支援通じ深まる交流
JA北魚沼と新ふくしま
4回目の応援セール開催
JA北魚沼では、東日本大震災被災地支援で交流している福島県福島市の「JA新ふくしま」の理事らを迎えて「福島県産野菜応援セール」を7月2、3の両日、魚沼市中原の農産物直売所「うおぬま百菜花ん」で開催した。
JA北魚沼では、大震災の発生により緊急支援物資として組合員から寄せられた約20トンの玄米を、これまでに3回、JA新ふくしまに届けるとともに、出荷制限や風評被害を受けている福島県産の野菜を応援しようと野菜などを買い付け、帰りのトラックに積んで応援セールを行ってきている。
今回のセールは、JA新ふくしまの理事らが福島産の農産物を持参して行われたもの。トラックから下ろされたサクランボ、トマト、ゴーヤなどは早速、2日のお昼には直売所に並べられ、JA新ふくしまの佐藤利松常務理事は「今年のサクランボは出来がよく、玉の張りがよく、粒も大きく、糖度ものっています」と買物客に福島産の農産物をPRしていた。
今回のJA新ふくしま関係者の来訪を受けて、両JAの懇談会も開かれ、支援の継続を確認するとともに、JA直売所への福島コーナーの設置なども提案されていた。
放射線測定器を購入
魚沼市
魚沼市では放射線測定器を購入することにした。県からの貸出に期限が設けられたことや、保護者から学校、保育園などでの測定希望があること、柏崎原発の不測の事態に備えてもので、空間線量測定用と表面汚染測定用各1台を購入する。