高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

ごみと私~ごみと歩んだ13年 第4回:アメリカに渡る

2019-11-10 09:00:00 | 連載
香美市香北町 ロータスグラノーラの服部雄一郎です。

第4回:アメリカに渡る

ごみがすっかりおもしろくなった私は、ごみの「海外事情」も見てみたくなりました。
既に30代半ば。
「海外に行くなら、人生のラストチャンス!」と、大慌てで留学準備を進めました
(小さな町の公務員が海外に行けるチャンスと言ったら、もはや退職して留学するよりほかなかったのです)。
早朝勉強の日々が報われて、1年半後、
晴れて「全米一リベラル」と言われるカリフォルニア州バークレーに家族で引っ越すことができました。

「オーガニック」「ゼロ・ウェイスト」「菜食」「エシカル」など、
日本ではまだまだ「ごく一部の例外」のような考え方が、
ごく自然に根づいているバークレーでの2年間は、すばらしいものでした。
大学院では、経済学や環境倫理学などの観点から廃棄物政策を学び、
同時に近隣の廃棄物NGOでインターンをしたり、
授業の一環で「学生コンサルタント」として州の廃棄物部局とプロジェクトをしたりと、
盛沢山な毎日でした(言葉にするとたいそう立派に聞こえますが、
そこは所詮学生―しかも外国人で言葉の不自由な―ですから、大した成果は出ていません)。

カリフォルニア州は、ゼロ・ウェイストを推進する先進地ですが、
移民も多く、教育レベルもまちまちなお国柄、
ごみの分別はわずか3分別ときわめてシンプルです。
コンポスト(生ごみや草木のほか、ピザの紙箱やキッチンペーパーなどもここに入れてOK)、
リサイクル(缶も瓶もペットボトルも段ボールもすべてまとめて入れる)、
ごみ(それ以外のすべて)
の3分別でリサイクル率60%。
対する日本は、どこも10~15分別なのにリサイクル率は20%。
こんなところにも、「几帳面なのになぜか結果を出せない日本人」の辛さを感じた次第です。(つづく)

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2019年11月号より転載しました。

管理人記

を翻訳・出版した服部さんによるエッセイです。
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秋川牧園の 黒豚メンチカツ ~8月の新

2019-11-09 09:00:00 | 新共同購入品
★ 黒豚メンチカツ ★


秋川牧園の黒豚は日本では貴重なバークシャー種100%。
豚肉の中で最上級といわれる おいしい豚肉です。
(下郷農協の黒豚と同じ品種)
福岡県の農場に生産を委託していて
配合飼料は100%植物性飼料で非遺伝子組み換え、
さらにトウモロコシはポストハーベスト無農薬です。

そんな自慢の黒豚のミンチにたっぷりの国産玉ねぎ、
そして秋川牧園の卵と牛乳も加え、衣パン粉で包み込みカラッと揚げました。

加熱済みなので、オーブントースターや電子レンジで温めるだけ!
オーブントースターの場合、750wで9分
電子レンジの場合、500wで2分


大きさもこれくらいでお弁当のおかずにピッタリです。


案外、コショウが効いてました。

( 管理人 )
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池公園の土曜市 高知オーガニックマーケット

2019-11-08 09:00:00 | 生産者をたずねて
秋の1日。
久しぶりに、池公園の土曜市 高知オーガニックマーケットに行ってきました ♪
土といのちの生産者と会える、ほっこりする素敵なマーケットです。


最近は、毎週イベントを企画していて、この日も「ヨガ」と「ハエ叩き作り」が。


お顔を拝見できたのは・・・
岡岩商店の隅田さん


桂フーズの戸田さん


アンディの澤本さん


井上清澄さん


わたなべ農園の渡邉さん


提携店のつきみさん


高知オーガニックマーケットは、
来週16日土曜日8時から
「秋の収穫祭」を開催するそうです。
是非お出かけくださいね。


おいしい食べ物も待ってます

(つきみさんのつくね汁)

( 管理人 )
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G-Placeの ナチュラムーン・タンポン ~7月の新

2019-11-07 09:00:00 | 新共同購入品
★ ナチュラムーン・タンポン(レギュラー)(スーパー) ★
 

憂うつな期間も快適に過ごせるタンポン。
タンポンは体内に入るため安心・安全が求められます。
日本の薬機法に則っている製品の吸収体は全て化学繊維。
並行輸入で海外製のオーガニックコットンタンポンを購入できるものの、
一般の店頭で手軽に購入することはできません。
「日本の女性にも安心安全で快適な タンポンを!」と、
2016年から商品開発に取り組んでできあがりました。
もちろん、国内薬機法で認可を受けてます。

経血量に応じて選べる普通の日用レギュラーと多い日用スーパーの2種類があります。
どちらも、初心者でも使いやすいアプリケータータイプ。

《 ここがうれしい1 》
吸収体はオーガニックコットン100%

使用しているコットンは、オーガニックコットンの中でも最上位にランクされるテキサス州産。
異物残留が少なく、繊維も長く、容易に入手で きない希少コットンです。

《 ここがうれしい2 》
初心者の方でも安心

アプリケーターのサイズが細く、挿入部も長いスレンダーボディーのため挿入しやすく、
またスマートグリップ採用で滑りにくく簡単に快適に使用できます。

《 ここがうれしい3 》
素早くしっかり吸収

吸収体先端にセーフティーホール(くぼみ)を設け、経血を素早く吸収することができます。

子どものときから安心・安全なものを!

