UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

優柔不断日記・・・びわ湖一周だなんて・・・

2016-02-20 01:39:12 | 日記

先日逝去された女優の原節子さんとGGIはほぼ同じ趣味であります。彼女は読書を愛し泣くことが好きでビールが大好きでナマケルことが大好きと言っていたそうですが、泣くことを除いてほぼ同じであります。ただしGGIは読書を愛しますがあまり実行しておりませぬ

ナマケルことは誰にも負けないつもりですが、先日、ナマケモノにはまったく不向きな計画に付き合わざる得ない事態が生じてしまいました。びわ湖をほぼ歩いて一周するイベントをやるので協力しろ、もちろんGGIも一周しろ、と某知人が命じたのであります

つまり原発反対びわ湖一周でもなるものをこの某知人が考えついたのです。

このところ正直申しまして、川内原発に続き関電の高浜原発3号機が再稼働され、2月の末には高浜原発4号機も再稼動と、脱原発から遠ざかる一方の動きが続いています。

そのうえ昨日の新聞では、運転開始から40年が経過した原発は、福島原発事故後の民主党政権下では原則として廃炉、延長は例外的にしか認めないとされていたのですが、40年がすでに経過している高浜原発1号機と2号機に関して新規制基準に基づく原子力規制員会の審査が進んでおり、運転期間を60年にまで延長することが認められる公算が大きくなったと報じられていました。

このような状況の下で、サボリ名人のGGIがこんなことを申してはあちこちからお叱りの言葉が飛んでくることとは思いますが、反対運動は事実上手詰まりの状態にあると言ってよいでありませう

そんななかで湖東の町で暮らす、温厚なる元お医者さんであったという老紳士がしきりに上述のGGIの某知人に、一度びわ湖一周デモをやろうという話を持ちかけていたのでありました。

GGIなど足もとに及ばぬ実行力抜群、実務能力極めて優秀なるこの知人、「そうです、毎月GGIらといっしょに湖都の市内でやっている脱原発デモのグループを主催団体にして、いろいろなツテを頼って全国によびかけてびわ湖一周デモをやればいいのです、時期は5月の連休、麗しきびわ湖を見たことがない人は観光を兼ねていらっしゃあ~い、と呼びかけるのです」という企画を打ち上げたのです

エッ、びわ湖一周、歩いてまわるんかあ・・・そんなあ・・・GGIにはとってもムリ・・・などと思ったのではありますが、GGIはこの知人に何かとお世話になっておりますので、優柔不断を維持しつつ、こんな手詰まり状態、びわ湖一周してどれほどの意味があるのか少々自信に欠けるのでありますが、まあ、何にもしないよりいいのは確かであろう、と賛意を表しました

その結果、先日、びわ湖一周に向けての第一回謀議が行われました。参加者は言い出しっぺの元お医者さん、上述のGGIの知人、この知人の協力者、それにやや原理主義的でやや過激なる元大学の先生、それにGGI

知人がたたき台を示しました

《高浜原発・大飯原発再稼動反対!2016びわ湖一周デモ》、サブタイトルは《びわ湖を放射能から守ろう!》

そうしましたらやや過激元大学の先生氏が厳しきことをのたまいました。

《もう川内原発も高浜原発も再稼動されてしまったのだから、こんな生ぬるいタイトルはいかがなものか、もっと強い調子が必要ではないのか》

GGIの知人は若干困惑の様子、GGIはこの種の議論、運動論などというやっかいな事柄が絡むような議論はたいていは不毛な水掛け論のようなものになりがちでありますので、さっさと話を決めるべく一刀両断と申しますか即断いたしまして

《わかりました、そうおっしゃるなら、これではいかがですか、「原発全廃!びわ湖一周デモ2016」》

そうしましたら、元お医者さん氏がすぐに賛意を表明、やや過激元大学先生氏も納得いたしました。

しかしながら、再び元大学先生氏が厳しい口調でのたまいました

《「びわ湖を放射能から守ろう」も、何やら消極的な感じ、積極性に欠ける、何かもっと適切なる表現にすべきである、それに「放射能」という表現は不正確、言うなら「放射性物質」ではないのか?》

そこで、ショモないことでもめるのは時間のムダと感じて、再びGGIが即断しました

《「びわ湖を守ろう」というフレーズにはわが湖国の住民は慣れ親しんでいるので良いと思うのですが、お気に召さないのであればこうしましょう。「関電はびわ湖を汚すな!」ではどうですか?》

元大学先生氏は、このフレースがお気に召したようであり再び納得いたしました。

まあ、言い回しを変えたからと言って、何か事態に変化が生じるわけではないよなあ、とGGIは少しばかり自責の念にかられたのではありますが、かようなしだしいで無事、第一回の謀議は終わりました。

サボリでナマケモノのGGIはたいしたことができるわけではなく、さあ、これからどうなることやらと思うのでありますが、あとは優秀なる実務家の知人やその他の活動に熱心なみなさんに頼るのみであります

今日は、びわ湖の全景の写真が見つかりませんでしたので、かわりに今年のびわ湖毎日マラソン(36)のポスターの写真を載せておきます。よろしければクリックしてご覧くださいませ。

グッドナイト・グッドラック!


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