一年の無事願い
小正月の伝統行事「さいの神」。魚沼市四日町では3連休の最終日となる12日に諏訪神社裏手で行われ、会場は賑わいをみせた。
ドンド焼きなどとも呼ばれるさいの神は、平安時代の左義長(さぎちょう)という宮中の年中行事に由来を持つといわれる。
神社裏手の雪原に作られた雪の土台の上に、地区の小学生が町内をまわって集めた注連飾りやお札、ダルマなどが高く詰まれた。
この日は雪が降る寒い一日となったが10時ころ、さいの神に火が付けられると青空へと炎と煙が高くあがり、会場に集まった人たちはスルメを焼くなどしながら今年一年の無病息災が願っていた。