魚沼検定と新作講談発表会
「魚沼検定と新作講談尾瀬三郎物語発表会」が12月23日、魚沼市地域振興センターで開催された。
主催は湯之谷温泉郷・尾瀬ルート活性化委員会。同委員会では昨年9月から地域の知識人、各集落の人たちの話、各家庭に眠っていた資料等を掘り起こし「地域の宝」として編集した。第1回魚沼検定は、これを活用した魚沼の魅力発信の取り組みの一環として行なわれたもので、同委員会が作成した尾瀬・湯之谷に関するテキストを中心に様々な問題が出題された。
第1回検定には市内外から75人が受験。出題は全部で50問、合格証が発行される80点以上を目指して知恵をしぼった。
採点の結果、44人が80点以上を獲得して合格。98点の最高得点をマークした奥只見郷ネイチャーガイドの貝瀬正俊さん(井口新田)はじめ、96点となった小熊政元さん(佐梨)、田中ミチ子さん(同)らに会場で合格証が贈られた。
また、会場では湯之谷地域に古くから伝承されている「尾瀬三郎伝説」を講談にした新作講談「尾瀬三郎物語」が若手女流講談師・田辺銀冶さんにより披露され、受験者の緊張がほぐされていた。