黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

脚なまってれぅー

2012年09月29日 19時26分09秒 | 自転車
9月29日分。

 毎度。昨日の分は珍しく真面目風味な気がしないでもなくやぶさかでもない記事内容になりましたが……ってか長ぇよ。幽霊です。今日はしょーもない話をスーダラといつもの通りに。タグを「自転車」にしているのと、今日が三連休初日で天気もよかったことから、もう何の中身かはお分かりかと思われます。
 ということで、いつもの通りに多摩サイ左岸上流向きの往復トータル65kmコースを走ってきました。ちょっと久々だったので、終点阿蘇神社へのお参りもセットで。今回はほぼ初、ガーミンで休憩以外の全ての走行ログが取れたので、大体正確な走行距離が確認できました。割と高い精度で、67kmぴったりくらいの距離になるようです。……とすると、以前に70kmをかなり超過して走っていた初回の走行は、どんだけ迷って無駄に走ってたんだアレ。
 まあ有り難いことに、今日は天気もよく、風も弱めで、本人の体調もそう悪くない状態、かつ昨日の夜にもそもそ自転車のチェーンにルブを差したり綺麗に拭いたりで、全体で見て結構良い条件で走れました。唯一の難点は、ここのところまとめて距離を走れていなかったので、本人の脚がなまっていたということくらい。それが一番「残念」なわけですが。いやはや。

 とりあえず、本日のお嬢様を一枚。それと、何となくでこれまでのお嬢様の、ほぼ同じアングルで撮っていた写真も二枚。時系列としては、上に行くにつれて新しく、一番下の三枚目が大体初期装備に近い状態です。一枚目だけがデジカメ撮影なので、そこだけ画質が明らかに違うのはご愛敬、ということで。











 前にも似たような状態で「間違い探し」的に並べて貼ったことがありますが、下二枚は写真としてはそのときに使ったヤツの使い回しです。途中から毎度同じようなアングルで撮っていたことに気が付いて、最近では意図的に同じような形で撮っていることも。今日の一枚は露骨に被せて同じように撮ってます。
 一番下と二枚目とでは、違っているのはサドルと、それからタイヤが素のものからパナレーサーに交換されています。あと、二枚目のときはうっかりドリンクのボトルを忘れてきたので、ペットボトルがささってますね。一気に変化しているのが二枚目から一枚目で、サイクルコンピュータがガーミンに変更、ライトも夜間走行用にレザインの光量が強いものに変わり、サドルがもう一回変更されて、それからホイールが変わっています。……金使い杉。
 ただ、凄い人の場合は、最初の構成からフレーム以外全取っ替えなんて状態もちょいちょいある話、というのがロードバイク。そも、上位の人だとフレームセット(フレームと前側のフォーク)で購入して、それ以外のパーツは全て自分で選ぶという、かなりのオリジナル状態になります。最上位のフレームともなると、ジオメトリや剛性をある程度オーダーメイド出来るものもあるそうですし、クロモリならばそれこそハンドメイドの完全オリジナルもあります。奥が深いというべきか、泥沼というべきか。
 さすがに、うちのお嬢様はこれ以上は車体構成の替えようがあまりない……かなとも思ったのですが。やろうと思えば、まだまだ交換自体は可能なんですよ。ハンドル、バーテープ、ステム、シートポスト、ペダル、コンポーネント、チェーン辺りは、まだ素のままですし。今すぐではないにせよ、バーテープはボロボロになってしまえば交換するでしょうし、チェーンも一定距離を走ったら交換が必要になるようです。ペダルもなー、現状がSPD使用ですが、SPD-SLへ切り替えるときには、ペダルとビンディングシューズ両方が交換になるかなー。今のところは、SLへ切り替える予定は無いのですけれども。

 最後に、少しくらいは有意義かもしれない話。イーストンの「EA90 SLX」に交換して、サイクリングロードでの走行は今回が初めてでして。交換してからの帰り道や、東京シティサイクリングのコース試走はストップアンドゴーや渋滞のすり抜けが多く、あまりちゃんと乗り味を集中して見られませんでした。まともに乗り味を意識しながら走れたのは、今回が初回。ということで、少しその辺を。
 交換前のホイールは吊るしに素でセットされていたシマノのWH-R500、フレームはピナレロのFP QUATTRO、タイヤがパナレーサーの「RACE Type A」です。
 交換前に比べて、漕ぎ出しはある程度軽くなり、また漕ぐのをストップしてから止まるまでの距離は大分伸びる感じです。路面状況の伝わりが交換前より鋭敏になった感あり。乗り味はそれなりに硬くなりましたが、極端に硬くて跳ね返されるような印象はありません。多分ですが、本来だと私の脚では跳ね返されてしまうのかもしれませんが、フレームがかなり柔いものなので、そこで相殺してくれているのかも。
 速度の伸びは良くなり、巡航速度までの到達が楽になりました。ただ、ハッキリ言ってしまえば、劇的に変化を感じられたかと言うと、そうでもない印象です。交換直後にも書きましたが、癖が無く、無駄を減らしてくれるタイプの万能ホイールらしいという見方は、今回も変わりませんでした。面白みは無いかもしれませんが、逆に言えばそれはとても扱いやすいということ。カーボンリムではなくアルミリムなので、強度的な面でも扱いに繊細な注意を要するわけではない、というのが有り難いところです。
 なお、今回の走行で初めて気が付いたことが一点あり、これに一番驚いたのですが。走行速度が29km/hを超えた辺りから、ホイールによって前に引っ張られるような感覚が出てきました。私の脚力ではあまりこの感覚が維持できないのですが、交換前のホイールでは無かった感触です。私の常用速度が大体27km/h程度と遅めなため、それよりもう少し頑張ってみたときに、ようやっと「おや?」と感じ取れるくらい。街中のストップアンドゴーでは、速度がここまで至る前に信号に引っかかってしまいます。
 とは言え、遅めの速度帯でもよく回ってくれますし、ストップアンドゴーの状況でこそ漕ぎ出しの軽さは有り難く感じられます。値段に期待するほどの「劇的な」改善は感じ取れないタイプですが、地道なところで支えてくれるホイールといったところ、のような気がしています。

 ではでは。ひゅう、どろん。

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