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魚沼市社協の「地域の茶の間」事業

2016-03-20 | ’16 魚沼市のニュース
実践者向けに講習会



魚沼市社会福祉協議会では、「地域の茶の間事業・実践者向け実技講習会」を3月15日、魚沼市地域振興センターで開催した。
 「地域の茶の間」事業は、魚沼市社会福祉協議会が赤い羽根共同募金の配分金を活用して行っている地域交流活動。平成26年から事業が開始され、現在市内58団体で活動が行われており、28年度からは61団体に増えることになっている。
 講習会には同事業の運営スタッフ約100人が参加した。
 講習会ではまず、新潟県魚沼地域振興局農業振興部と魚沼市農林課から、地域の茶の間事業での「わら細工作り講座」の開催が呼びかけられた。これは魚沼市が受け入れている児童生徒の体験活動の中で、わら細工などの伝統工芸品目の需要が高まってきているが、技能者が少なく大規模な体験受け入れが難しいことから、技能者の育成のため講座を活動に取り入れてもらいたいというもの。
 また、魚沼市地域包括支援センターと魚沼市健康課からは、介護予防や自殺防止についての協力が呼びかけられた。
 この後は、長岡こども福祉カレッジの川本公代さんと瀧澤延子さんにより講義と実技が行われた。
 「レクリエーション」をテーマとした講義では「高齢者はやさしさと思いやりがある一方、自分なりのポリシー、思いがあるので、まず話を聞くことが仲良くなれる方法のひとつ。高齢者が得意なことを発揮できる機会をつくり、集まった人で楽しさを共有できることをやりましょう。ただし、新しいものを理解することが遅い人もいるので、プライドを傷つけないように」とアドバイスされ、続く実技では実際に参加者が簡単なレクリエーションを体験していた。

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