井口小学校の6年生が見学
普段間近で見る機会のない工事中の舗装現場を10月1日、井口小学校の6年生が見学した。
見学が行われたのは小出インターチェンジへのアクセス道路として整備が進められ、今月18日には開通前記念イベントの開催も予定されている県道堀之内小出線。今回の見学は舗装工事を行っている福田道路株式会社小出営業所が社会見学として行ったものであるが、井口小の6年生は今年、総合学習で10年後の魚沼市を考える取り組みを行っており、交通関係について調べる良い機会ともなった。
工事現場を訪れた6年生50人は、まず同社の社員から「アスファルトの合材は150度もあるので絶対に触らない」「機械には近づかない」など注意事項と建設中の道路と舗装工事について説明を受けた。
現在建設中の同県道については「新しい道路の長さは1kmで費用は約7億円。1m当たり70万円かかっています」と説明され、新しい道ができるまでの流れも紹介された。
また、舗装工事についてはアスファルトフィニッシャーを使ってダンプで運んできたアスファルト合材を敷き均し、重さが8~12トンあるロードローラーで2、3回踏み固めた後、タイヤローラで6、7回踏み固めて仕上げることなどが説明された。
説明を聞いた児童たちは実際にアスファルトを敷いている現場まで行って見学。興味深そうに工事の様子を見た後、「道路をつくにはどれくらいの期間がかかりますか」など、わからないことを工事の人に質問するなど熱心に道路づくりについて学習。今回の見学で道路を造るにはお金と時間がかかることがわかったことから、それを考えて10年後の魚沼市のプランを考えていくことにしていた。