黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

東方花映塚・基本戦術的思考

2005年09月20日 23時46分41秒 | 東方雑感
9月20日分更新・東方花映塚基本戦術的思考

 まず、東方花映塚の基本的な、いちいち説明しなおさなくても良いよって程度のルールをおさらいしておきます。
 花映塚はこれまでの紅魔郷・妖々夢・永夜抄とは違って、ステージ進行型の縦シューティングではなく、対戦型弾幕シューティングとなっています。このためステージ数(対戦回数)もこれまでの六ステージではなく、何と九回戦まで続行。ルナで九回戦もぶっ続けてると脳みそ溶けます。タイムリミットはこちらの集中力が尽きるまで、ライフポイント制+残機制。こちらのライフがゼロになって敗北した場合でも、その時点で残機がある場合には、その対戦を頭からやり直すことが出来ます。なお、再戦した場合には、相手CPUのレベルが下がります。後半では一回目の対戦だとまず勝てね~ってくらいの状況が頻発するので、往生際悪く何度も再戦しましょう。といったところで、まず基礎中の基礎ルールのおさらいおしまい。

 次、実際にやってみないとよぅ分からんというレベルの、対戦時における把握必須のルールを説明してみます。
 その一、用語について。昨日一昨日の分でキャラの使用感想なんぞを書いてましたが、一部妙なことになっていた可能性があります。その部分はすなわち、チャージアタックについて。花映塚の解説でチャージアタックという言葉を使った場合、二通りの意味合いが存在します。自分のフィールドで現れるチャージアタックの効果と、同時に相手側のフィールドに現れるチャージアタックの効果です。要はまあ、特に意味も無く魔理沙の例をとって説明しますが、魔理沙を自分が使っている場合、チャージアタックを発動させると、自分の側のフィールドでは魔理沙が前方へ貫通レーザーをぶっぱなします。一方、それと同時に相手側フィールドには、チャージ2なら「スターダスト」、チャージ3なら「スターダストレヴァリエ」、チャージ4ならボスアタックを送り込む、もしくは自分のフィールドにいる相手のボスを打ち返すことが出来ます(これをボスリバーサルと言う)。なお、チャージ1の場合は貫通レーザーを発射するだけで、相手側フィールドには何も変化無しとなります。
 その二、チャージアタックに関してもう一つ。チャージ2以上のレベルでチャージアタックを発動した場合、円形に一定範囲内の弾幕を全て打ち消すことが出来ます。チャージ3になると2以上に打消しの範囲が広くなり、チャージ4すなわちボスアタックもしくはボスリバーサルだと画面全体の弾幕が一旦打ち消されることになります。ちなみに、打消しの対象には雑魚敵や幽霊も含まれているので、チャージ4を発動させると一旦自分のフィールドはすっきりリセットされた状態になります。この打消し効果をフル活用する手段が、チャージ2を連発することによる弾幕回避です。追い込まれそうになった場合に、どうにかこうにかチャージ2まで溜めることが出来れば、一時的にですが弾幕を打ち消すことで回避の活路が開けてきます。これを利用して、チャージ2→弾消し→ゲージが溜まるまで我慢→チャージ2……といったような戦法が取れます。と言うか、この手法は後半の対戦では必須。チャージの速い霊夢、ゲージの溜まりやすい魔理沙、もしくはパーフェクトフリーズの防御効果が高いチルノなどが特にフル活用することになるでしょう。
 その三、ボスアタック・ボスリバーサルに関して。花映塚で対戦中に、チャージ4も使っていないのにボスアタックを送り込まれた、もしくは何もしてないのにボスアタックを送り込んだ、もしくは何故かボスリバーサルが発動したなんてことがあるかもしれません。これはスペルポイントが一定数値を超えたために自動的に発動されたもので、そのことが分かっていれば意図的にボスを送り込む、もしくはボスリバーサルを発動させることが可能になります。まずスペルポイントと言うのは、雑魚敵・幽霊を撃ち落したときに出てくる数字のこと。左上にあるボックスの数字ではありません。スペルポイントは雑魚的・幽霊を連鎖して撃破していくことで上昇し、十万、三十万、五十万のタイミングでボスアタック、もしくはボスリバーサルが自動的に強制で発動されます。スペルポイントの連鎖のタイミングは、左上のボックス内に表示される白いバーで表されます。このバーが全部無くなってしまわないように、雑魚的の列、もしくは活性化させた幽霊を撃破していくことで、スペルポイントは上昇していきます。後半になるとたまに「BONUS!」の表示が出ることがありますが、この状態はスペルポイントが上限まで到達したことを示します。この状態を開花宣言なんて言う事がありますが、上限状態を維持している間、ゲージの溜まりが通常よりも早くなります。狙えるようなら、狙ってみましょう。チルノ辺りでやると、かなり極悪に……パーフェクトフリーズ、パーフェクトフリーズ、パーフェクトフリーズ、……。
 その四、忘れてましたが雑魚敵を撃破した際の弾消しについて。雑魚敵もしくは幽霊を撃破した際、青い爆風が発生します。この爆風には弾消し効果があるのですが、但し注意したいのが特定の弾しか打ち消せないということ。白い小弾「だけ」を打ち消すことができ、その他のものは打消しが出来ません。ただ、画面内では白小弾もかなりの数が飛び交っているので、こいつを打ち消せるだけでもかなり楽になります。よって、できるだけ白小弾が密集しているところで雑魚列もしくは活性化させた幽霊を撃破してやれば、かなりの数の白小弾を打ち消すことができ、ついでに打ち消した弾は相手フィールドに送り返してやることが出来ます。弾を打ち消して送り返して、送り返されてきた弾をまた打ち消して送り返して……という打ち合いが、花映塚の激戦におけるありふれた光景となるわけです。チャージ2連打による打ち消し、活性化した幽霊をしばらく「配置」しておいての適宜破壊、雑魚列の動きを見越してタイミングを計っての「点火」、それからゲージを全部使い切ってしまいますがボムの発動などなど、考えうる手は色々ある訳ですね。ちなみに、東方攻略wikiに出ていた基礎技術として、雑魚列の爆風をなぞって前進するという手が紹介されていました。爆風を追っていけば白小弾は進路上に存在しないわけですから、上へ抜けたいときには必須技術になるかも。

