
みなさん、むかし、小学校か中学校で「三角形の二辺の和は他の一辺よりも長い」という幾何の定理を習いましたね。
GGIも優に半世紀以上もの間、この定理は真理である、ほんとうであるとマジメに信じて生きてきました。このような定理を信じて生きているからといって、正しく生きていることの保障にはならないのですが、昨日、この定理はほんとうかな?必ずしもそうとは限らないのではないかと思わせる光景に遭遇してしまいました。
今日の写真はこの光景を撮ったものです。どうかクリックしてご覧になり、とくと観察なさってください。
画面に三角形が見えますね、これが疑惑の三角形であります。これが二辺の和は他の一辺よりも長い、という定理は果たして真理なのか、疑わしめる三角形です。
ご覧のようにこの三角形の二辺は総ガラス張りのプリンスホテルさんのビルの輪郭部分により構成されています。残りの、斜め方向の一辺はバローさんという大きなスーパーの建物の屋根の一部により構成されています
この三角形、一見したところ、三角形の二辺の和が他の一辺よりも長そうに見えます。でも良くご覧になってください。この三角形における垂直方向に屹立している一辺はプリンスホテルさんのビルの高さにほぼ一致しておりますからかなりの長さであるといってよいでしょう。100メートル前後はあるかもしれませぬ、なにしろ三十数階回建てですから。
GGIはこの三角形をしばし眺めまわしました。
そして、わが仔細なる観察結果に基づいて、この三角形の垂直方向の一辺は、おそらく他の二辺より長いであろうという結論に達しました。すなわちバローさんの屋根による斜辺の長さは垂直方向の一辺の長さとくらべると格段に短く、したがってこの斜辺の長さと水平方向の一辺の長さを合わせても、とうてい垂直方向の一辺の長さには及ばないと推測されるのです、つまりこの三角形における二辺の和は他の一辺よりも短い::::ウソだとおおわれる方は測量機を用いて実測してくださいませ
大切な蛇足:この日記を書き終えましたら、どこからか声がしました
「アホやなあ、GGIは。二次元と三次元の区別ものつかんのかいな、ほんまにアホや」
なもあみだぶ、なもあみだぶ、なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!