9/1に山開き実施
中子沢要害山保存会(仮称)では、中子沢
のシンボルともなっている要害山(標高406
m.)に探査路を開設、9/1に山開きを
行う。要害山には、南北朝期から戦国末期頃まで使われてい
たと言われる山砦の遺構が残されており、今も深い空壕や郭
などが当時の姿を偲ばせている。探査路は、「要害山と中世
の遺構をとおして、多くの人たちから中子沢を知ってもらいた
い」との願いから開かれたもの。伐開は平成15年に中子沢共
有地管理会の理解を得て始められ、魚沼市教育委員会の後
援、みちぐさ山の会・みちぐさHC有志らの協力により完成した。
標高差約200m.往復所要時間約70~80分。山開きは中子
沢の羽川荘脇に集合。9時から開山式が行われ、9:45登山
開始。山頂着は10:30頃の予定で、11:30に下山を開始し
羽川荘前で解散する。また、山開き参加者は羽川荘の入浴料
が400円となる。要害山は羽根川中流の要に位置し、西は下
倉城址から小千谷方面を展望し、左手には八海山、中ノ岳、
背後には唐松山、猫岩、上権現堂、下権現堂などの山々を望
むことができ、同会では「山頂までの軽いハイキングで中世の
ロマンに触れ、温泉を楽しんでいただければ」と参加を呼びか
けている。問い合わせは同会発起人の清塚さん(小川印刷内)
792-0908へ。