今日は、お手数ではありますがまず写真をご覧ください。9月29日の朝日新聞の朝刊と夕刊、一面トップ記事の見出しを撮ったものです。左側が朝刊、右側が夕刊です
2020年東京オリンピックに3兆円、2025年大阪万博に関連費用を含めて約2000億円、驚きますね、財政逼迫なんかはどこへやら、湯水も恥ずかしがるような札束の大判ふるまい・・・
そういえばいつかも似たようなことがありましたね。そうです。およそ半世紀前のことです。
1964年東京オリンピックと1970年大阪万博、オリンピックの数年後に万博・・・そっくりです。
これと同じような風景いつかどこかで見たことがあるような気がするなあ・・・この道はいつか来た道、ああ そうだよ、というわけです。これはまあ「歴史的デジャビュ」(既視感)とも言うべき現象でありませう
ある歴史家が20世紀を顧みて「過剰なる世紀」と述べています。「過剰なる」というのは「過剰な殺戮が行われた」という意味です。かつてブッシュ大統領が9・11テロの報復のためアフガン空爆を決意したとき、テレビで彼がまるで死人のごとく無表情に、「これは21世紀最初の戦争だ」と述べたときのことをGGIはよく記憶しております。この言葉、GGIには少なからずショッキングでありました
「えっ?21世紀最初の戦争ということは、今世紀もまた次々を戦争をやるつもりなのか・・・あの過剰なる殺戮の世紀がやっと終わったというのに・・・」
果たして歴史はくり返すのでありませうか?
そこで問題です。あなたの知性と教養を問う難問です。まじめにお考えになってくださいね。
1964年:東京オリンピック
1970年:大阪万博
2020年:東京オリンピック
2025年:大阪万博
上記の年表を見て、以下に示す様々な事柄のうち正しいと考えられるものに○印をつけなさい
A 歴史はくり返す
B 歴史はくり返さない
C 歴史はくり返すとは限らない
D 歴史はくり返さないとは限らない
E 愚者は歴史をくり返す
F 賢者は歴史をくり返さない
G 愚者が歴史をくり返すとは限らない
H 患者が歴史をくり返さないとは限らない
I 歴史をくり返させることはできる
J 歴史をくり返させないことはできる
K 歴史をくり返させることができるとは限らない
L 歴史をくり返させないことができるとは限らない
M 歴史はひっくり返る
N 歴史はひっくり返らない
O 歴史はひっくり返るとは限らない
P 歴史はひっくり返らないと限らない
M 歴史をひっくり返すことはできる
N 歴史をひっくり返すことはできない。
O 歴史をひっくり返すことができるとは限らない
P 歴史をひっくり返すことができないとは限らない
まだまだ質問したいことはあるのですが、今日はこのへんで失礼いたします
いかがでしょうか、どれが正解かお分りでせうか?エッ、何ですか、歴史に正解はないとおっしゃるのですか!
グッドナイト・グッドラック!