UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

芸術の秋近し・・・すてきな現代アートに遭遇してしまうの記・・・

2013-08-31 00:22:19 | 日記

暑い日がまだ続いています
けれども季節は確実に進んでいます

先日、秋が近いなあ、秋は芸術だなあ、
芸術の秋だから、いくら暑くても秋が近づいているはずだから、今日あたり芸術に遭遇するかもしれないなあと思いながら、街中を彷徨しておりましたら、予想通り芸術に遭遇してしまいました

その芸術を撮ったのが今夜の写真です
いつもながらお手数ですがクリックしてご覧いただけると幸いです

おや、この写真のどこが芸術なんだとおっしゃるのですか?
実はこれは現代美実の一分野であるとされている「インスタレーション」の作品なのです

インスタレーションってなんだとおっしゃるんですか、インスタレーションについては、みなさんもよくよくご存知はずです
インスタレーションとはインストールすることであります、インストールの名詞がインスタレーションであります

そんなことを言われてもよう分からんなあ、芸術とインストールとは何の関係があるんやとおっしゃるのですか?
確かにおっしゃるとおりでございます、これは若干分かりにくい関係であります、現代美術の一分野である「インスタレーション」とは何ぞや、その正確な定義を述べるのはGGIには重荷でありますので、ウィキペディアさんの助けを借りることにいたします 

『インスタレーション (英語: Installation art) とは、1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術・・・空間全体が作品であるため、鑑賞者は一点一点の作品を「鑑賞」するというより、作品に全身を囲まれて空間全体を「体験」することになる。鑑賞者がその空間を体験(見たり、聞いたり、感じたり、考えたり)する方法をどのように変化させるかを要点とする芸術手法である。』

どうです、今夜お見せしました写真の光景、見事にこの定義に当てはまっているではありませんか!

あっちこっちに勝手に地面にインストールしてしまった栗坊たちと円錐坊やが意図せず創り出している空間はなんとも伸びやかで気持ちがいいではありませんか!これぞまさに現代アート、インスタレーションであります

栗坊たちの見事に天真爛漫で微妙なバランスの散らばりぶり、そして栗坊たちに取り囲まれて孤独に佇む円錐坊や、この対比がすばらしいアートを生み出しております

作者はいったい誰でありませうか、栗坊たちを地面にインストールさせた(落ち着かさせた)のは誰でありませうか、あの万有引力の発見者ニュートンさんでありませうか、いやニュートンさんは発見しただけでありますので、作者はやはり引力なるものを発明なさった創造主、神さまでありませう

こんなもの何がアートだ、芸術だ、ただ栗の実が地面に転がっているだけのことじゃないかとおっしゃる方、あなたは美とは無縁のお気の毒な方です、さっさと寝ちまってください、えっ?オレは美人と知り合いだとおっしゃるのですか、あなたはまったく分かっていないですねぇ、美と美人はまったくベツモノですよ

などとつい失礼なことを書いてしまいましたが、かつて日本の現代美術界を荒らしまわったあと、超芸術トマソンのほうに遁走してしまった赤瀬川原平氏がどこかで苦言を呈しておられました

「ちかごろはインスタレーションばやりで困ったものだ、なんでもかんでも、そこら辺にばら撒けばインスタレーションだと言うものではない」

まあ、今夜は赤瀬川氏の苦言を若干おそれながら写真を掲載するしだいであります

グッドナイト・グッドラック!

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