※ 写真はすべて、ムソーHPより転載しました
( 管理人 )
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第3世界ショップの ポルトガルワイン・ヴァルドエイロ(白) ~6月の新

2019-11-06 09:00:00 | 新共同購入品
★ ポルトガルワイン・ヴァルドエイロ(白) ★


ポルトガル中北部の大西洋側に位置する温暖なバイラーダ地方にあるヴァルドエイロ農園。
海から50mほど内陸部にあり、日当たりのよい坂道を中心にぶどう畑が広がっているそう。
粘土質の土壌は、場所によって赤、グレー、白と色や土の粘度が異なり、
それぞれに合ったぶどう品種を選んで植えています。

ヴァルドエイロ(白)の原料になるぶどうの品種は、アリント、ビカル、シャルドネ 他。
ヴァルドエイロ農園で栽培されたぶどうのみを使い醸造された、辛口の白ワインです。

桃や杏、南国の果物やハーブを連想させる華やかな香り。
すっきりとした飲み口の中にも複雑でふくよかな味わい。

アルコール度数:11度
酸化防止剤(無水亜硫酸)含有
飲み頃温度:10-12度

すっきりとした味わいのためどんなお料理にも合わせやすく、
きのこのソテーや、ブロッコリーなどの青野菜の温製サラダ、肉じゃがにもよく合います。
また、バイラーダ地方では子豚の丸焼きが有名な郷土料理となっていますので、
豚肉を使ったお料理にはぜったい合うことでしょう。

実はわたし管理人は下戸なので、アルコールに関してはうまく感想が書けません。
申し訳ないです。。。

ワイン好きな方には好評です。
クリスマスや、年末年始のお客様にいかがですか?

( 管理人 )
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ナイキフーズの オーガニック粒マスタード ~6月の新

2019-11-05 09:00:00 | 新共同購入品
★ オーガニック粒マスタード ★


フランス産有機マスタード種子を使ったマスタードです。
芳醇な香りとまろやかな酸味が特徴。


芥子に比べて辛みがおだやかなので
芥子が苦手だと言われる会員さんは、何にでもマスタードを使うそうです。
りんご酢が効いて、私はけっこうすっぱく感じました。

お焼きに~


おでんに~


サンドイッチ、ドレッシング、揚げ物、餃子にも~ おススメ
和風の料理にも意外と合うんですよ。

( 管理人 )
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9年目のありふれた日々 第10回:ワイルド・ローカル・マーケット!

2019-11-04 09:00:00 | 連載
by S. Y.

★ ワイルド・ローカル・マーケット! ★

                                        
今年の1月から高知のご当地スーパー・サニーマートさんの協力のもと、
月に1〜2度の頻度で、「ワイルド・ローカル・マーケット」という
マルシェの企画・運営を手伝っています。
今年は御座に「とさのさと」がリニューアルオープンしたこともあり、
隣接するサニーマートとの間の「とさこみち」という通路をお借りして
30店舗近いお店が出店するマルシェとなっています。

高知は300年以上もの歴史を持つ街路市が今なお活気を持って開催されています。
オーガニックな材料にこだわった土曜市は自信を持って県外からの来客にも勧めています。
安心して買えて、何を食べても美味しい、作り手から直接買うことができる手作り品の数々。
緑に囲まれ風が吹く青空市の楽しさ。
それが「イベント」ではなく、日々の暮らしの中に定着しているところが素晴らしい。
土といのちも同様、環境問題を考える上でも
自然を尊重した暮らしの実践を身近なところで学ぶ場にもなっていると思います。

ワイルド・ローカル・マーケットもまた、
「地球にやさしい生活市」をテーマに新たなコミュニティ、
マルシェという「場」のひとつとして定着していくといいなと思っています。
最近は食べ物のみならず、身につけるものや石けん、食器や雑貨など、
仲間が作っているものを愛用しています。
私は生産者でありアーティストでもあるそれぞれに個性あふれる出店仲間を尊敬しているし、
彼らの作品を日々味わい使うことの豊かさを実感しています。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2019年11月号より転載しました。

管理人記

次回は、11月23日(土)サニーマートとさのさと御座店での開催予定だそうです。
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チャーテ―(ハヤトウリ)の味噌漬け

2019-11-03 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
今が旬のハヤトウリを漬物にして食べてみました!


