ソリ遊びなど雪国を体験
東京・足立区と姉妹都市提携を結んでいるオーストラリア・ベルモント市の使節団が1月13、14の両日、魚沼市を訪れ雪国体験を行った。
ベルモント市は西オーストラリア州の州都パースの東南、都心から5・8kmに位置している水と緑の豊かな町。昭和59年に足立区と姉妹都市提携を結び、61年からそれぞれの学生によるホームステイを開始し学生交流を行っている。
例年ベルモント市の中学生らによる使節団が足立区を訪れ、交流活動の一環として友好都市提携を結んでいる魚沼市に毎年雪国体験にやってきている。今年は中高生を中心に市議など18人が足立区を訪れ、この日、足立区の職員とともに魚沼市を訪問した。
ゆ~パーク薬師で開かれた歓迎式では、魚沼市の大平悦子市長が「雪国魚沼にようこそいらっしゃいました。魚沼市は足立区と長い間交流をしています。その交流の中で毎年皆さんから魚沼に来ていただいています。今日と明日、雪の中で色々な活動をして楽しんでいってください。ケガをしないように2日間、楽しい魚沼を満喫してください」と歓迎。ベルモント市議で使節団の団長バーニー・ライアンさんが「昨年に続いて2回目の訪問です。歓迎してくださったことに団員を代表して感謝いたします」とあいさつした。
昼食の後は薬師スキー場での雪国体験が行われ、ほとんどが雪国は初めてという使節団の一行はスノーモービルやEボートの試乗やソリ滑りなどを体験し歓声をあげた。
クリストファー・ホイットニーさん(15)は「雪の冷たくて柔らかな感触が面白い。景色もきれいだし、ソリ滑りはスリリングで興奮した」と笑顔で話していた。