昨日は一日冷たい雨でありましたが、GGIはやんごとなき用事でJRの電車に乗って湖都の郊外へと出かけました。
JRの某駅に降り立ちましたら、タイミングよくすぐにバスがやってきました。これはグッドと思って乗ろうとしましたら、何と行先に「途中」と書いてあるではありませんか!これはどいうことや、ふざけけるな!途中までしか行かないなんて、ヒトをおちょくるのもいいかげんにしろ!デタラメだらけの世の中とはいえ、こんなデタラメが許されてもよいのか!
GGI、若干り心頭に達しかけたのでありますが、真性ジェントルマンでありますので、運転手さんにていなねいな言葉づかい聞いてみました
「あの~このバス、途中までしか行かないのですか?」
「そうです、途中までしか行きません」
「なにか道がふさがれていたり、道路工事でもやっているのですか?」
「いえ、そういうことではありませんが、途中までしか行かないことになっているのです」
「どうしてなんですか?もっと先までいけるのに、お客さんを乗せておいて途中までしか行かないなんて無責任ではありませんか、どうして途中までしか行かないのですか?」
「そうおっしゃっても、とにかくこのバスは途中までしかいかないことになってるです」
「じゃあ、お客さんを乗せておいて途中でみんな降りさせるのですか」
「もちろんそうです」
「そんなことが許されるのですか、じゃあ、途中で降りたくない人はどうしたらいいのですか、もっと先まで行きたい人はどうすればいいのですか?」
「お客さんがどうお考えになろうとご自由ですが、とにかくこのバスは途中までしかいかないのです。途中が終点なのですよ、途中ではいやだという方は、その先は自分で何とかなさってください。お客さん、どうかご理解ください」
「えっ、途中が終点だなんて、・・・そんなアホな話があるのですか、終点があるから途中というものがあるのでしょう?それを途中と終点が同じだななんで・・・これではご理解もクソもないでしょう」
「お客さん、いいかげんにしてくださいよ。アホであろうがマヌケであろうが途中が終点ということになっているのです、嫌なら乗らないでください」
GGIは納得がいきませんでしたので、雨のなか、徒歩で目的地に向かうことにいたしました
バスのほうを振りかえりましたら、途中まででもいいよというお客さんが何人か乗り込んでおりました・・・GGIは心配になりました。あのお客さんたちは途中までいって、そのあとどうするのだろう・・・
今日の写真は「途中」行きのバスを撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ、あなたも途中まで行ってみませんか!
グッドナイト・グッドラック!