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魚沼市青島の早津剛さん
雪国の茅葺き民家や原風景を題材に活動を続ける魚沼市青島の画家・早津剛さんが同市清本の「神湯とふれあいの里」に水墨画を寄贈することになり、2月22日に寄贈式が行われた。
オープンから20年余が経過した同施設では今冬、古くなった冷暖房機を更新するとともに浴室などの改修工事を行い21日リニューアルオープンした。
リニューアルオープンを記念して贈られることになった水墨画は、神湯温泉のために早津さんが今年描きあげた「越後三山」。越前和紙を使い、早津さんの自宅から見える冬の三山を描いた120号の大作。
贈呈式ではまず、早津さんが「絵を寄贈するにあたり考えた結果、越後三山を描くことにしました」とあいさつするとともに絵の説明を行った。
続いて早津さんから施設を運営する神湯温泉倶楽部の星千鶴子社長に目録が手渡され、星社長からは「本日ご寄贈いただきました早津先生の越後三山は120号の大作です。この作品が大勢のご来館の皆様に観ていただけることは私どもにとって大きな喜びです」と謝辞を述べた。
贈呈式の後、早津さんは「冬の越後三山はこの地域のシンボル。私の絵とともに、地域の皆さんから色々な所で三山の眺めを楽しんでもらえれば」と話していた。