音楽合宿受講生の学校訪問
3月9日から13日まで魚沼市小出郷文化会館で開かれたドイツ・マンハイム州立音楽大学学長ルドルフ・マイスター教授によるピアノ音楽合宿の受講生が11日、井口小学校を訪問、演奏を披露するとともにピアノや作曲家についてのトークを行って子どもたちと交流した。
受講生による学校訪問は昨年から行われており、今回は音楽合宿が20周年を迎えたことを記念してマイスター氏も参加した。
学校訪問には11人の受講生が参加、2学年ずつ3回にわたり演奏が行われた。
音楽合宿のスタッフでピアニストの稲岡千架さんが司会を務め、演奏者や演奏曲を紹介しながらコンサートは進められた。
3、4年生のコンサートでは大学院生やピアノ教師の受講者3人がショパンの「前奏曲」やブラームスの「ワルツ」、ベートーヴェンの「ピアノソナタ」を演奏した。
マイスター氏は「ここに住んでいる若い人たちと知り合えてうれしい。魚沼は自然豊かなところで音楽を勉強することは、色々なインスピレーションを受けることができます」と子どもたちに話した。
子どもたちからは「どうして音楽をやろうと思ったのですか」、「ピアノが上達するコツは」などの質問があり、マイスター氏は「音楽は美しいもので、両親が音楽家だったのでピアノを始めました」、「練習に集中すること。何を練習するかを考えて練習することが大切」と答え、モーツァルトの「ピアノソナタ」を披露した。