昨日の朝も、はやくに電話がかかってきました、大きな明るい声でした
「もしもしGGIさまのお宅でしょうか?朝早くから失礼いたします」
「そうですが、どなたでせうか」
「申し遅れました、私、ナツと申します」
「ナツさん?」
「さようでございます、今日は折り入ってお願いがありますのでお電話をいたしたしだいです」
「ナツさんかあ・・・はは~ん、昨日はアキで今日はナツというわけか・・・ナツさん、GGIはバカではありませぬ、ナツさんよ、君なあ、昨日のオレの日記を見たやろ?」
「さすが慧眼のGGIさんでいらっしゃる、それなら、もうわざわざ申し上げなくてもどういう用件でお電話を差し上げたかお察しがつくと思いますが・・・」
「わかってる、わかってる、今日の午後にでも八重葎庵を訪問したいというのだろう。でもなあ、どうしてわざわざあのアキさんとやらの真似をするのや?」
「どうしてなのかはお分かりのはずです、だってまだ夏ですよ、それなのにあのアキのヤロウ、早々と大きな顔して、《私、小さな秋でございます》などとお澄ましして、GGIに取り入るのが許せないのです」
「ナツ君よ、それほど憤慨することないやろ、みなさんそれぞれ事情があるのやから」
「おっしゃとおりです。ですから、私どもにも事情はあるのです、それで、まだまだ夏であることをはっきり証明しておきたいのです。まだ夏であることをGGIさんにしかと目撃しておいてほしいのです。今日の午後、おうかがいいたしますのでよろしくお願いいたします」
午後、ナツ君はやってきました。彼方にリッパな入道雲がモクモクと湧き出ておりました、確かにまだ夏、昨日の当地の最高気温は34度、まだまだ夏、夏そのものでありました。
今日の写真はこの入道雲クンを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧になってくださいませ、
天空から声が響いてきました
「お~い、GGIのオッサンよ、オレたちは夏の王様、入道雲だせぇぇぇ、まだまだ夏だぜえぇぇ、小さな秋なんて、うろこ雲なんて、まだお呼びじゃないぜぇぇぇ」
みごとに元気な入道雲でありましたので、わがガーデンに展開中の芙蓉さんにも声をかけました
「芙蓉のみなさん、空をご覧ください、みごとな入道雲ですよ」
芙蓉さんたちは空を見上げて、「わあっ、暑そう!」と叫んでおりました
なもあみだぶ、なもあみだぶ、なもあみだぶ
グッドナイト・グッドラック!