25日から目黒邸資料館で開催
日本の切り絵の第一人者、関口コウ氏の作品を展示する「関口コウ きり絵の世界」にいがた魚沼展が10月25日から11月9日まで魚沼市須原の目黒邸資料館で開催される。
関口氏は群馬県安中市出身。デザイナーとして活動した後、1975年に切り絵作家となり、サロン・ド・パリ展大賞、群馬県教育香料賞、サージ・マルジス大賞など受賞。88年に同県高崎市に「関口コウきり絵美術館」をオープン。どこか懐かしさを感じさせるモチーフを熟練したカッターの刃で描いていく作風は、日本国内のみならず世界的にも評価が高い。
今回の展覧会は有志による実行委員会が開くもので、魚沼市教育委員会の共催。25日には関口氏が来場し10時からオープニングセレモニーが開かれるほか、11時と14時からは、きり絵体験(小学生以上・参加無料・予約不要)も行われる。
同館の開館時間は9時から16時。入館料は大人200円、子ども(中学生以下)100円。