UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ピケティ先生、日本の守銭奴さんたちをどうしたらいいですか?

2017-11-13 01:48:59 | 日記

今日は久方ぶりにおフランスの経済学者ピケティ先生の登場です

もしもしピケティ先生ですか、ボンジュール・ムッシュー、ジャポンから電話しております。私は先生のファンです、GGIと申します。これまで何度かテレビで先生の講義を聴かせていただいて先生のファンになったのです。

そうですか、私のフアンですか、ありがとう・・・日本人は何でも流行を追うだけですぐに飽きてしまいますので、まだ日本に私のファンがいたなんて大感激だなあ、それで今日はどんな御用件ですか?

あのですねえ。先生。今日11月12日の朝日新聞の第一面にこんな記事が出ているのです。見出しは

《企業の現預金 昨年度末、最多211兆円、人件費はほぼ横ばい》

すごいでせう先生、日本の企業は儲けたお金をひたすらため込んで、いまでは企業が持っている現金と預金は総計211兆円にも達しているのですよ、設備投資や正社員を増やすのを抑えてひたすらお金をため込んでいるのです・・・

すごいなあ、それだけため込むとはね、これでは守銭奴資本主義だなあ、それで人件費のほうはどうなっているの?

企業の現預金のほうはアベノミクス前(11年度末)とくらべ3割、48兆円も増えており、株主への配当も5年前とくらべて7割増の20兆円にも達しているのですが、この間、人件費はほぼ横ばい、1%程度増えただけで202兆円に留まっているのです。

そうかあ、世の中にはおカネ腐るほど持っているのにケチな奴ってたくさんいますよねえ、その典型ですね、日本の会社は。金を貯めこんでいて株主にも儲けさせているのに、社員の給料はあげないというわけか、リッパなもんだなあ、日本では労働組合なんてあっても無きに等しいからこういうことが平気で起きるんだ、おフランスであれば、私が所得の大胆な再分配をななんてわざわざ言わなくても、こんなことになっらたすぐにデモ騒ぎですよ。

そうですよねえ・・・日本の勤め人は最近は首になるがこわくて羊のようにおとなしくなっているのです。ところで先生の理論に従えば、所得の再分配のために、企業がため込んだこの211兆円という巨額のお金に税金をかけるべきではないかと思うのでがどうお考えですか、アベノミクスのあいだに儲けたお金なんか、お札をジャンジャン刷りまくって円安に誘導して手にしたあぶく銭ですから、税金かけたってバチは当たらないと思うのですが・・・

そのとおりです、日本の労働者はセ・ラビ、つまり人生こんなものや、仕方がないなんて言っていないでがんばるべきです。もちろんあぶく銭に税金をかけるのは非常に適切です。「守銭奴税」とか「お金ため込み過ぎ税」とでも名付けて税金をかければいいのです。たとえば5%ぐらいの税をければ、211兆の5%で10兆円ぐらいが楽に出てきます。それを貧困対策などに使えばいいのです。保育料や授業料の免除など社会保障や社会福祉のために使えばいいのですよ。なんなら、今後は消費税と守銭奴税を同率とするという制度を作ればいいのです。そうすれば消費税をあげても貧しい人々が困ることはなくなるでありませう。

うわあ。消費税関連守銭奴税ですか!さすがピケティ先生ですね。消費税と守銭奴税の税率を同じするなんて、とってもグッドなアイディアです、

ボクが賢いのが分かったでしょう!

でも、ですねえ、これをどうやって実行するかが難問じゃないですか、守銭奴税には財界から反対の大合唱、財界命の与党も大反対、御用労働組合も大反対、いまや政府の御用銀行と化している日銀も大反対、これではいったい誰が守銭奴ネコに鈴を付けにいくのですか?

GGIさん、なにごとも言いだしっぺが実行するのが正しいのですが、あいにく私はフランス人、だからあなたは日本人であって、そのうえこれまで日本の社会に何の貢献もしてないようですから、人生最後のご奉仕をしてあなたがネコに・・・

エッ私がですか・・・・

なもあみだぶ、なもあみだぶ、なもあみだぶ・・・

今日の写真は11月12日付けの朝日新聞の記事を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

グッドナイト・グッドラック!


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