魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

メイプルシロップを特産品に

2017-06-24 | 魚沼市市議会選挙2017

入広瀬地区で推進協議会設立


 魚沼市入広瀬地区に豊富にあるイタヤカエデの樹液を活用しメイプルシロップの特産化を目指す「魚沼メイプルプロジェクト推進協議会」の設立総会が6月19日、大白川で開かれた。
 メイプルシロップは、サトウカエデなどカエデ類の樹液を濃縮した甘味料。独特の風味がありホットケーキなどにかけたり、菓子の原料として使用される。
 同協議会は、魚沼市入広瀬地区に豊富にあるイタヤカエデの樹液を活用したメイプルシロップ等の地域特産物づくりによる地域活性化を目的に、大白川生産森林組合、大白川区、NPO法人風小僧、魚沼市、新潟県南魚沼地域振興局らにより設立されたもの。
 総会では、まず南魚沼地域振興局農林振興部林業振興課の飯塚博樹課長が「イタヤカエデの樹液の活用をテーマに協議会を立ち上げることになりました。焦点を絞っていることから目的はぶれないですが、成否がはっきりすることになります。一つひとつの課題を、専門家や先進的に取り組んでいる方の意見を聞きながら解決していきたい」とあいさつした。
 続く議事では規約や平成29年度事業計画、収支予算を決定、会長に浅井萬二大白川生産森林組合長を選出した。
 同協議会では今年度、先進地である村上市大毎地区、山形県金山町への視察を行うのをはじめ、カエデ類の資源量や分布状況の調査、樹液の採取、シロップの試作、生産方法の検証などを行い、次年度以降、商品開発、PR活動を行う計画となっている。
 なお、この日も総会終了後、大白川山ノ神地区などでイタヤカエデの資源量調査が行われた。

福山新田で炭焼き続ける小野塚さん

2017-06-24 | 17'魚沼市のニュー...
夏までに商品の開発も


 炭焼き技術の伝承などを目的に魚沼市が平成25年度から実施している「魚沼!白炭塾」が今年も7月から10月まで4回にわたり計画されているが、小野塚英幸さん(40)は白炭塾の受講を機に炭焼きの魅力に触れ福山新田に移住、今年も炭焼きに汗を流している。
 小野塚さんは長岡市の出身。県内外で調理師として働いてきたが、「山に携わる仕事をやってみたい」と一昨年白炭塾を受講し、昨年4月に福山新田に移住してきた。
 昨年6月に木炭体験施設とは別の場所に白炭の窯を設けた小野塚さん。「窯ごとに癖があるので、体験施設と同じようにやってもうまくいかなかった。試行錯誤の中での作業です」と苦笑い。販売先も不安定で価格も低く収入が少ない炭焼きであるが「自分で売る先を見つけたい。売り先がわかると炭を焼く意欲にもつながる」と販売にも意欲を見せるとともに、「炭の見た目の良さにも注目してもらいたい」と、炭の色々な使い方に目を向けてもらうために、炭焼きを休む夏までに商品を開発し販売することを考えている。
 炭焼きの作業は朝4時から夜の7時頃までときついが「良い炭が出てくるとうれしい。福山の人は人柄が良く、来てよかったと思っています。周りの協力により今の生活が成り立っています」と笑顔を見せていた。

ニューフェイスを激励

2017-06-24 | 17'魚沼市のニュー...

永年勤続従業員を表彰
堀之内商工会


 堀之内商工会(真島慎一会長)では、「ニューフェイス激励会」と「永年勤続従業員表彰式」を6月21日、堀之内商工会館で開催した。
 ニューフェイス激励会は、同会会員事業所の新入社員を激励するため毎年開かれているもので、今回は6社から13人の新入社員が参加した。
 会ではまず、真島会長が「皆さんが就職した企業は堀之内の優良企業です。これから精進され企業のためにがんばってください。永年勤続で表彰されるよう期待しています」とあいさつし、新入社員一人ひとりに記念品を手渡した。
 来賓祝辞に続いて、新入社員を代表して山本優成さんが「ただ今、新入従業員としての心構えや励ましの言葉をいただき身の引き締まる思いです。まだ、分からないことだらけでご迷惑をおかけすることも多いと思いますが一日も早く職場になれ、一人前の従業員となれるよう努力します」と謝辞を述べた。
 引き続き行われた永年勤続従業員表彰式では40年勤続4人、30年勤続9人、20年勤続18人、15年勤続8人、10年勤続38人、5年勤続33人の合計110人を表彰。出席した受賞者に真島会長から表彰状と記念品が手渡され、受賞者を代表して坂西政行さんが「入社当時からご理解ある経営者や先輩、同僚の皆様の温かい励ましにより、今まで無事勤務できました。今後さらに努力し皆様方のご期待に背かないよう心がける所存です」と謝辞を述べた。

小出商工会の「まちゼミ」

2017-06-24 | 17'魚沼市のニュー...
7月の実施に向けセミナー



 小出商工会では、7月に第2回「まちゼミ」を開催することにしており、6月16日には、まちゼミ事業の目的や実施する際のポイントなどを学ぶ「まちゼミセミナー」が商工会館で開かれた。
 得する街のゼミナール、略して「まちゼミ」とは、お店の人が講師となり、プロならではの専門的な知識や情報、コツ、また趣味の楽しみなどを無料で受講者に伝える少人数制のゼミ。
 小出商工会で昨年初めて取り組まれ、16店舗で18講座が開かれて話題となった。今年は7月8日から31日まで19店舗で31講座が行われることになっている。
 セミナーは、参加店に「まちゼミ」事業の目的や概要、各店が「まちゼミ」を実施する際のポイントを学ぼうと愛知県岡崎市の岡崎まちゼミの会代表の松井洋一郎さんを講師に迎えて開かれた。
 松井さんは、まちゼミで得られるものとして「新規顧客との出会い」「離店客の防止」「マーケティング」「学び・自己実現」「良い店としての告知・PR」などを挙げ、応募0人の店をみんなで無くす取り組みとして「SNSで早くから告知して情報をどんどん流す」「仲間の講座を理解して紹介すると全体の受講者が多くなる」「マスコミを利用してPRする」「仲間の店の講座を受講する」等の方法が示されていた。
 セミナーではこの後、出席した参加店が前回からの改善点、誰に来てもらいたいか、どんなアフターフォローをするかを考え「継続してやれる講座を行うことにした」「リラックスできるBGMなどを考えたい」「追加講座もやりたい」など発表していた。