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いつも岡岩商店を御贔屓いただき
誠にありがとうございます。
干物屋には嬉しく漁師さんには
ツライツライ冬がやってきました。
ようやく気温、湿度が下がり
干物作りにはありがたい気候です。
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夏場も温度を下げ乾燥時間を短縮するなどして
美味しく仕上がるように
工夫して干物作りをしております。
しかし、冬場の干物の味にはかないません。
冬場のように気温、湿度が低いと
鮮度が落ちにくく、
寒風と柔らかな日差しを浴びて
時間をかけて干すので熟成がすすみ
イノシン酸、グルタミン酸等が増え
更に水分が抜け
魚の味もしっかり感じられ美味しくなります。
魚も脂が乗り美味しくなる魚種が多くなります。
これから、
沖ウルメ(ニギス)、
目光(青めエソ)、
釣りウルメ、
サバ河豚の水揚げも増え
人気の干物が続々出てきます。
沖ウルメ、目光は脂が乗って美味しくなりますが、
釣りウルメは脂が抜けて
熟成により美味しくなる魚です。
どちらも高知の冬の代表的な干物です。
寒さに負けず、
岡岩商店は今日も楽しく干物作りをしております。
今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2021年1月号より転載しました。