創立60周年で記念事業
魚沼市広神剣道会（山本慎一会長）は創立60周年記念事業を10月11、12の両日、広神東小学校などで開催した。
同会は昭和29年に薮神村柔剣道振興会として結成され今年で創立60周年を迎えた。この間、２回の町村合併がありその都度名称を改め現在に至っている。
記念事業では11日に三条市在住の教士八段、山田義雄氏による講演「剣道を継続する秘訣～剣道を通して子供達に伝えたいこと～」と記念大会が行われたのをはじめ、12日には山田氏による実技指導、記念式典が行われた。
このうち実技指導には児童、生徒を中心に約30人が参加した。指導は剣道の基本を中心に行われ、山田氏は「竹刀と自分の心が一つになるように素振りをすると強くなる」など子どもたちに話しながら基本練習を繰り返し指導。基本の大切さと発声の大切さを子どもたちに伝えていた。
また、同日広瀬ふれあい会館で開かれた記念式典には約40人が出席。功労者表彰では星野克二氏、本多義雄氏、桐生豊美氏、五十嵐金次氏、小黒範雄氏、中山洋一氏５人が表彰され、開会にあたり山本会長は「現在活躍している子どもたちや指導者、関係者の皆さんと将来の夢や希望を抱き、剣道の普及と本会の発展に微力を尽くすことが60年間築きあげてきた先人や先輩に報いるものと思っています」とあいさつした。
