山遭難救助訓練」を2月17日から19日までの3日間、湯之谷地区の慈眼寺山などで実施した。
 魚沼市山岳遭難防止対策協議会の事業として冬山遭難の発生時における実践的な捜索救助技術・救出方法の習得を目的として行われたもので、訓練は、消防署員を3つの班に分けて3日間にわたり実施され19日には小出警察署の署員9人も参加し合同で行われた。
 17日の訓練には消防署員約20人が参加。横山慶一副署長が「今年は降雪量が多く、暖気になると雪崩の発生が危惧される。捜索・救助技術を訓練し有事に備えて欲しい」と訓示した後、署員は身支度を整えるとともに要救助者を乗せる救助用ボートのザイルの結び方などを確認して出発した。
 この日の訓練は、慈眼寺山で雪崩が発生し1人が巻き込まれたという想定で実施され、署員はまず救助用のボートを曳いて斜面を上がる訓練を実施。救助訓練の場所に到着すると、あらかじめ遭難者に見立て雪の中に埋めておいたダミー人形を、救助隊が「ゾンデ」という捜索用の棒を使って捜索する訓練が行われ、署員が一列に並んで棒を雪に刺しながら慎重に進み遭難者を探した。
 二次災害防止のため、雪崩発生時の避難訓練も実施しながら、遭難者が発見されるとスコップで雪を掘り、遭難者をボートに乗せていった。
 また、遭難者を救助用のボートに乗せた後は、山の斜面をロープを使って引き上げたり、下ろしたりする訓練も行われていた。

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