 ここまでで紹介した基本ルール諸々を踏まえた上で、基礎的な戦法を解説してみます。対戦開始直後、序盤の戦い方はどんなキャラでもほぼ同じと言えるので、まずは初期段階での展開をここで一括します。序盤の命は、とにかくもスペルポイントを確実に上昇させていくこと、これに尽きます。最初の十万ポイントでボスアタックもしくはボスリバーサル発動となるので、ここで遅れを取ると序盤から回避を強いられてしまい、集中力を持っていかれてしまいます。ただ、気を付けたいのが、こちらのボスアタック発動→直後に相手のボスリバーサル発動→こちらはスペルポイントがまだ十万過ぎでゲージも溜まっていない→よって相手のボスを耐え忍ぶしかない、というような構図が起こりやすいこと。次のボスリバーサル発動はスペルポイント三十万か、チャージ4かのどちらかしかないため、ボスを撃破する以外に手の打ちようが無いという訳です。序盤に送り込まれてくるボスならばまだ、ショットをひたすら叩き込むか、チャージ1アタックを連打することで倒せないこともないのですが、こういうことも起こりうるというのを覚えておいてください。割とあります、こういう事態。なお、ボスの出現にタイムリミットは無いので、延々居座ることも考えられます。
 では、ここからはチャージの早い・遅いの別に、解説を進めていこうかと思います。まずはチャージの早い方を、ウドンゲを例にとって話をしていきます。月の兎さんは自分のフィールドにおけるチャージアタックの威力が高いので、リリーや相手のボスの撃破を狙っていくことがあるでしょう。この場合、チャージ1を連発し、弾消しの必要があるときだけチャージ2を使うことになります。このタイプは自分のフィールドに来たリリー、相手ボスを一刻も早く撃破するか送り返すことを狙っていきます。弾消し効果の無いチャージ1を起点に攻めるので、そのまま行けそうならチャージ1、ちょっと弾幕が濃くなってきそうだな~と思ったらチャージ2、といったように随時選択して撃てるように心構えをしておくと良いでしょう。ちょっと調子が狂ってきた場合には、チャージ1・2を基本としていればゲージには余裕がある筈ですから、ゲージ4まで使ってボスアタックを。この間に体勢を立て直すのが吉かと思います。後は相手のミス待ち。
 ただ、チャージは早いし相手に送り込むチャージアタックの効果は高いけれど、自分側のフィールドにおけるチャージアタックの威力はそんなに高くないというキャラの場合はどうするか。こういうタイプの場合、チャージアタックの使い道はボスアタック中にチャージ2か3を連発して送り込むか、もしくは弾幕打消しのためにチャージ2を連打するかという所になるでしょう。単発でチャージ2を送り込んでプレッシャーをかけるも良し、相手のボスが送り込まれてきた時点でチャージ開始、弾をまかれる前に先んじて打ち消しておくも良し。相手のボスが来た時点での自分のスペルポイントを見て、十万・三十万・五十万のいずれか手前である場合には、どうにか気合で避けるかチャージ2で耐えたいところ。スペルポイントによるボスリバーサルが発動したら、即座にチャージを溜めて相手フィールドへチャージアタックを撃てる限り打ち込んでやるが吉。このタイプは一発が軽いことが多いので、数を重ねて圧倒することで勝機を見出す必要があります。
 引き続いて、チャージの遅いキャラを、魔理沙の例で説明していきます。魔理沙の場合はボスアタックに合わせてチャージ2、チャージ3で畳み掛けるという戦法を基本とします。このため普段はゲージを温存してやる必要があり、よって普段の戦術展開は、チャージ1を基本として攻撃力で押し返すという手になります。ただ、チャージスピードが遅いためにチャージ2のとっさの展開がしにくくなり、ボムを使わされてしまってゲージが空っぽに……という事態が起こりやすい。こうなってしまわないように、魔理沙はエキストラアタックが強めに設定されているので、こちらの流れに強引に引き込むというのが勝負の決め手となります。危険になりそうだと判断した時点で、体勢を立て直すためにチャージ4でのボスアタックを打ち込んでしまうのも良いかも知れません。相手に先んじて動き、相手を火力で圧倒してなぎ払う。いかにリリーとボスとを素早く撃破(ボスならリバーサルも含めて)できるか、相手のフィールドへ攻撃を送り込めるか。要は、火力で撃ち負けたらアカンよ、ということですね。

 以上、三日間に渡って大雑把に花映塚のプレイ雑感その他諸々を載せてみました。まだキャラ別感想で載せていないのが残っていますが、それはまたサイト本体の東方コンテンツに移管する際に追補しておくことにします。と言う訳で、明日からはまたいつも通りの日記更新に戻ることにします~。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:なし
買い:文庫『戦争における「人殺し」の心理学』
途中:文庫『悪霊論』
累積読破:文庫10冊、コミックス22冊
累積購入:27冊

それでは。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。