★ チャーテ―(ハヤトウリ)の味噌漬け ★

《材料》
・ハヤトウリ1個
・味噌100g
・みりん大2
・砂糖大1(分量はお好みで調整して下さい。)

《作り方》
ハヤトウリを縦に4つにカットし、中のわたを取り除きます。
※アクが強い為、手袋をして作業するのがおススメです。

を洗って大さじ2の塩を入れた水に10分程つけてあくを抜きます。


味噌・みりん・砂糖をプラスティックバッグに入れてもみ、
キッチンペーパーで水分を拭き取ったハヤトウリを混ぜ調味液をもみ込みます。


半日~1日程冷蔵で寝かせて完成です。

半日程で食べてみました。
パリパリした食感でご飯のお供におススメです♪


※ この記事は、下郷農業協同組合のフェイスブック2019年10月8日より転載しました。
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天竺舎だより 10月10日記

2019-11-02 09:00:00 | 生産者からのメッセージ


 津野町 天竺舎の雨宮智子です。

やっと秋らしくなって、さわやかな風が
すみきった青空とさわやかな風の吹いた日(10/9!)、
やっと今年の酷暑も去った!と感じられました。
そう言えば、昨年の今頃はイギリスはハワースの丘、ヒースの丘で風に吹かれておりました。
ブロンテ姉妹の暮らしたヒースの丘は あこがれで、あこがれで、
嵐が丘のモデルになった家というのへ行くハイキングコースは、感無量、あの風は忘れません。

風と言えば、同じく昨年訪れたポーランドの収容所跡地を吹きわたる風も忘れられません。
場所はワルシャワから北東へ行ったルブリンという城下街の
郊外にあるルブリン強制収容所(マイダネク収容所ともいうらしい)。
広い草原(300ha近くだとか)のはしの方に、何棟かの収容施設、
奥の方にガス室(ガス室の壁は青く染まっていた…)、遺灰が詰められている慰霊塔、
そして、草原の中を区切るようにある二重の鉄条網の塀、その所々にある監視塔。
このすべての中を吹きぬけていく風…。
無気味でした。
今もちゃんと思い返すと気分が悪くなります。
ちゃんと体験できてよかったです。

(収容所)

ついでに、ポーランド訪問地をもう少し。
ワルシャワから西へ、バルト海に面したGdynia(グディーニャ)という港町。
第2次大戦末期、ソ連軍がポーランドに攻め入ってきます。
ドイツ軍は、ハンニバル作戦というのを実行して人々をドイツ本国へ逃がそうとします。
商船から軍艦まであらゆる船に人々をのせます。
その港がGdyniaでした。
その内の1隻が潜水艦に襲撃され、一万人近い人が亡くなりました。
Gdyniaの沖です(「凍てつく海のむこうに」という本に詳しいです)。
今のGdyniaは大きな港都市。
遊園地や公園もあって、多くの観光客で賑わう明るい都市でした。

Gdyniaの少し東にGdansk(グダンスク又はグダニスク)という大きな古い街があります。
古い街並みは観光客であふれかえっていました。
そのはずれに「第2次大戦博物館」というのがありました。
戦争への流れ、一人の兵士、一人の収容所で殺された人の遺品や写真、
などなど膨大な展示解説がありました。
私は10時の開館と同時にはいって、
空腹と解説判読に頭がボーとして出てきたら午後の3時すぎていました。
正しいとか、誰が悪いとかではなく、何があったのかが述べられたものだと思います。
日本にもあって欲しいです。
謝罪とか保障とかの問題ではなく、
誰が何をしたのかは、きちんと伝えなければいけない、
消えることではないーーとつくづく思ったものです。

ポーランドの歴史は複雑すぎて…あっちからもこっちからも攻められた歴史、
…で、文化はとってもすてきで今も続いている…
またいきたい処です。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2019年11月号より転載しました。
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さあ今日から11月~ ♪

2019-11-01 09:00:00 | 日記


台風19号は米国のハリケーンの基準で、最強レベルの5だったそうです。沢山の河川で堤防
の決壊や氾濫が起き、多くの住宅や高齢者施設が1階を覆う浸水被害がもたらされ、広範囲で大
きな被害がでました。被害の実際を知るたびに人ごとではないと思いますね。被災者の方々に心
よりお見舞い申し上げます。

幸い高知県は、風の強さから、この台風の大きさを感じた位で済みました。ただ、今後「これ
までにないような災害」がどこで起こっても不思議はない状況です。ハザードマップなどをこの
機会に見直し、避難など対策を考えておく必要があります。

最近の天候不順は、これまでの常識を越えています。農作物についても生産者の皆さん大変苦
労されています。私たちは、その苦労の賜をいただいていることを心して食したいものです。

さて、10月から11月、さまざまな行事が目白押しです。秋の日にぜひおでかけください。
少しご紹介しますね。

☆11月2~4日に高知市を中心に開かれる「カーニバル00in高知」
西敷地や帯屋街などで、みそ作りやオーガニックマーケットも。詳しくはHP/FBで。

☆11月4日(月・祝)「まもろう平和・なくそう原発 inこうち Act5」中央公園 10:00~15:10
         チラシ参照。鈴木琴恵さんのジャズピアノコンサート他、マルシェも!

☆11月21日(木) 水俣・ひとり芝居「天の魚(てんのいお)」高知市 蛸蔵14:00~、18:00~

( 運営委員長 丸井美恵子 )

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2019年11月号より転載しました。
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