UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

我々も役人に大声でしつこく質問できるジャーナリスを必要としている!

2017-05-15 01:30:17 | 日記

4月の末にNPO「国境なき記者団」が世界各国の2017年報道の自由度についてのランキングを発表しました、それによりますと我がニッポンは昨年と同じく72位、G7諸国の中で最下位、米国は43位とされています。

日本は安倍政権になって以来、順位はダダさがり、最近では国連もが疑問視していた特定秘密保護法が制定されてしまったことなどもその一因と考えられますが、その主な原因はGGIの考えるところ、アベ君の幼稚な独裁振りに対するメディア側の目を覆うばかりの自主規制でありませう。米国の場合はトランプ政権による露骨なディア敵視や批判、メデォアの選別などがランキングが低いことの主な原因ではなかと考えられます。

その米国で、最近、トランプ政権の閣僚に執拗に質問しようとした記者が逮捕されるという事件が起きています。

今日の写真はこの事件を報じた朝日新聞(5月12日)の小さな記事を撮ったものです。読みにくいので思いっきり拡大してご覧くになってください

この記事によりますと、5月9日、ウェストバージニア州の議事堂で地元紙の記者がトランプ政権の厚生長官と大統領顧問を追いかけて、政権が公約に掲げているオバマケアの代替案の内容について質問を続けようとしたところ逮捕・拘留されたとのことです。記者は勤務先の新聞社がすぐに保釈金を支払ったためにまもなく保釈されています。

ロイター通信によると当局は「単に質問しようとしただけでなく警護官を押しのけようとした」としていますが、当のダン・ヘイマン記者は、質問に応じない閣僚に粘り強く答を求めるという「自分の仕事をしただけ」と話しているそうです。

この事件について、有力な人権団体である米自由人権協会(ACLU)は「「表現の自由を保障する米憲法への容認できない攻撃である」として「我々は役人に大声でしつこく質問できるジャーナリスㇳを必要としている」と訴えています。

この記事を読んでいましてGGI、米国の場合は確かにトランプ大統領のメディアに対する偏見や干渉のために報道の自由が危険にさらされてはいるけれども、そのような政権の姿勢にたいしてメデイアグ側はしっかりとした抵抗と批判の姿勢を持っていると感じまた。

それに引き替え、いくらアベ政権がいろいろ有形無形の巧妙な圧力をメデァイ側にかけているからとはいえ、メデァアが側がまったくだらしないというか腰抜けであり、米国のメディアにみられる政権に対して断固として批判し抵抗する力をまったく失ってしまっています。

おそらくこのメディア側の政権に対応する姿勢の違いが、日本と米国の報道自由度ランキングの差になっているのでありませう。したがって、日本の報道の自由度ランキングが今後も下がることはあっても上ることないものとGGIは考えます。

日本のメディアのだらしなさの例は、なかでも最近の顕著なる例は、あの「森友問題」に関するメディアの姿勢です。まったく腰が引けています。

たとえば、いつもならこの類の政治家のスキャンダルは週刊誌にとって一番おいしい、おいしすぎるくらの絶好のネタであり、あのアベ坊がヨメサンを通じて関わっていたことの状況証拠は十二分すぎるぐらいに存在しており、自民党やアベ君の熱心な支持者でさえ内心では首相がかかわっていたと思っている事件です。それなのに、原発事後のあとしばらく原発問題その他で競い合うように大活躍していた、GGIがその大きな品無き広告をいつも楽しみにしている「週刊現代」さんも「週間ポスト」さんも、まるで申し合わせたように、このところ「森友」問題に指一本触れておりませぬ。

どうしたことでありませう。現代さんよ、ポストさんよ、何を恐れているのですか?あの朝日新聞さえ、不十分であっても、まだ「森友」問題を細々と報じつ続けているのですよ、しっかりしなさい!

日本のジャーナリス諸氏よ、何を怖がっているのですか?「質問に応じない閣僚に粘り強く答えを求めるという《自分の仕事をしただけ》」という地方紙のヘイマン記者の言葉を、もう一度顎がだるくなるまでしっかりかみしめてください。しっかり《自分の仕事》をしてください!

そして、人獲団体の「我々は役人に大声でしつこく質問できるジャーナリストを必要としている」という訴えが日本にもそっくり当てはまることを、そして日本では大声でしつこく質問できるジャーナリストはもはやほとんど見受けられないという厳しい現実を直視してください。

ところで上記の事件、朝日だけではなく読売、NHK、日経なども報道していましたが米国の人権団体ACLUの訴えている内容に関しては報道の仕方はことなっておりました。

デジタル版によれば、読売とNHKは、《人権団体からは「報道の自由の侵害だ」という批判》と簡単に報じただけ、日経は朝日よりは詳しく「メディアを《人民の敵》と呼ぶトランプ大統領の意向をくんだような警察の対応に、人権団体は危機感を強めている。ACLUは《トランプ政権下で報道の自由が日々むしばまれている。米国にとって今は危険な時代だ》と警鐘を鳴らしている」と報じていました。しかし「我々は役人に大声でしつこく質問できるジャーナリスㇳが必要だ》と言う部分は報じていませんでした。

グッドナイト・グッドラック!

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